敵地でスウェーデンに完勝のオーストリア、初の予選突破で2度目の本大会進出決定《ユーロ2016予選》
2015.09.09 06:23 Wed
▽8日にユーロ2016予選グループG第8節のスウェーデン代表vsオーストリア代表がソルナのフレンズ・アレーナで行われ、アウェイのオーストリアが4-1で大勝した。
▽互いにやや硬い入りとなった上位対決は、早い時間帯にスコアが動く。9分、ボックス右で仕掛けたユヌゾビッチがシェルストレームに後から足をかけられてPK獲得。これをキッカーのアラバが冷静にGKのタイミングを外して中央に蹴りこんだ。
▽ホームで先制を許したスウェーデンは11分、ボックス手前右で得たFKをイブラヒモビッチが直接狙うも、枠の右を捉えたシュートは相手GKアルマーの好守に阻まれ、早々の同点弾とはならず。その後もエースにボールを集めて攻撃を組み立てるホームチームだったが、最後のプレーの精度を欠いた。
▽オーストリアの2点リードで迎えた後半はやや中盤が間延びしたことで、オープンな展開に。58分にボックス内でアラバが決定的なシュートを放てば、スウェーデンも左サイドのマルティン・オルソンの攻撃参加を起点にゴールに迫る。64分にはボックス右のベリがゴール至近距離からシュートもこれはGKアルマーのビッグセーブに阻まれた。
▽その後も緊迫感のある攻防が続いた中、後半先にゴールを奪ったのはまたしてもオーストリア。76分、ボックス内でアラバのパスを受けたヤンコが巧みなボディコントロールで前を向き冷静にゴールネットを揺らした。
▽さらにオーストリアは88分にもハルニクがこの試合2点目を奪い、リードを4点に広げた。試合終了間際にはイブラヒモビッチに意地のゴールを許すも、敵地で完勝したオーストリアが同国史上初となるユーロ予選突破を決め、2度目の本大会出場を成し遂げた。
▽スルツキー新体制で2連勝を狙う3位のロシアとプレーオフ圏内進出にわずかな望みを残す5位のリヒテンシュタイン代表が対峙した一戦は、アウェイのロシアが7-0で大勝した。前半半ばにジューバの2戦連続ゴールで先制成功したロシアは、40分にPKを与えた相手DFカウフマンが退場になると、前半のうちに3点を奪い、試合を決定づける。その後、10人の相手を一方的に押し込んだロシアは、ジューバが1人で4ゴールを挙げる大活躍をみせ、敵地で大勝した。この結果、この日敗れたスウェーデンを抜き、2位に浮上した。
▽また、4位のモンテネグロ代表が未勝利で最下位に沈むモルドバ代表のホームに乗り込んだ一戦は、モンテネグロが順当に2-0の勝利を収めた。この勝利で勝ち点を11に伸ばしたモンテネグロは3位のスウェーデンに勝ち点1差に迫っている。
◆ユーロ2016予選・グループG第8節結果
リヒテンシュタイン 0-7 ロシア
モルドバ 0-2 モンテネグロ
スウェーデン 1-4 オーストリア
◆グループG順位表
(勝ち点/試合数/得失点差)
1.オーストリア[22/8/13]
2.ロシア[14/8/13]
3.スウェーデン[12/8/-2]
4.モンテネグロ[11/8/0]
5.リヒテンシュタイン[5/8/-19]
6.モルドバ[2/8/-9]
※同勝ち点で並んだ場合は、当該国同士の対戦結果で順位が決定
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▽ここまで6勝1分けの無敗でグループ首位を走るオーストリアは、今節の勝利で本大会進出が決定する。2位のスウェーデンのホームに乗り込んだ一戦では、アラバやヤンコ、ユヌゾビッチ、アルナウトビッチなどほぼベストメンバーが揃った。▽一方、前節ロシア代表に惜敗したスウェーデンは、同試合でイブラヒモビッチが負傷。だが、首位チームとの重要な一戦に向けて絶対的エースは、短い準備期間の中でコンディションを整えキャプテンマークを巻いて先発でピッチに立った。▽ホームで先制を許したスウェーデンは11分、ボックス手前右で得たFKをイブラヒモビッチが直接狙うも、枠の右を捉えたシュートは相手GKアルマーの好守に阻まれ、早々の同点弾とはならず。その後もエースにボールを集めて攻撃を組み立てるホームチームだったが、最後のプレーの精度を欠いた。
▽一方、前がかりな相手に対して、効果的にカウンターを仕掛けるオーストリアは、38分に追加点を奪う。相手陣内左サイドでフックスがロングスローを入れると、ニアのヤンコが頭でフリックしたボールをファーサイドのハルニクが頭で押し込んだ。勢いづくオーストリアはハーフタイムにかけてアルナウトビッチやハルニクに続けて3点目のチャンスも、ここはGKイサクションがスーパーセーブで後半に望みを繋いだ。
▽オーストリアの2点リードで迎えた後半はやや中盤が間延びしたことで、オープンな展開に。58分にボックス内でアラバが決定的なシュートを放てば、スウェーデンも左サイドのマルティン・オルソンの攻撃参加を起点にゴールに迫る。64分にはボックス右のベリがゴール至近距離からシュートもこれはGKアルマーのビッグセーブに阻まれた。
▽その後も緊迫感のある攻防が続いた中、後半先にゴールを奪ったのはまたしてもオーストリア。76分、ボックス内でアラバのパスを受けたヤンコが巧みなボディコントロールで前を向き冷静にゴールネットを揺らした。
▽さらにオーストリアは88分にもハルニクがこの試合2点目を奪い、リードを4点に広げた。試合終了間際にはイブラヒモビッチに意地のゴールを許すも、敵地で完勝したオーストリアが同国史上初となるユーロ予選突破を決め、2度目の本大会出場を成し遂げた。
▽スルツキー新体制で2連勝を狙う3位のロシアとプレーオフ圏内進出にわずかな望みを残す5位のリヒテンシュタイン代表が対峙した一戦は、アウェイのロシアが7-0で大勝した。前半半ばにジューバの2戦連続ゴールで先制成功したロシアは、40分にPKを与えた相手DFカウフマンが退場になると、前半のうちに3点を奪い、試合を決定づける。その後、10人の相手を一方的に押し込んだロシアは、ジューバが1人で4ゴールを挙げる大活躍をみせ、敵地で大勝した。この結果、この日敗れたスウェーデンを抜き、2位に浮上した。
▽また、4位のモンテネグロ代表が未勝利で最下位に沈むモルドバ代表のホームに乗り込んだ一戦は、モンテネグロが順当に2-0の勝利を収めた。この勝利で勝ち点を11に伸ばしたモンテネグロは3位のスウェーデンに勝ち点1差に迫っている。
◆ユーロ2016予選・グループG第8節結果
リヒテンシュタイン 0-7 ロシア
モルドバ 0-2 モンテネグロ
スウェーデン 1-4 オーストリア
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(勝ち点/試合数/得失点差)
1.オーストリア[22/8/13]
2.ロシア[14/8/13]
3.スウェーデン[12/8/-2]
4.モンテネグロ[11/8/0]
5.リヒテンシュタイン[5/8/-19]
6.モルドバ[2/8/-9]
※同勝ち点で並んだ場合は、当該国同士の対戦結果で順位が決定
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トルコ守護神が後半AT土壇場で魅せた「今大会ベストセーブ」に脚光…敵将ラングニックはゴードン・バンクス引き合いにお手上げ…
トルコ代表をユーロ2024でのベスト8進出に導いた守護神のビッグプレーが脚光を浴びている。 トルコは2日に行われたラウンド16でオーストリア代表と対戦し、2-1で勝利。DFメリフ・デミラルがセットプレーから挙げた2ゴールを最後まで粘りの守備で守り切り、4大会ぶり3度目の8強入りを決めた。 この好ゲームにおいてハイライトのひとつとなったのが、試合終了間際の95分にトルコの守護神メルト・ギュノクが見せた圧巻のファインセーブだった。 土壇場での同点ゴールを目指して前がかったオーストリアはパワープレーの形からボックス左角でクリアボールを拾ったMFアレクサンダー・プラスが浮き球のクロスをゴール前に供給すると、ゴール前で完全にフリーとなったMFクリストフ・バウムガルトナーがピッチに叩きつける渾身のヘディングシュートを枠の左へ飛ばした。 だが、このシュートに驚異的な反射神経で反応したギュノクは、伸びあがる形で右に跳ね上がって右手一本で枠外に強くはじき出すビッグセーブ。ゴールを確信していたバウムガルトナーやオーストリアの選手が頭を抱えた一方、自身の大仕事にエキサイトするギュノクはゴール裏に向けて咆哮すると共に、チームメートからの労いを受けた。 『The xG Philosophy』によると、このシュートのゴール期待値は0.94で、GKが阻止できる可能性はわずかに6%だったが、ギュノクはこの大舞台の土壇場でその極めて難しい仕事をやってのけた。 そのビッグプレーを巡っては、試合後の会見でオーストリア代表を率いるラルフ・ラングニック監督が「ゴードン・バンクスがゴールキーパーなら難しい」と語り、1970年ワールドカップでイングランド代表のレジェンドGKゴードン・バンクスが、ブラジル代表FWペレのヘディングシュートを止めた有名なセーブになぞらえて称賛した。 また、このプレーを切り取った大会公式SNSの投稿にも、「今大会ベストセーブ」といった称賛のコメントが殺到している。 ワールドカップやユーロといったトーナメントでは各チームの守護神のパフォーマンスが非常に重要となるなか、ギュノクは前日に行われたポルトガル代表vsスロベニア代表のPK戦で3本のPKストップという神業をやってのけたポルトガル守護神ジオゴ・コスタと共に、注目を集める存在となった。 <span class="paragraph-title">【動画】2-1の後半ATにギュノクが魅せた圧巻セーブ</span> <span data-other-div="movie"></span> <div id="cws_ad"><blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="und" dir="ltr">Mert Günok's incredible 95th-minute save <a href="https://twitter.com/hashtag/EUROLastMinute?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#EUROLastMinute</a> | <a href="https://twitter.com/Hublot?ref_src=twsrc%5Etfw">@Hublot</a> <a href="https://t.co/N2AImAbc7A">pic.twitter.com/N2AImAbc7A</a></p>— UEFA EURO 2024 (@EURO2024) <a href="https://twitter.com/EURO2024/status/1808266570327634063?ref_src=twsrc%5Etfw">July 2, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 2024.07.03 18:00 Wed5