コパ・アメリカGS総評
2015.06.24 07:01 Wed
▽日本時間25日早朝より8カ国によるノックアウトラウンドがスタートするコパ・アメリカ。その前に12カ国によって激しい戦いが繰り広げられたグループステージを、各グループごとに振り返りましょう。
◆開催国チリが順当に首位通過
[勝ち点/勝/引/負/得失点]
◎1:チリ[7/2/1/0/7]
◎2:ボリビア[4/1/1/1/-4]
3:エクアドル[3/1/0/2/-2]
4:メキシコ[2/0/2/1/-1]▽初優勝を目指すホスト国のチリがサポーターの大声援に後押しされ、首位通過を果たした。サンパオリ監督に率いられたチームは、3バックと4バックを巧みに使い分け、連動性に優れたサッカーを展開。第2節のメキシコ戦(3-3)こそ打ち合い、ビダルの飲酒運転という不祥事に見舞われたものの、主砲のサンチェスがチームを牽引して初戦のエクアドル戦、第3節ボリビア戦と快勝し、前回王者ウルグアイとの4強を懸けた大一番へ向かう。
▽2位に滑り込んだのは、実に6大会ぶりの勝利を掴んだボリビア。南米最弱とも称される彼らだが、守護神のキニョネスを軸に粘り強い守備を見せ、見事グループステージ突破を果たした。初戦のメキシコ戦を押し込まれながらもゴールレスで凌いだボリビアは、続く第2節エクアドル戦で3-2と接戦を制した。この勝利が決定的となり、第3節チリ戦(0-5)を前に2位が確定した。
▽3位には最終節のメキシコ戦で初勝利を挙げたエクアドルが入ったが、他2グループの3位チームを上回れず、グループステージ敗退に終わった。カイセドやバレンシアといった主力の欠場が響いた格好だ。最下位はゴールドカップを控え、2軍で臨んだメキシコ。1分け2敗と結果は出なかったが、持ち前のパスサッカーは健在でどのチーム相手にも善戦し、層の厚さを示した。
◆アルゼンチンが三つ巴の戦いを制す
◎1:アルゼンチン[7/2/1/0/2]
◎2:パラグアイ[5/1/2/0/1]
◎3:ウルグアイ[4/1/1/1/0]
4:ジャマイカ[0/0/0/3/-3]
▽優勝候補アルゼンチンがウルグアイ、パラグアイとの三つ巴の戦いを制して首位通過を果たした。初戦のパラグアイ戦を2点のリードを保てず暗雲が垂れ込めたアルゼンチンだったが、続くウルグアイ戦をアグエロの決勝弾で競り勝つと、決勝トーナメント進出が決まった中で行われた最終節のジャマイカ戦を1-0と危なげなく制し、順当に首位通過を果たした。メッシを筆頭にまだまだ本調子とは言えない選手が多く、チームとしても機能性にやや欠ける中、コロンビアとベスト4進出を懸けた戦いに臨む。
▽アルゼンチンに次ぐ2位フィニッシュを果たしたのは、ブラジル・ワールドカップ予選で最下位に終わったパラグアイとなった。ラモン・ディアス監督に率いられた今大会のパラグアイは持ち前の堅守が復活。粘り強い戦いを見せながらアルゼンチン、ウルグアイ相手に引き分け、1勝2分けでグループステージを乗り切った。
▽スアレスを欠くウルグアイはやはり得点力に問題を抱えた。ゴディンとホセ・ヒメネスを軸とする守備陣は相変わらずの安定感を見せたものの、カバーニがノーゴールと攻撃陣がまるで機能しなかった。最弱のジャマイカに勝利したことで辛くもベスト8入りしたと言わざるを得ない。そして、初出場のジャマイカは戦前の予想通り、全敗で大会を去った。
【グループC】
◆大混戦の中、セレソンが首位通過
[勝ち点/勝/引/負/得失点]
◎1:ブラジル[6/2/0/1/1]
◎2:ペルー[4/1/1/1/0]※総得点2
◎3:コロンビア[4/1/1/1/0]※総得点1
4:ベネズエラ[3/1/0/2/-1]
▽最終節を前に4カ国が3ポイントで並ぶ大混戦のグループとなった。そんな中で首位通過を果たしたのはやはり王国ブラジル。第2節コロンビア戦後のいざこざでエースのネイマールが出場停止処分を受けた中、前キャプテンのチアゴ・シウバの活躍などでベネズエラを退け、辛くも首位通過となった。とはいえ、カウンター以外に怖さに欠ける現ブラジルが、ネイマールを欠く決勝トーナメントでどこまで勝ち上がれるかは甚だ疑わしいところだ。
▽大混戦のグループの中でコロンビアを抑えて2位通過を果たしたのはペルー。初戦でブラジルに逆転負けを喫したものの、自信を得たチームは続く第2節ベネズエラ戦で相手の退場を生かして辛勝。最終節のコロンビア戦を手堅くゴールレスドローに持ち込み、2位に滑り込んだ。
▽3位でベスト8入りを果たしたコロンビアは、初戦のベネズエラ戦で何もできず最悪のスタートを切った。それでも続くブラジル戦で堅守からのカウンターが甦り、王国を撃破。とはいえ、ブラジル・ワールドカップの雪辱を果たしたチームだが、得点源のファルカオが不調を引きずったままで、得点力不足が顕著となっている。アルゼンチンとのベスト8を乗り越えるには、エースのハメス・ロドリゲスの活躍が必須になってくるだろう。
▽最下位に終わったベネズエラはペルー戦でのアモレビエタの退場が何よりも痛恨だった。厳しい判定ではあったが、ペルー戦で勝ち点を得られればベスト8入りは堅かっただろう。コロンビア戦でのパフォーマンスが秀逸だっただけに惜しい大会となった。
◆準々決勝日程 ※日本時間
▽6月25日(木)
《8:30》
チリvsウルグアイ
▽6月26日(金)
《8:30》
ボリビアvsペルー
▽6月27日(土)
《8:30》
アルゼンチンvsコロンビア
▽6月28日(日)
《6:30》
ブラジルvsパラグアイ
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【グループA】◆開催国チリが順当に首位通過
Getty Images
■順位表■[勝ち点/勝/引/負/得失点]
◎1:チリ[7/2/1/0/7]
◎2:ボリビア[4/1/1/1/-4]
3:エクアドル[3/1/0/2/-2]
4:メキシコ[2/0/2/1/-1]▽初優勝を目指すホスト国のチリがサポーターの大声援に後押しされ、首位通過を果たした。サンパオリ監督に率いられたチームは、3バックと4バックを巧みに使い分け、連動性に優れたサッカーを展開。第2節のメキシコ戦(3-3)こそ打ち合い、ビダルの飲酒運転という不祥事に見舞われたものの、主砲のサンチェスがチームを牽引して初戦のエクアドル戦、第3節ボリビア戦と快勝し、前回王者ウルグアイとの4強を懸けた大一番へ向かう。
▽3位には最終節のメキシコ戦で初勝利を挙げたエクアドルが入ったが、他2グループの3位チームを上回れず、グループステージ敗退に終わった。カイセドやバレンシアといった主力の欠場が響いた格好だ。最下位はゴールドカップを控え、2軍で臨んだメキシコ。1分け2敗と結果は出なかったが、持ち前のパスサッカーは健在でどのチーム相手にも善戦し、層の厚さを示した。
【グループB】
◆アルゼンチンが三つ巴の戦いを制す
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[勝ち点/勝/引/負/得失点]◎1:アルゼンチン[7/2/1/0/2]
◎2:パラグアイ[5/1/2/0/1]
◎3:ウルグアイ[4/1/1/1/0]
4:ジャマイカ[0/0/0/3/-3]
▽優勝候補アルゼンチンがウルグアイ、パラグアイとの三つ巴の戦いを制して首位通過を果たした。初戦のパラグアイ戦を2点のリードを保てず暗雲が垂れ込めたアルゼンチンだったが、続くウルグアイ戦をアグエロの決勝弾で競り勝つと、決勝トーナメント進出が決まった中で行われた最終節のジャマイカ戦を1-0と危なげなく制し、順当に首位通過を果たした。メッシを筆頭にまだまだ本調子とは言えない選手が多く、チームとしても機能性にやや欠ける中、コロンビアとベスト4進出を懸けた戦いに臨む。
▽アルゼンチンに次ぐ2位フィニッシュを果たしたのは、ブラジル・ワールドカップ予選で最下位に終わったパラグアイとなった。ラモン・ディアス監督に率いられた今大会のパラグアイは持ち前の堅守が復活。粘り強い戦いを見せながらアルゼンチン、ウルグアイ相手に引き分け、1勝2分けでグループステージを乗り切った。
▽スアレスを欠くウルグアイはやはり得点力に問題を抱えた。ゴディンとホセ・ヒメネスを軸とする守備陣は相変わらずの安定感を見せたものの、カバーニがノーゴールと攻撃陣がまるで機能しなかった。最弱のジャマイカに勝利したことで辛くもベスト8入りしたと言わざるを得ない。そして、初出場のジャマイカは戦前の予想通り、全敗で大会を去った。
【グループC】
◆大混戦の中、セレソンが首位通過
Getty Images
■順位表■[勝ち点/勝/引/負/得失点]
◎1:ブラジル[6/2/0/1/1]
◎2:ペルー[4/1/1/1/0]※総得点2
◎3:コロンビア[4/1/1/1/0]※総得点1
4:ベネズエラ[3/1/0/2/-1]
▽最終節を前に4カ国が3ポイントで並ぶ大混戦のグループとなった。そんな中で首位通過を果たしたのはやはり王国ブラジル。第2節コロンビア戦後のいざこざでエースのネイマールが出場停止処分を受けた中、前キャプテンのチアゴ・シウバの活躍などでベネズエラを退け、辛くも首位通過となった。とはいえ、カウンター以外に怖さに欠ける現ブラジルが、ネイマールを欠く決勝トーナメントでどこまで勝ち上がれるかは甚だ疑わしいところだ。
▽大混戦のグループの中でコロンビアを抑えて2位通過を果たしたのはペルー。初戦でブラジルに逆転負けを喫したものの、自信を得たチームは続く第2節ベネズエラ戦で相手の退場を生かして辛勝。最終節のコロンビア戦を手堅くゴールレスドローに持ち込み、2位に滑り込んだ。
▽3位でベスト8入りを果たしたコロンビアは、初戦のベネズエラ戦で何もできず最悪のスタートを切った。それでも続くブラジル戦で堅守からのカウンターが甦り、王国を撃破。とはいえ、ブラジル・ワールドカップの雪辱を果たしたチームだが、得点源のファルカオが不調を引きずったままで、得点力不足が顕著となっている。アルゼンチンとのベスト8を乗り越えるには、エースのハメス・ロドリゲスの活躍が必須になってくるだろう。
▽最下位に終わったベネズエラはペルー戦でのアモレビエタの退場が何よりも痛恨だった。厳しい判定ではあったが、ペルー戦で勝ち点を得られればベスト8入りは堅かっただろう。コロンビア戦でのパフォーマンスが秀逸だっただけに惜しい大会となった。
◆準々決勝日程 ※日本時間
▽6月25日(木)
《8:30》
チリvsウルグアイ
▽6月26日(金)
《8:30》
ボリビアvsペルー
▽6月27日(土)
《8:30》
アルゼンチンvsコロンビア
▽6月28日(日)
《6:30》
ブラジルvsパラグアイ
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