昨季2位のヴォルフスブルク、長谷部&乾先発のフランクフルトを下して白星発進《ブンデスリーガ》
2015.08.17 00:25 Mon
▽16日にフォルクスワーゲン・アレーナで行われたブンデスリーガ第1節のヴォルフスブルクvsフランクフルトは、2-1でホームのヴォルフスブルクが勝利した。長谷部はフル出場。乾は前半のみの出場に終わった。
▽昨季2位と躍進したヴォルフスブルクは、ボルシアMGから加入したクルーゼがトップ下で先発。また、移籍の噂があるデ・ブライネとペリシッチがスタメン出場を果たした。
▽長谷部を右サイドバック、乾を左サイドハーフに置いた[4-4-2]のシステムを採用したフランクフルトが良い入りを見せると、2分にカステグノスの突破からボックス内でパスを受けたセフェロビッチがネットを揺らす。しかし、これはオフサイドの判定を取られ、幸先良くゴールとはならない。
▽すると、試合のペースを掴み始めたヴォルフスブルクが先制点を奪う。13分、左サイドからクルーゼが入れた良質なクロスをファーサイドのペリシッチがヘディングでゴール左に決めた。続く17分にも、ボックス右からペリシッチ、クルーゼとつなぎ、最後は左ポスト付近でボールを受けたドストがゴールに蹴り込み、一気にリードを広げる。
▽2点差とされたフランクフルトだが、すぐさま1点を返す。19分、ボックス右のカステグノスがGKとDFの間に入れたグラウンダーのクロスは逆サイドに流れたが、こぼれ球を拾ったセフェロビッチがクロスを供給。これに飛び込んだレイナルツがヘディングでゴールに突き刺した。その後は互いに攻め合う展開となるも、ヴォルフスブルクの1点リードで試合を折り返す。
▽中盤を厚くしたフランクフルトはボールを保持して敵陣でのプレー機会を増やしていくも、なかなか相手ゴールに迫りきれない。一方のヴォルフスブルクはデ・ブライネとアーノルドを下げ、ハントをトレーシュを投入し、試合を終わらせにかかった。
▽その後は途中出場のゲレツガイアーとワルドシュミッドの際どいシュートをGKカスティールスが確実に防ぎ、ヴォルスフブルクが2-1で勝利。ホームで白星発進した。
▽昨季2位と躍進したヴォルフスブルクは、ボルシアMGから加入したクルーゼがトップ下で先発。また、移籍の噂があるデ・ブライネとペリシッチがスタメン出場を果たした。
▽長谷部を右サイドバック、乾を左サイドハーフに置いた[4-4-2]のシステムを採用したフランクフルトが良い入りを見せると、2分にカステグノスの突破からボックス内でパスを受けたセフェロビッチがネットを揺らす。しかし、これはオフサイドの判定を取られ、幸先良くゴールとはならない。
▽2点差とされたフランクフルトだが、すぐさま1点を返す。19分、ボックス右のカステグノスがGKとDFの間に入れたグラウンダーのクロスは逆サイドに流れたが、こぼれ球を拾ったセフェロビッチがクロスを供給。これに飛び込んだレイナルツがヘディングでゴールに突き刺した。その後は互いに攻め合う展開となるも、ヴォルフスブルクの1点リードで試合を折り返す。
▽迎えた後半、フランクフルトのフェー監督は乾を下げてイグニョフスキを右サイドバックに投入。前線のカステグノスを左サイドに回し、長谷部を中盤に上げた[4-1-4-1]の布陣に変更した。
▽中盤を厚くしたフランクフルトはボールを保持して敵陣でのプレー機会を増やしていくも、なかなか相手ゴールに迫りきれない。一方のヴォルフスブルクはデ・ブライネとアーノルドを下げ、ハントをトレーシュを投入し、試合を終わらせにかかった。
▽その後は途中出場のゲレツガイアーとワルドシュミッドの際どいシュートをGKカスティールスが確実に防ぎ、ヴォルスフブルクが2-1で勝利。ホームで白星発進した。
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