ベルギーがボスニア・Hを逆転で撃破! ウェールズはベイル決勝弾で首位堅守《ユーロ2016予選》
2015.09.04 06:11 Fri
▽ユーロ2016予選グループB第7節のベルギーvsボスニア・ヘルツェゴビナが、3日にブリュッセルのボードゥアン国王競技場で開催され、ホームのベルギーが3-1で勝利した。
▽立ち上がりから主導権争いが続く中、徐々に中盤のキープ力で勝るベルギーがペースを握っていく。だが、崩しの切り札であるデ・ブライネとアザールの両ウイングと味方との距離が遠く、なかなかフィニッシュまで持ち込むことができない。
▽一方、カウンターから2列目、3列目の持ち上がりを起点に反撃を試みるボスニア・ヘルツェゴビナは、15分にワンチャンスを生かして先制に成功する。相手陣内の右サイドでボールを受けた右サイドバックのムジャザが、そのままボックス内に持ち出して丁寧なクロス。これをボックス中央のゼコがゴール右隅にヘディングで流し込んだ。
▽試合が振り出しに戻ってからは、勢いづくホームチームが押し込む展開となる。30分過ぎにはヴェルトンゲンとアルデルヴァイレルトの両サイドバックの好クロスからルカクに続けて決定機も、エバートンFWはいずれのシュートも枠に飛ばすことができない。それでも、フェライーニを前線に上げて中盤フラットの[4-4-2]に近い前がかりな布陣に変更して攻め続けるベルギーは、前半終了間際の44分にボックス手前中央でヴィツェルからパスを受けたデ・ブライネが見事な右足の反転シュートをゴール右に突き刺し、前半のうちに試合を引っくり返した。
▽互いに選手交代なしで迎えた後半は、ビハインドを追うボスニア・ヘルツェゴビナが、よりリスクを冒して攻撃に出る。積極的にピッチの幅を使って攻めるアウェイチームは、58分に右サイドからのクロスをルリッチが落としたボールをメドゥンヤニンが豪快な左足ダイレクトボレーで合わせる。だが、この強烈なシュートはGKクルトワの鋭い反応に阻まれる。さらに62分にはコンパニの縦パスを高い位置で引っかけたショートカウンターからボックス内のゼコのシュートチャンスも、ここは相手DFのシュートブロックに阻まれた。
▽その後もボスニア・ヘルツェゴビナのペースで試合は進んでいくが、最後の場面で身体を張るベルギーの守備をなかなかこじ開けることができない。72分には左サイドバックのコラシナツを下げてウイングのハイロビッチを投入。この交代でルリッチが1列下がった。
▽防戦一方の状況が続くベルギーは73分に久々の決定機。ボックス右に抜け出したルカクがGKベゴビッチと一対一を迎えるが、ここは絶妙な飛び出しを見せたベゴビッチに軍配。だが、この直後の78分にボックス付近でドリブル突破を仕掛けたアザールがスンジッチのファウルを誘ってPKを獲得。これをアザール自らゴール左隅に決め、試合を決定づける3点目を奪った。
▽試合終盤にかけてはイビセビッチを投入してゴールを目指すボスニア・ヘルツェゴビナに対して、ベルギーが堅守速攻で応戦する形が続くも、クルトワを中心にアウェイチームの攻撃を凌ぎ切ったホームチームが3-1で勝利した。デ・ブライネの1ゴール1アシストの活躍でボスニア・ヘルツェゴビナを退けたベルギーが、グループ2位の座をキープ。一方、敗れたボスニア・ヘルツェゴビナは、同日行われた試合でアンドラに勝利したイスラエルとの勝ち点差が4に開いてしまった。
▽同日行われた首位のウェールズと4位のキプロスの一戦は、アウェイのウェールズが1-0で勝利した。ベルギーを抑えて首位に立つウェールズは、格下相手に主導権を握るが、キプロスの粘り強い守備を前に攻めあぐねた。だが、このまま引き分けかと思われた試合終盤の82分にリチャーズの右クロスをエースのベイルが打点の高い豪快なヘディングで合わせ、土壇場で先制に成功。そして、絶対的エースが挙げた決勝点を最後まで守り切って、首位キープに成功した。
▽また、3位のイスラエルがここまで全敗で最下位に沈むアンドラをホームに迎えた一戦は、序盤からゴールを重ねたイスラエルが4-0で大勝した。
◆ユーロ2016予選・グループB第7節結果
ベルギー 3-1 ボスニア・ヘルツェゴビナ
キプロス 0-1 ウェールズ
イスラエル 4-0 アンドラ
◆グループB順位表
(勝ち点/試合数/得失点差)
1.ウェールズ(17/7/7)
2.ベルギー(14/7/13)
3.イスラエル(12/7/5)
4.キプロス(9/7/0)
5.ボスニア・ヘルツェゴビナ(8/7/-3)
6.アンドラ(0/7/-24)
※同勝ち点で並んだ場合は、当該国同士の対戦結果で順位が決定
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▽今年6月に行われたグループ首位のウェールズとの上位対決を落とした2位のベルギーは、5位のボスニア・ヘルツェゴビナとの勝ち点差が3に縮まり、混戦に巻き込まれている。ホームで必勝を期す今節は、負傷のベンテケに代わってルカクが1トップで起用されたものの、キャプテンのコンパニやエースのアザールら豪華なメンバーが先発で起用された▽一方、前節3位のイスラエルに快勝したボスニア・ヘルツェゴビナは、勝ち点3差に迫るベルギーを撃破で2位浮上のチャンスをうかがった。注目のメンバーでは、先週末に行われたローマvsユベントスでローマに勝利をもたらすゴールを決めたゼコとピャニッチが揃ってスタメン入りを果たした。▽一方、カウンターから2列目、3列目の持ち上がりを起点に反撃を試みるボスニア・ヘルツェゴビナは、15分にワンチャンスを生かして先制に成功する。相手陣内の右サイドでボールを受けた右サイドバックのムジャザが、そのままボックス内に持ち出して丁寧なクロス。これをボックス中央のゼコがゴール右隅にヘディングで流し込んだ。
▽ホームで先制を許したベルギーはすぐさま攻勢を強めていくが、立ち上がり同様に攻め切ることができない。しかし、23分に右CKを得ると、デ・ブライネがアウトスウィングで入れたボールをフェライーニが豪快なダイビングヘッドで合わせ、同点に追いついた。
▽試合が振り出しに戻ってからは、勢いづくホームチームが押し込む展開となる。30分過ぎにはヴェルトンゲンとアルデルヴァイレルトの両サイドバックの好クロスからルカクに続けて決定機も、エバートンFWはいずれのシュートも枠に飛ばすことができない。それでも、フェライーニを前線に上げて中盤フラットの[4-4-2]に近い前がかりな布陣に変更して攻め続けるベルギーは、前半終了間際の44分にボックス手前中央でヴィツェルからパスを受けたデ・ブライネが見事な右足の反転シュートをゴール右に突き刺し、前半のうちに試合を引っくり返した。
▽互いに選手交代なしで迎えた後半は、ビハインドを追うボスニア・ヘルツェゴビナが、よりリスクを冒して攻撃に出る。積極的にピッチの幅を使って攻めるアウェイチームは、58分に右サイドからのクロスをルリッチが落としたボールをメドゥンヤニンが豪快な左足ダイレクトボレーで合わせる。だが、この強烈なシュートはGKクルトワの鋭い反応に阻まれる。さらに62分にはコンパニの縦パスを高い位置で引っかけたショートカウンターからボックス内のゼコのシュートチャンスも、ここは相手DFのシュートブロックに阻まれた。
▽その後もボスニア・ヘルツェゴビナのペースで試合は進んでいくが、最後の場面で身体を張るベルギーの守備をなかなかこじ開けることができない。72分には左サイドバックのコラシナツを下げてウイングのハイロビッチを投入。この交代でルリッチが1列下がった。
▽防戦一方の状況が続くベルギーは73分に久々の決定機。ボックス右に抜け出したルカクがGKベゴビッチと一対一を迎えるが、ここは絶妙な飛び出しを見せたベゴビッチに軍配。だが、この直後の78分にボックス付近でドリブル突破を仕掛けたアザールがスンジッチのファウルを誘ってPKを獲得。これをアザール自らゴール左隅に決め、試合を決定づける3点目を奪った。
▽試合終盤にかけてはイビセビッチを投入してゴールを目指すボスニア・ヘルツェゴビナに対して、ベルギーが堅守速攻で応戦する形が続くも、クルトワを中心にアウェイチームの攻撃を凌ぎ切ったホームチームが3-1で勝利した。デ・ブライネの1ゴール1アシストの活躍でボスニア・ヘルツェゴビナを退けたベルギーが、グループ2位の座をキープ。一方、敗れたボスニア・ヘルツェゴビナは、同日行われた試合でアンドラに勝利したイスラエルとの勝ち点差が4に開いてしまった。
▽同日行われた首位のウェールズと4位のキプロスの一戦は、アウェイのウェールズが1-0で勝利した。ベルギーを抑えて首位に立つウェールズは、格下相手に主導権を握るが、キプロスの粘り強い守備を前に攻めあぐねた。だが、このまま引き分けかと思われた試合終盤の82分にリチャーズの右クロスをエースのベイルが打点の高い豪快なヘディングで合わせ、土壇場で先制に成功。そして、絶対的エースが挙げた決勝点を最後まで守り切って、首位キープに成功した。
▽また、3位のイスラエルがここまで全敗で最下位に沈むアンドラをホームに迎えた一戦は、序盤からゴールを重ねたイスラエルが4-0で大勝した。
◆ユーロ2016予選・グループB第7節結果
ベルギー 3-1 ボスニア・ヘルツェゴビナ
キプロス 0-1 ウェールズ
イスラエル 4-0 アンドラ
◆グループB順位表
(勝ち点/試合数/得失点差)
1.ウェールズ(17/7/7)
2.ベルギー(14/7/13)
3.イスラエル(12/7/5)
4.キプロス(9/7/0)
5.ボスニア・ヘルツェゴビナ(8/7/-3)
6.アンドラ(0/7/-24)
※同勝ち点で並んだ場合は、当該国同士の対戦結果で順位が決定
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マンチェスター・シティのベルギー代表MFケビン・デ・ブライネは、ピッチ外でも周囲を驚かせた。 デ・ブライネは11月19日に新型コロナウイルスの検査で陽性判定を受け、公式戦を4試合欠場した。4日のプレミアリーグ第15節のワトフォード戦で復帰すると、14日に行われた第17節のリーズ・ユナイテッド戦では強烈ミドルを含む2ゴール。完全復活をアピールしていた。 オフに入っても「突き抜けてる」と評されたダサセーターで話題をさらったプレーメーカーは、クリスマスには怪物に仮装してドッキリを計画。「グリンチがクリスマスにやってくる」と、その様子を自身のインスタグラムに公開した。 グリンチとはアメリカではサンタクロースと並んで「クリスマスの代名詞」とされている児童向け絵本に登場する怪物。だが、デ・ブライネの仮装はオオカミのような風貌でかなり本格的だ。 標的となったのはおばあさんや子供たち。物陰に潜み機をうかがい、叫び声とともに姿を見せた。さらには、動画に夢中になっている子供にも背後から近づいて一喝。誰しもが飛び上がって驚き、デ・ブライネだと気付くと「やられた」というような笑顔になった。 見事にドッキリは大成功させたデ・ブライネ。プレー同様、一味違うクリスマスメッセージを届けてくれた。 <span class="paragraph-title">【動画】緑の怪物に仮装し、ドッキリを大成功させたデ・ブライネ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CX6P2CpN0L1/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CX6P2CpN0L1/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Kevin De Bruyne(@kevindebruyne)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2021.12.26 21:30 Sun4
ベルギー代表、クルトワがキャプテンの座を巡って激昂…デ・ブライネ代役をルカクと分担され不服に?
レアル・マドリーのベルギー代表GKティボー・クルトワが、キャプテンの座を巡って怒りを爆発させているようだ。ベルギー『Nieuwsblad』が伝えている。 ベルギー代表はカタール・ワールドカップ(W杯)までキャプテンを務めていたFWエデン・アザールが代表チームから引退し、3月の代表ウィークからはその座をマンチェスター・シティのMFケビン・デ・ブライネが引き継いでいる。 そのデ・ブライネはチャンピオンズリーグ(CL)決勝戦・インテル戦で負傷交代した影響で、17日に行われたユーロ2024予選・グループF第3節のオーストリア代表戦は不在。代わりにインテルのFWロメル・ルカクがキャプテンマークを巻いて先発フル出場した。 クルトワはこの決定が気に入らなかったようで、なんと翌18日夜の全体ミーティングに参加せず。ドメニコ・デデスコ監督はオーストリア代表戦はルカク、20日の第4節・エストニア代表戦をクルトワにキャプテンを任せることで両選手と合意していたものの、クルトワは2試合とも自らが適任だと考えていたという。 怒りに拍車をかけたのが、オーストリア代表戦で1-1のドローに終わったという事実。クルトワは試合後、一部のチームメイトに烈火のごとく厳しい言葉を投げかけたといい、クルトワのこの行為そのものはよくある光景だそうだが、チームの集まりに姿を現さなかったことで、チームメイトたちも試合結果以外で何か不満を抱えていると気づき始めたようだ。 クルトワ本人はオーストリア代表戦で軽傷を負ったとのことで、エストニア代表戦の出場は不透明。この問題の解決はデデスコ監督の対応にかかっているとみられている。 2023.06.19 21:23 Mon5