エース大儀見が決勝弾! 3連勝のなでしこが貫禄の首位通過《カナダ女子ワールドカップ2015》
2015.06.17 08:32 Wed
▽なでしこジャパンは、日本時間17日に行われたカナダ女子ワールドカップ2015・グループC第3節でエクアドル女子と対戦し、1-0で勝利した。この結果、3連勝のなでしこがグループC首位通過を決めた。
▽前節、カメルーン女子戦を辛くも勝利したなでしこは、2連勝でグループステージ突破を決めた。引き分け以上でグループ首位通過が決定する最終節では、グループ最弱のエクアドルと対戦した。
▽佐々木監督は、この一戦に向けてカメルーン戦から先発7人を変更。最終ラインにはワールドカップ初出場となる北原など、フレッシュなメンバーを起用。また、中盤は2戦ぶりとなる澤の相棒に田中を置き、右サイドに大野、左サイドにキャプテンの宮間。2トップには大儀見と菅澤が入った。
▽立ち上がりから優勢に試合を進めるなでしこが、開始早々に先制ゴールを奪う。開始5分、左サイドで宮間が上げたクロスをニアに走り込んだ菅澤が身体に当ててゴール前に流す。これに反応した大儀見が詰めたDFより先にボールを押し込んだ。
▽幸先良くリードを奪ったなでしこは、果敢に追加点を狙っていく。有吉と鮫島の両サイドバックが常に高い位置を取るなど、強気な姿勢で相手を押し込むなでしこは、16分に2点目のチャンスを迎える。ボックス右で仕掛けた有吉が相手DFの股を抜く技ありのドリブル突破から柔らかなマイナスのクロスを上げる。これをゴール前に飛び出した宮間がダイビングヘッドで合わせるが、このシュートは相手GKが何とか触り、クロスバーを叩いた。
▽迎えた後半、佐々木監督はやや試合に入り切れていなかった北原をハーフタイムでベンチに下げて、上尾野辺を左サイドバックに投入した。この交代でボランチの田中がセンターバックに下がり、左サイドハーフの宮間がボランチ、左サイドバックの鮫島が1列前にポジションを上げた。
▽後半の入りもボールを保持して相手を押し込むなでしこだったが、失点後も前がかりにならず、自陣で守備を固める相手の堅守に手を焼いた。この停滞ムードを受けて、佐々木監督は75分に大野を下げてワールドカップ初出場の永里、80分には足をつった菅澤に代えて負傷明けの岩渕をピッチに送り込んだ。なお、この交代で永里と大儀見が同時にピッチに立ち、日本史上初となるワールドカップでの姉妹共演が果たされた。
▽試合終盤にかけては岩渕の積極的な仕掛けを武器に再三相手ゴールに迫ったなでしこだったが、85分に大儀見とのワンツーでボックス右に抜け出した岩渕の決定的なシュートは相手GKのファインセーブに阻まれた。それでも、相手にほとんどチャンスを与えずに無失点で試合を終わらせたなでしこが、1-0で勝利。攻撃面で課題を残しながらもグループリーグ3連勝を達成したなでしこが、グループC首位通過を決めた。
▽前節、カメルーン女子戦を辛くも勝利したなでしこは、2連勝でグループステージ突破を決めた。引き分け以上でグループ首位通過が決定する最終節では、グループ最弱のエクアドルと対戦した。
▽佐々木監督は、この一戦に向けてカメルーン戦から先発7人を変更。最終ラインにはワールドカップ初出場となる北原など、フレッシュなメンバーを起用。また、中盤は2戦ぶりとなる澤の相棒に田中を置き、右サイドに大野、左サイドにキャプテンの宮間。2トップには大儀見と菅澤が入った。
▽幸先良くリードを奪ったなでしこは、果敢に追加点を狙っていく。有吉と鮫島の両サイドバックが常に高い位置を取るなど、強気な姿勢で相手を押し込むなでしこは、16分に2点目のチャンスを迎える。ボックス右で仕掛けた有吉が相手DFの股を抜く技ありのドリブル突破から柔らかなマイナスのクロスを上げる。これをゴール前に飛び出した宮間がダイビングヘッドで合わせるが、このシュートは相手GKが何とか触り、クロスバーを叩いた。
▽2点目を逃したなでしこだったが、自陣に引いてカウンターを狙うエクアドルを攻め立てる。前線でのフレキシブルな動きでボールを引き出す大儀見のポストプレーを軸に宮間のセットプレーや澤の攻撃参加で次々とフィニッシュに繋げる。だが、相手の粘り強い守備をこじ開けるまでには至らず、前半を1点リードで終えた。
▽迎えた後半、佐々木監督はやや試合に入り切れていなかった北原をハーフタイムでベンチに下げて、上尾野辺を左サイドバックに投入した。この交代でボランチの田中がセンターバックに下がり、左サイドハーフの宮間がボランチ、左サイドバックの鮫島が1列前にポジションを上げた。
▽後半の入りもボールを保持して相手を押し込むなでしこだったが、失点後も前がかりにならず、自陣で守備を固める相手の堅守に手を焼いた。この停滞ムードを受けて、佐々木監督は75分に大野を下げてワールドカップ初出場の永里、80分には足をつった菅澤に代えて負傷明けの岩渕をピッチに送り込んだ。なお、この交代で永里と大儀見が同時にピッチに立ち、日本史上初となるワールドカップでの姉妹共演が果たされた。
▽試合終盤にかけては岩渕の積極的な仕掛けを武器に再三相手ゴールに迫ったなでしこだったが、85分に大儀見とのワンツーでボックス右に抜け出した岩渕の決定的なシュートは相手GKのファインセーブに阻まれた。それでも、相手にほとんどチャンスを与えずに無失点で試合を終わらせたなでしこが、1-0で勝利。攻撃面で課題を残しながらもグループリーグ3連勝を達成したなでしこが、グループC首位通過を決めた。
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