レーティング:なでしこジャパン 2-1 イングランド女子《カナダ女子ワールドカップ2015》

2015.07.02 10:28 Thu
▽日本時間2日に行われたカナダ女子ワールドカップ2015準決勝でイングランド女子と対戦して2-1で勝利。6日に行われる決勝戦への進出を決め、連覇に王手をかけた。超WSの選手採点結果と寸評は以下のとおり。

▽なでしこジャパン採点
GK
18 海堀あゆみ 6.5
危ない対応も見受けられたが、ビッグセーブでチームを勝利に導く

DF
19 有吉佐織 6.0
積極的に攻め上がって先制点につながるPKを獲得
3 岩清水梓 6.5
イングランドのスピードとフィジカルに熊谷とのコンビでうまく対応

4 熊谷紗希 6.0
立ち上がりは不安定だったものの徐々に本来のパフォーマンスを発揮
5 鮫島彩 6.0
ボディコンタクトでは後手を踏むも体を投げ出すなど粘り強く対応

MF
9 川澄奈穂美 6.0
有吉の攻め上がりを促す動きを見せるなど、チームの歯車になる。決勝点も“アシスト”

6 阪口夢穂 6.0
正確なフィードで先制点の起点になる。パスを散らして流れを作った

13 宇津木瑠美 5.5
相手が中盤を省略してきたため本来のパフォーマンスを見せられなかった

8 宮間あや 6.0
落ち着いてPKを決める。セットプレーでも精度の高いボールを蹴ってチャンスメーク

FW
11 大野忍 6.0
前線からプレスをかけるなど、献身性と積極性を見せた

(→岩渕真奈 6.5)
押し込まれていた中での投入だったが、得意のドリブルで状況を一気に変えた

17 大儀見優季 5.5
厳しいマークに苦しみ起点になりきれなかった

監督
佐々木則夫 6.0
難敵・イングランドに初勝利を挙げて、大会連覇に王手をかける

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
海堀あゆみ(なでしこジャパン)
▽CK時の飛び出しが不安定だった点は修正が必要。しかし今日の試合では64分のシュートをはじき出した場面が象徴するように、彼女のビッグセーブがチームを救った。

なでしこジャパン 2-1 イングランド女子代表
【なでしこジャパン】
宮間あや(前32)【PK】
OG(後47)
【イングランド】
ウィリアムズ(前40)【PK】

※なでしこジャパンが決勝進出

女子ワールドカップの関連記事

国際サッカー連盟(FIFA)は5日、理事会を開催し、2031年、2035年の女子ワールドカップ(W杯)に関して開催要件の概要を発表した。 日本も招致を目指していた女子W杯。2023年にオーストラリアとニュージーランドが共催で開催。2027年はブラジルで開催されることが決定している。 そんな中、FIFAの理事 2025.03.06 15:22 Thu
スペイン女子代表FWジェニファー・エルモソが、自身への合意のないキスにより性的暴行罪でスペインサッカー連盟(RFEF)の元会長だったルイス・ルビアレス氏が有罪判決となった中、控訴する意向を示したという。ロイター通信やAFP通信が伝えた。 事件は2023年の女子ワールドカップで発生。スペイン女子代表が初優勝を果たし 2025.02.21 23:15 Fri
2023年の女子ワールドカップで見事に初優勝を果たしたスペイン女子代表。しかし、その歓喜に水を差す形となってしまったのが当時のスペインサッカー連盟(RFEF)会長のルイス・ルビアレス氏の行動だった。 ルビアレス氏は優勝を祝うセレモニーの中、スペイン女子代表MFジェニファー・エルモソを抱き寄せてキス。しかし、これが 2025.02.20 23:35 Thu
21日、なでしこジャパンでもプレーするリバプールのMF長野風花がKAMO 渋谷店で「FUKA TALK! COPA ICON II EDITION」を開催。女子中高生のプレーヤーなどのファンを迎えて、スパイクのことやアドバイスを送った。 なでしこジャパンの「10番」をつける長野は、FA女子スーパーリーグのリバプー 2024.12.21 23:45 Sat

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly