ハラへの処分に不満のサンパオリ「おかしな前例になる」

2015.06.29 18:00 Mon
29日に行われるコパ・アメリカ準決勝ペルー戦を前に、チリ代表のホルヘ・サンパオリ監督はDFゴンサロ・ハラへの出場停止処分への不満をのぞかせた。

準々決勝チリvsウルグアイでウルグアイFWエディンソン・カバーニがハラの顔に手をかけたとして2枚目のイエローカードで退場処分を受けたが、その際のハラの挑発行為や演技と見られる倒れ方が問題視され、同選手には3試合の出場停止処分が下された。今大会中に復帰することは不可能となる。

サンパオリ監督はハラに対する処分の発表前にペルー戦に向けての会見を行ったが、処分が確実視されていた状況で次のように述べた。南米など各国メディアが伝えている。

「これから先、ピッチ上で選手たちに起こったことのすべてを調査するのであれば、訴えが尽きることはないだろう。委員会は毎日開かれなければならなくなる」

「審判のジャッジに基づかない訴えが行われればきりがない。現代のカメラを用いれば、ごく細かいことや悪口などまでが裁かれることになる。ハラの件はおかしな前例になり、これからは誰もが訴えることになる」

いずれにしても、ハラの代役は準備ができていると主張した。

「現状でハラのような選手の穴を埋めるのは難しいが、代役を準備しておくことは監督の義務だ。我々は10人だけのチームではなく、ポジションごとに2人の選手がおり、必要なときにはプレーできるように準備している」

ボリビアを破って2大会連続の準決勝進出を果たしたペルーに対しては警戒する様子を見せている。

「我々がそれほど優位だとは思っていない。ペルーは成長しており、自信を持っている。ウルグアイ以上に攻撃の形を持っているチームだ。スピードのある危険なアタッカー陣をそろえており、カウンターに気をつけなければならない」


提供:goal.com

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