なでしこの歩みを称える佐々木監督「選手たちには誇りを持っている」

2015.07.06 11:33 Mon
女子日本代表は女子ワールドカップ(W杯)決勝で敗れ、連覇はならなかった。準優勝に佐々木則夫監督は、選手たちを誇りに思うと語った。

日本にとっては痛い立ち上がりとなった。16分までに4失点し、佐々木監督は前半のうちに2人を交代。打開を図り前半のうちに1点を返したが、最後は2-5で敗れた。

この展開に指揮官は、「もう一つ立ち上がり、気を引き締めていればとは思う」と話す。だが、「最後まで選手はよく走ってくれた。選手には誇りを持っている」とチームを称えた。

前回W杯での優勝からと、これからについてはこう話した。

「この4年間王者としていろいろプレッシャーがある中でこのステージまで上がってきて、よくやってくれたと思う」

「このファイナルまで来たということは、まずは成功だと思っている。若い世代が入ってきて、さらにパワーアップすることが大事だと思う」

「今日は結果は出なかったが、最後まで諦めないで走るという姿を見せられた」と言う佐々木監督。「選手たちと本当に楽しくサッカーを積み上げられてこられて、本当に幸せだったと思う」と感謝の思いを口にした。
提供:goal.com

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