フッキ2発、ゼニトがバレンシアを下す リヨンは好機を生かせずドロー《CL》

2015.09.17 07:03 Thu
16日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・グループH第1節、バレンシアvsゼニトは、3-2でアウェイのゼニトが勝利した。
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ゼニトは序盤からフッキが躍動した。9分、ダニーを起点としたカウンターで一気に攻め上がると、ペナルティーエリア左からフッキが決め、ゼニトが先制する。フッキが39分に放ったハーフウェーライン付近からの超ロングシュートはわずかにバーを越えるが、前半のうちにリードを広げる。44分、ロングボールをジューバがヘディングで後方に落とし、これをフリーで受けたフッキが強烈な左足のミドルシュートを突き刺した。
しかし、後半になってバレンシアが巻き返す。54分、ジョアン・カンセロが右サイドからクロスを入れると、ヴィツェルをかすめたボールがそのままゴールに決まり、1点差になる。

これで活気づいたバレンシアは、73分に待望の同点弾。ペナルティーエリアの深い位置でパスを受けたアンドレ・ゴメスが切り返し、右足に持ち替えてシュートを放ち、2-2とした。
だが、ゼニトはこの悪い流れを断ち切ることに成功した。76分、ペナルティーアークの右脇からヴィツェルが決め、これが決勝点となる。ゼニトが敵地で好発進を飾った。

グループHのもう1試合、ヘントvsリヨンは1-1に終わった。

ホームのヘントは41分、ボールタッチが大きくなったデヤエヘレが足を伸ばしてボールをキープしようとすると、ゴナロンの足首を踏んでしまい、一発レッド。10人になってしまう。

数的優位のリヨンは、58分にセットプレーからジャレがヘディングで決めて先制する。

だが、10人のヘントは68分にミリチェビッチが同点弾を挙げた。

数的優位を生かしたいリヨンは、終盤にビッグチャンスを得る。途中出場のカルルがフォケにファウルで止められてPKになる。これをラカゼットが蹴るが、GKに止められた。

決定機阻止のフォケが退場して9人になったヘントに対し、リヨンは最後まで勝ち越しを狙うが決めきれず。1-1の引き分けで勝ち点1を分け合っている。

提供:goal.com

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