イングランドに初勝利を挙げたなでしこがアメリカの待つ決勝へ!!《カナダ女子ワールドカップ2015》
2015.07.02 10:27 Thu
▽なでしこジャパンは、日本時間2日に行われたカナダ女子ワールドカップ2015準決勝でイングランド女子と対戦して2-1で勝利。6日に行われる決勝戦への進出を決め、連覇に王手をかけた。
▽オーストラリア女子代表に1-0で勝利したなでしこが、ホスト国のカナダ女子代表を下して勝ち上がってきたイングランドと準決勝で対戦。前回大会で唯一の敗戦を喫した相手のロングボール攻勢に、立ち上がりのなでしこは苦しめられる。
▽それでもイングランドのロングボールに慣れてきたなでしこは、徐々にポゼッションを高めていく。すると32分、右サイドで阪口のロングフィードを受けた有吉がボックス内への侵入を試みる。そして、このプレーに対応したラフェルティに有吉が倒されてPKを獲得。これを宮間が決めて、なでしこが待望の先取点を奪った。
▽ところが39分、右CKの流れから自陣ボックス内で大儀見がホートンを倒したとの判定でPKを献上。やや厳しい判定だったが、これをウィリアムズに決められてしまい、前半を1-1で終えた。
▽迎えた後半もお互いにストロングポイントを前面に押し出した戦いを見せるが、決定機が少なくこう着状態となる。60分頃からはイングランドに押し込まれて立て続けにピンチを迎えるが、なでしこは岩渕の投入を機に流れを引き戻した。
▽それでも試合終盤はイングランドがパワープレーに出たことで、なでしこは再び押し込まれる苦しい時間が続いた。しかし、延長突入かと思われたアディショナルタイム2分にドラマは待っていた。宮間のボール奪取からカウンターを仕掛けたなでしこは、右サイドでボールを受けた川澄がボックス内に走り込む大儀見へアーリークロスを送る。すると、必死の戻りを見せたバセットが足を伸ばしてクロスをカットするが、ボールは無情にもイングランドのゴールマウスへ。最後はクロスバーに当たったボールがゴールラインを越え、日本に歓喜の瞬間が訪れた。
▽結局、そのまま逃げ切りに成功した日本が、アメリカの待つ決勝への進出を決めた。なお、決勝戦は日本時間6日(8:00)に行われ、連覇を目指すなでしこは、2大会連続でアメリカと女王の座を懸けた闘いに挑む。
▽オーストラリア女子代表に1-0で勝利したなでしこが、ホスト国のカナダ女子代表を下して勝ち上がってきたイングランドと準決勝で対戦。前回大会で唯一の敗戦を喫した相手のロングボール攻勢に、立ち上がりのなでしこは苦しめられる。
▽それでもイングランドのロングボールに慣れてきたなでしこは、徐々にポゼッションを高めていく。すると32分、右サイドで阪口のロングフィードを受けた有吉がボックス内への侵入を試みる。そして、このプレーに対応したラフェルティに有吉が倒されてPKを獲得。これを宮間が決めて、なでしこが待望の先取点を奪った。
▽迎えた後半もお互いにストロングポイントを前面に押し出した戦いを見せるが、決定機が少なくこう着状態となる。60分頃からはイングランドに押し込まれて立て続けにピンチを迎えるが、なでしこは岩渕の投入を機に流れを引き戻した。
▽その岩渕は投入直後の72分、左サイドを突破してボックス内の大儀見にグラウンダーの鋭いパスを送ると、73分にはまたも左サイドから今度はカットインして右足を一閃。これは枠を捉えきれなかったが、なでしこが勢いを取り戻していく。
▽それでも試合終盤はイングランドがパワープレーに出たことで、なでしこは再び押し込まれる苦しい時間が続いた。しかし、延長突入かと思われたアディショナルタイム2分にドラマは待っていた。宮間のボール奪取からカウンターを仕掛けたなでしこは、右サイドでボールを受けた川澄がボックス内に走り込む大儀見へアーリークロスを送る。すると、必死の戻りを見せたバセットが足を伸ばしてクロスをカットするが、ボールは無情にもイングランドのゴールマウスへ。最後はクロスバーに当たったボールがゴールラインを越え、日本に歓喜の瞬間が訪れた。
▽結局、そのまま逃げ切りに成功した日本が、アメリカの待つ決勝への進出を決めた。なお、決勝戦は日本時間6日(8:00)に行われ、連覇を目指すなでしこは、2大会連続でアメリカと女王の座を懸けた闘いに挑む。
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