ナポリが最下位パルマに痛恨ドロー チェゼーナの降格が決定《セリエA》
2015.05.11 03:11 Mon
▽10日に行われたセリエA第35節のパルマvsナポリは、2-2のドローに終わった。
▽前節のミラン戦を制した4位のナポリは、2位のローマを勝ち点5差、3位のラツィオを勝ち点4差で追っている。3日前のEL準決勝1stレグでドニプロと1-1に終わった中、ベニテス監督は4日後の2ndレグを見据えてターンオーバーを実施。イグアインやカジェホンをベンチスタートとした。
▽降格が決定している最下位パルマの本拠地に乗り込んだナポリは、早々に先制点を奪われる。9分、CKに飛び出したGKアンドゥハルがパンチングをし損なうと、こぼれ球をパッラディーノに押し込まれた。リードを許したナポリは反撃を開始すると、28分にハムシクのパスをボックス右で受けたガッビアディーニが、GKミランテに反応されながらもシュートをゴール左隅に流し込んで同点に追いつく。
▽しかし、ナポリは再びセットプレーからパルマにゴールを奪われる。33分、サインプレーで始めたFKからC・ジョルケラに豪快なシュートを叩き込まれた。1点のリードを許したまま後半を迎えたナポリは、52分にカジェホン、57分にイグアインと温存していた主力を投入。イグアインがチャンスに絡み出すと、72分にメルテンスのゴールで再びスコアをタイに戻した。
▽しかし、パルマの奮闘もあり、逆転には至らず試合は終了。破産宣告後に奮闘ぶりが目立つ最下位のパルマを相手に勝ち点を取りこぼしたナポリは、CL出場権圏内のローマ勢に迫ることができなかった。
▽また、6位のサンプドリアは12位のウディネーゼに4-1と快勝。サンプドリアは7試合ぶりの白星を手にしている。一方、17位のアタランタが勝利し、19位のチェゼーナが敗れたため、チェゼーナの降格が決定した。
▽前節のミラン戦を制した4位のナポリは、2位のローマを勝ち点5差、3位のラツィオを勝ち点4差で追っている。3日前のEL準決勝1stレグでドニプロと1-1に終わった中、ベニテス監督は4日後の2ndレグを見据えてターンオーバーを実施。イグアインやカジェホンをベンチスタートとした。
▽降格が決定している最下位パルマの本拠地に乗り込んだナポリは、早々に先制点を奪われる。9分、CKに飛び出したGKアンドゥハルがパンチングをし損なうと、こぼれ球をパッラディーノに押し込まれた。リードを許したナポリは反撃を開始すると、28分にハムシクのパスをボックス右で受けたガッビアディーニが、GKミランテに反応されながらもシュートをゴール左隅に流し込んで同点に追いつく。
▽しかし、パルマの奮闘もあり、逆転には至らず試合は終了。破産宣告後に奮闘ぶりが目立つ最下位のパルマを相手に勝ち点を取りこぼしたナポリは、CL出場権圏内のローマ勢に迫ることができなかった。
▽同時刻に行われたエンポリvsフィオレンティーナは、イリチッチのリーグ戦3試合連続弾とサラーの約1カ月ぶりのゴールでフィオレンティーナが3-2で勝利。2連勝を飾ったフィオレンティーナは5位の座をキープしている。
▽また、6位のサンプドリアは12位のウディネーゼに4-1と快勝。サンプドリアは7試合ぶりの白星を手にしている。一方、17位のアタランタが勝利し、19位のチェゼーナが敗れたため、チェゼーナの降格が決定した。
ナポリの関連記事
セリエAの関連記事
|
ナポリの人気記事ランキング
1
ナポリが新スタジアム建設へ…会長が1959年開場“マラドーナ”利用終了を明言「市長へ協力を依頼済み」
ナポリが新スタジアムを建設するようだ。イタリア『メディアセット』が伝えている。 現在のナポリは、半世紀以上前の1959年に開場したスタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナ(旧スタディオ・サン・パオロ)を本拠地利用。1990年のイタリア・ワールドカップ(W杯)に合わせて一度改修されているが、歴史は古く、老朽化が進む。 イタリアが2032年のユーロ(欧州選手権)をトルコと共同開催することが決まっているなか、ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長が7日、突如としてナポリ市内に新スタジアムを建設する構想を表明した。 「私にフオリグロッタ(現本拠地)を改修するつもりはない。バニョーリ(※1)に新しいスタジアムを建設する準備がある。例えば2027年7月に大規模なレセプション、パーティ、花火大会が開催されるだろう」 (※1)現本拠地フオリグロッタから直線距離にして約1kmほど南西に進んだ位置にあるバニョーリ地区 地元紙『イル・マッティーノ』によると、スタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナの改修計画はここ数年しきりに叫ばれていたようだが、どうやらデ・ラウレンティス会長は歴史ある“マラドーナ”の利用を終えることで、つい最近、所有者のナポリ市行政と合意したという。 「元々は私も“マラドーナ”を改修したかったんだ。しかし、関係者らと視察を重ね、大衆を最も惹き寄せるのは、新たなスタジアムを作ることだという意見が占めた。そのためには、少なくとも3シーズンはマラドーナを離れなくてはならない」 「すでにバニョーリ地区の再開発担当者とも顔を合わせているよ。ナポリ市長にはこのプロジェクトへの協力を依頼してある。新たなスタジアムは、我々用の施設だけでなく、ショッピングセンターなども併設した地域のコミュニティを目指す」 その一方、ナポリ市郊外の山沿いの地区・アフラゴーラから新スタジアム誘致の話があるというが、これについては「何ヘクタールもの土地を提供してくれるというありがたい話があったが、スタジアムを全く別の場所へ移すことは考えていない」としている。 今回、初めて明言されたナポリの新スタジアム建設計画。ユーロ2032まで8年、どんな経過を辿るだろうか。 2024.03.08 11:20 Fri2
ペッレグリーニはローマ退団へ? ラニエリ監督「オファーがあれば、我々はそれを評価するつもり」
ローマのイタリア代表MFロレンツォ・ペッレグリーニ(28)に退団の可能性が浮上している。 ローマ生まれでローマの下部組織出身のペッレグリーニは、サッスオーロから完全移籍で帰還後は中盤の主力に定着。さらに、DFアレッサンドロ・フロレンツィ、FWエディン・ジェコの退団後にはジャッロロッシのカピターノを務めてきた。 しかし、近年は細かい負傷や一貫性のないパフォーマンスに加え、その内向的な性格は強烈なリーダーシップを有したフランチェスコ・トッティ、ダニエレ・デ・ロッシといったローマ人の偉大なカピターノを求めるロマニスタの不興を買うことが多く、指揮官交代やチームの不振時にたびたび強い反発を招いてきた。 今シーズンに関してはクラウディオ・ラニエリ監督の就任後に主力としての活躍が期待されたが、コンディションが上がってきた現状においても同じローマ人の指揮官はカピターノの起用に消極的な姿勢を示している。 そんななか、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』はナポリのイタリア代表FWジャコモ・ラスパドーリ(24)の獲得レースに参戦中のローマは、アントニオ・コンテ監督が評価するペッレグリーニを交渉材料に、獲得レースを優位に進める考えがあると報じる。 29日に行われるセリエA第18節のミラン戦に向けた会見に出席したラニエリ監督は、その場でメルカートについて言及。 「フンメルス、ディバラ、パレデスは将来ローマに残り、重要な役割を果たすだろうと確信している」、「我々はアレクシス・サーレマーケルスを残したい」と現有戦力の重要性を強調した。 一方で、ペッレグリーニに関しては「ロレンツォ・ペレグリーニはローマを去るかもしれない。彼が我々と一緒にいてくれることを願っているし、彼はここに留まって幸せであるはずだ。ただ、オファーがあれば、我々はそれを評価するつもりだ」と適切なオファーが届いた場合、クラブとしてそれを評価する意思があることを認めた。 なお、2026年までの現行契約で年俸600万ユーロ(約9億8000万円)を受け取っているとされる同選手に対して、ローマは現時点で半額程度の条件の延長オファーを受け入れない場合、売却に踏み切る姿勢を示している模様。 また、ナポリ以外ではフィオレンティーナといった国内クラブが興味を示しており、今冬あるいは来夏に永遠の都を離れる可能性は高い。 2024.12.27 22:40 Fri3
「思い出すのはサッリ」 ナポリの象徴ハムシク、母国で歩み始めた指導者人生を語る 「400人の子どもたちに…」
元スロバキア代表MFマレク・ハムシク氏が歩み出したばかりの指導者キャリアについて語った。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 6月に現役を退いたハムシク氏。今やセリエA王者となったナポリで通算520試合出場および121ゴール103アシストという数字を積み上げた36歳は現在、RSCハムシク・アカデミーという自身の名を冠した母国スロバキアの3部リーグクラブでオーナー兼育成コーチとして新たな人生を歩み出している。 そんなハムシク氏の選手キャリアにおけるピークはもちろんナポリ時代。11年半の在籍期間中に6人の指揮官と共闘した元キャプテンだが、イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』のインタビューでは、やはりマウリツィオ・サッリ監督の印象が今も色濃く残っていると語った。 「私はサッリの副官のようだった。チャレンジングなフットボールを志向する彼は、私たち選手にどんなことでも時間を割いて説明してくれた。誰しも時折、『なぜこれが必要なんだ?』と考えることがあるだろう? 私はコーチとして選手にコンセプトを上手く伝えたい…思い出すのはサッリだ」 ハムシク氏は19歳以下の選手への指導が認められるUEFAライセンスを保有しているものの、指導者キャリアは始まったばかり。「私の元に400人の子どもたちがいるんだ。その全員に私の経験を提供したい。けど、与えるには受け取る柔軟性が必要だ。私自身が学びを続けているよ」 スロバキアの子どもたちへの指導について語った一方、同胞の後輩MFスタニスラブ・ロボツカがチームの要に君臨する古巣ナポリの話にも花を咲かせた。 「インテルがとても良いスタートを切ったね。さすがはチャンピオンズリーグ(CL)のファイナリストだ。安定感が光る彼らはナポリからスクデットを取り戻そうとしているだろう。ミランとユベントスのことも忘れてはならない」 「だが、ルディ・ガルシア(監督)とクヴィチャ・クワラツヘリアは10年先を行く資質の持ち主だ。他の選手たちも高い能力を兼ね備えている。ロボツカも、彼がフットボーラーとして、人として、どれほどの価値がある存在か私は知っていた。私の推薦は間違っていなかっただろう?(笑)」 2023.09.05 17:32 Tue4
ナポリがウルグアイ代表DFオリベラと2030年まで契約延長…左SBのレギュラー
ナポリは4日、ウルグアイ代表DFマティアス・オリベラ(27)との契約延長を発表した。新契約は2030年6月30日までとなっている。 オリベラは母国のナシオナルでキャリアをスタート、2017年8月にヘタフェに完全移籍してヨーロッパでのキャリアをスタートさせると、アルバセテへのレンタル移籍を経て、2022年7月にナポリに加入した。 左サイドバックやセンターバックでプレーするオリベラは、ここまで公式戦90試合で3ゴール7アシストを記録。今シーズンはセリエAで21試合2アシスト、コッパ・イタリアで1試合に出場していた。 2025.03.04 19:15 Tue5