UEFAライセンスを取得したイタリア13クラブが発表 EL出場権を争うジェノアには付与されず

2015.05.21 01:15 Thu
▽イタリアサッカー連盟(FIGC)は20日、2015-16シーズンの欧州カップ戦出場に必要なUEFAライセンスを取得した13クラブを公表した。公式サイトで伝えている。

▽UEFAライセンスを取得したのは、アタランタ、フィオレンティーナ、インテル、ユベントス、ラツィオ、ミラン、ナポリ、ローマ、サンプドリア、サッスオーロ、トリノ、ウディネーゼ、ヴェローナの13クラブ。一方で、ジェノア、キエーボ、エンポリ、パレルモには付与されていない(カリアリ、チェゼーナ、パルマに関しては、すでに2部降格が決まっている)。

▽現在、ヨーロッパリーグ(EL)出場権を争う6位のジェノアは、本拠地のルイジ・フェラリスがUEFAの基準を満たさなかった件と、UEFAライセンスの申請が最終期限に遅れたことで来シーズンの同ライセンスを与えられていなかった。一方、同じくルイジ・フェラリスをホームスタジアムとするサンプドリアは、サッスオーロの本拠地マペイ・スタジアムを使用することで問題を解決していた模様だ。
▽イタリア『Gianluca di marzio.com』によると、ジェノアはイタリアオリンピック協会(CONI)とUEFAの高等裁判所に更なる上訴が可能とのことだ。ただ、ジェノアはこのままUEFAライセンスを取得できなければ、現在の6位でシーズンを終えてもEL出場権を獲得できない。その場合は7位のチームがEL出場権を獲得できることになり、現在7位のサンプドリアや8位のインテルの最終順位次第となる。

▽昨シーズンは、6位でフィニッシュしたパルマが所得税支払いの遅れからUEFAライセンスを与えられず、7位のトリノがEL出場権を獲得していた。

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