レーティング:オーストラリア女子 0-1 なでしこジャパン《カナダ女子ワールドカップ2015》

2015.06.28 07:21 Sun
▽なでしこジャパンは、日本時間28日早朝に行われたカナダ女子ワールドカップ2015準々決勝でオーストラリア女子と対戦し、1-0で勝利した。この結果、なでしこジャパンが準決勝進出を決めた。超WSの選手採点結果と寸評は以下のとおり。

▽なでしこジャパン採点
GK
18 海堀あゆみ 6.0
オランダ戦のミスを引きずらず、終始安定したセービングを見せた

DF
19 有吉佐織 6.0
後半に入って良い攻撃参加からチャンスに絡んだ
3 岩清水梓 6.5
決勝点をアシスト。前半に1度ミスをした以外は、ほぼパーフェクトな守備だった

4 熊谷紗希 6.5
高い集中力を保ってクリーンシートに貢献
5 鮫島彩 6.0
豊富な運動量でアップダウンを繰り返した。あとはクロスの精度だけだった

MF
9 川澄奈穂美 6.0
終盤はさすがにバテたが、要所でスキルの高さをうかがわせるチャンスメークを披露

6 阪口夢穂 5.5
らしくないイージーミスでピンチを招くなど、本来の出来ではなかった

(→澤穂希 -)

13 宇津木瑠美 6.5
球際の強さを生かして最終ラインの前で防波堤となった。攻撃にもよく絡んだ

8 宮間あや 6.0
疲労からミスが出やすい試合終盤に入ってもプレー精度がほとんど落ちなかった

FW
11 大野忍 6.0
決定的な仕事こそできなかったが、前半に存在感を見せた

(→岩渕真奈 6.5)
ストライカーらしいフィニッシュで値千金の決勝点を決めた

17 大儀見優季 6.0
相手の寄せをものともしないボールキープは健在。前線で起点となった

監督
佐々木則夫 6.5
岩渕の投入で勝利を手繰り寄せた。守備も危なげなかった

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
宇津木瑠美(なでしこジャパン)
▽攻撃面で雑さこそあったものの、守備面の貢献度は特大。とりわけ、フィジカルの強いオーストラリアの攻撃陣に対して、ボールを獲り切る守備ができていたところが素晴らしかった。

オーストラリア女子 0-1 なでしこジャパン
【なでしこジャパン】
岩渕真奈(後42)

※なでしこジャパンが準決勝進出

女子ワールドカップの関連記事

国際サッカー連盟(FIFA)は5日、理事会を開催し、2031年、2035年の女子ワールドカップ(W杯)に関して開催要件の概要を発表した。 日本も招致を目指していた女子W杯。2023年にオーストラリアとニュージーランドが共催で開催。2027年はブラジルで開催されることが決定している。 そんな中、FIFAの理事 2025.03.06 15:22 Thu
スペイン女子代表FWジェニファー・エルモソが、自身への合意のないキスにより性的暴行罪でスペインサッカー連盟(RFEF)の元会長だったルイス・ルビアレス氏が有罪判決となった中、控訴する意向を示したという。ロイター通信やAFP通信が伝えた。 事件は2023年の女子ワールドカップで発生。スペイン女子代表が初優勝を果たし 2025.02.21 23:15 Fri
2023年の女子ワールドカップで見事に初優勝を果たしたスペイン女子代表。しかし、その歓喜に水を差す形となってしまったのが当時のスペインサッカー連盟(RFEF)会長のルイス・ルビアレス氏の行動だった。 ルビアレス氏は優勝を祝うセレモニーの中、スペイン女子代表MFジェニファー・エルモソを抱き寄せてキス。しかし、これが 2025.02.20 23:35 Thu
21日、なでしこジャパンでもプレーするリバプールのMF長野風花がKAMO 渋谷店で「FUKA TALK! COPA ICON II EDITION」を開催。女子中高生のプレーヤーなどのファンを迎えて、スパイクのことやアドバイスを送った。 なでしこジャパンの「10番」をつける長野は、FA女子スーパーリーグのリバプー 2024.12.21 23:45 Sat

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly