乾加入が噂されるエイバル、開幕節最多得点でグラナダを下す《リーガエスパニョーラ》

2015.08.25 07:13 Tue

24日のリーガエスパニョーラ開幕節、ロス・カルメネスでのグラナダ対エイバルは3-1でエイバルの勝利に終わった。

フランクフルトの乾貴士の加入が噂されるエイバル。この試合では残留を争うチームとしては圧倒的な選手層を誇るグラナダに押し込まれる展開が続いたが、左サイドバックのルナの持ち上がりを起点として、相手の守備面の問題を突く形で得点を決めていく。

エイバルはまず24分、カウンターを起点としてアドリアンが先制点を記録。ミチェル現マルセイユ監督の息子は、ルナの横パスをペナルティーエリア内で受け、GKイルレタを冷静に破った。エイバルはさらに36分、ルナの折り返しからエスカランテがネットを揺らし、2点リードで試合を折り返す。

後半もグラナダにボールを保持されたエイバルは、50分に失点を許す。途中出場のサクセスの折り返しから、最終ラインに先んじたロッチーナにシュートを決められた。しかし57分には、サルバ・ルイスがルナに足裏を見せながらタックルを仕掛けたとして退場に。エイバルが数的優位に立つ。

その後、10人となったグラナダの攻撃を冷静に跳ね返し続けたエイバルは、68分にCKからアルアバレナがヘディングシュートを突き刺して3点目。逆転は無理と悟ったロス・カルメネスの大多数の観衆が帰路に着く中、試合は終了のホイッスルを迎えている。

なお、この一戦までの9試合で8得点しか決まらなかったリーガ開幕節にあって、エイバルの3ゴールは今節の最多得点に。同チームはレバンテ戦を2-1で制したセルタを得失点差で上回り、クラブ史上初となるリーガ1部の首位の座を手にしている。

提供:goal.com

by 超ワールドサッカー編集部

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