カメルーンに辛勝のなでしこジャパン、2連勝でGS突破決める《カナダ女子ワールドカップ2015》
2015.06.13 13:00 Sat
▽日本時間13日に行われたカナダ女子ワールドカップ2015グループC第2節のなでしこジャパンvsカメルーン女子代表は、なでしこジャパンが2-1で勝利した。
▽先のスイス女子代表戦で勝利し、連覇の懸かる今大会で白星スタートを切ったなでしこジャパン。勝てば1試合を残してグループステージ突破が決まる今回のカメルーン戦では、スイス戦の負傷でチームから離脱した安藤の代役に菅澤を抜擢するなど、前節の先発から5選手を入れ替えた。
▽鮫島を左サイドハーフに据えた[4-4-2]のシステムでスタートしたなでしこジャパンは、立ち上がりからセントラルMFの一角に入った宮間を軸にボールの主導権を握ると、6分に先制する。右サイドのスペースから川澄の上げたグラウンダーのクロスが、中央に相手選手を引き付けた大儀見の前を通過。最後はファーサイドに絞っていた鮫島が冷静に押し込んだ。
▽先手を奪ったなでしこジャパンは、前半の半ば以降も宮間の正確な散らしでゲームをコントロールする。17分には左サイドから宮間が右足でセンタリングを上げると、これにファーサイドで反応した菅澤が頭でプッシュ。安藤の負傷離脱により先発のチャンスが巡ってきた菅澤のゴールで、なでしこジャパンが2-0とした。
▽鮫島と菅澤のゴールで効率良く得点を重ねたなでしこジャパンだが、その後は中盤でのミスパスからピンチを招くなど、安定感を欠いた戦いぶりを露呈。カメルーンのフィジカルサッカーに苦しんで度々ゴールに迫られるも、GK海堀の決定機阻止もあり、なでしこジャパンが2点リードでハーフタイムを迎えた。
▽すると、佐々木監督は川澄と阪口に代えて、大野と澤を続けて投入。ベテラン選手をピッチに送り込み、相手に傾きつつある流れを引き寄せにかかるが、この交代策もなかなか実を結ばない。優れたボールキープ力を武器に前線で起点となるエンガナムートを潰しきれないなでしこジャパンは、守勢を強いられる。
▽試合終了間際にはエンガナムートに最終ラインの背後にスルーパスを通されると、このボールに反応したヌクートのゴールでカメルーンに1点を返される。それでも、なでしこジャパンが2-1で逃げ切り勝利。2連勝で決勝トーナメント進出を確定させたなでしこジャパンは、首位通過を懸けて日本時間17日にエクアドル女子代表と対戦する。
▽先のスイス女子代表戦で勝利し、連覇の懸かる今大会で白星スタートを切ったなでしこジャパン。勝てば1試合を残してグループステージ突破が決まる今回のカメルーン戦では、スイス戦の負傷でチームから離脱した安藤の代役に菅澤を抜擢するなど、前節の先発から5選手を入れ替えた。
▽鮫島を左サイドハーフに据えた[4-4-2]のシステムでスタートしたなでしこジャパンは、立ち上がりからセントラルMFの一角に入った宮間を軸にボールの主導権を握ると、6分に先制する。右サイドのスペースから川澄の上げたグラウンダーのクロスが、中央に相手選手を引き付けた大儀見の前を通過。最後はファーサイドに絞っていた鮫島が冷静に押し込んだ。
▽鮫島と菅澤のゴールで効率良く得点を重ねたなでしこジャパンだが、その後は中盤でのミスパスからピンチを招くなど、安定感を欠いた戦いぶりを露呈。カメルーンのフィジカルサッカーに苦しんで度々ゴールに迫られるも、GK海堀の決定機阻止もあり、なでしこジャパンが2点リードでハーフタイムを迎えた。
▽後半の頭から宮間を左サイドハーフに配置転換したなでしこジャパンは、鮫島を左サイドバックに一列下げ、宇津木をセントラルMFの位置にコンバート。佐々木監督は中盤の強度を高める策に打って出るが、エンガナムートを中心としたカメルーンの攻撃に苦慮する。
▽すると、佐々木監督は川澄と阪口に代えて、大野と澤を続けて投入。ベテラン選手をピッチに送り込み、相手に傾きつつある流れを引き寄せにかかるが、この交代策もなかなか実を結ばない。優れたボールキープ力を武器に前線で起点となるエンガナムートを潰しきれないなでしこジャパンは、守勢を強いられる。
▽試合終了間際にはエンガナムートに最終ラインの背後にスルーパスを通されると、このボールに反応したヌクートのゴールでカメルーンに1点を返される。それでも、なでしこジャパンが2-1で逃げ切り勝利。2連勝で決勝トーナメント進出を確定させたなでしこジャパンは、首位通過を懸けて日本時間17日にエクアドル女子代表と対戦する。
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