ELを前に勝ち点得られず…フィオレンティーナ、ヴェローナに0-1《セリエA》
2015.04.21 05:41 Tue
20日に行われたセリエA第31節、フィオレンティーナvsヴェローナは、1-0でアウェイのヴェローナが勝利した。
ヨーロッパリーグ準々決勝の1stレグと2ndレグの間とはいえ、リーグでも勝ち点3が欲しい状況が続くフィオレンティーナは、ジラルディーノをCFで起用。イリチッチとディアマンティがその横を担当した。
前半からボールを支配したのはフィオレンティーナだったが、どちらもチャンスは多くない。前半最大のチャンスは29分、左からラッツァーリが上げたクロスにジラルディーノがニアで合わせた。だが、ゴール右を襲ったシュートは相手GKラファエウのファインセーブに遭う。
先制したいフィオレンティーナは、55分にババカルを投入。ディナモ・キエフ戦1stレグでアディショナルタイムにアウェイゴールを決めたセネガル人アタッカーを送り込んだ。
だが、そのババカルは60分にピザーノと接触して負傷。右ひざを痛めたようで退き、サラーが急きょ投入された。
ヴェローナはトニが65分に惜しいチャンスをつくったが、左足のシュートはGKの正面でゴールならず。すると66分、フィオレンティーナに大きなチャンスをプレゼントしてしまった。自陣ペナルティーエリア内でヤンコビッチのヘディングが中途半端になると、ラファエウが前に出てキャッチしようとした。だが、ここにジラルディーノがするりと登場。ラファエウは急いで手を引っ込めたが、接触した元イタリア代表FWが転倒して主審の笛が鳴る。
だが、まだ試合は動かない。PKを担当したディアマンティが右に強いシュートを蹴るが、ラファエウが完璧なタイミングで飛んでセーブした。
その直後、ヴェローナはトニが相手の最終ラインにプレスをかけてロージのミスを誘うと、後ろに抜け出しかけたところでファウルを受けた。ヴェローナ側はレッドカードを要求して主審に詰め寄るが、ロージに出たカードは黄色。11人対11人が続く。
終盤はオープンな試合となるが、最後にスコアが動いた。決めたのは16位のヴェローナだ。
トニのポストプレーから速攻を仕掛けると、右からのクロスを受けたフリストドゥロプロスがボレー。これはGKの正面だったが強烈なボールをネトが正面に弾くと、オバディがオフサイドを気にしながら詰めた。
オバディのセリエA初ゴールで終盤に先制したヴェローナが、敵地で貴重な勝ち点3を手にした。
提供:goal.com
ヨーロッパリーグ準々決勝の1stレグと2ndレグの間とはいえ、リーグでも勝ち点3が欲しい状況が続くフィオレンティーナは、ジラルディーノをCFで起用。イリチッチとディアマンティがその横を担当した。
前半からボールを支配したのはフィオレンティーナだったが、どちらもチャンスは多くない。前半最大のチャンスは29分、左からラッツァーリが上げたクロスにジラルディーノがニアで合わせた。だが、ゴール右を襲ったシュートは相手GKラファエウのファインセーブに遭う。
先制したいフィオレンティーナは、55分にババカルを投入。ディナモ・キエフ戦1stレグでアディショナルタイムにアウェイゴールを決めたセネガル人アタッカーを送り込んだ。
だが、そのババカルは60分にピザーノと接触して負傷。右ひざを痛めたようで退き、サラーが急きょ投入された。
ヴェローナはトニが65分に惜しいチャンスをつくったが、左足のシュートはGKの正面でゴールならず。すると66分、フィオレンティーナに大きなチャンスをプレゼントしてしまった。自陣ペナルティーエリア内でヤンコビッチのヘディングが中途半端になると、ラファエウが前に出てキャッチしようとした。だが、ここにジラルディーノがするりと登場。ラファエウは急いで手を引っ込めたが、接触した元イタリア代表FWが転倒して主審の笛が鳴る。
だが、まだ試合は動かない。PKを担当したディアマンティが右に強いシュートを蹴るが、ラファエウが完璧なタイミングで飛んでセーブした。
その直後、ヴェローナはトニが相手の最終ラインにプレスをかけてロージのミスを誘うと、後ろに抜け出しかけたところでファウルを受けた。ヴェローナ側はレッドカードを要求して主審に詰め寄るが、ロージに出たカードは黄色。11人対11人が続く。
終盤はオープンな試合となるが、最後にスコアが動いた。決めたのは16位のヴェローナだ。
トニのポストプレーから速攻を仕掛けると、右からのクロスを受けたフリストドゥロプロスがボレー。これはGKの正面だったが強烈なボールをネトが正面に弾くと、オバディがオフサイドを気にしながら詰めた。
オバディのセリエA初ゴールで終盤に先制したヴェローナが、敵地で貴重な勝ち点3を手にした。
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