レバークーゼンが10人のアトレティコに先勝《CL》
2015.02.26 06:48 Thu
▽CL決勝トーナメント1回戦1stレグ、レバークーゼンvsアトレティコ・マドリーが25日、バイ・アレーナで行われ、1-0でレバークーゼンが勝利した。
▽レバークーゼンはモナコやゼニト、ベンフィカが同居した実力伯仲のグループCを最終節を残して2位で通過した。ただ、ウインターブレイク明け後のブンデスリーガでは1勝2分2敗と不調に陥っている。そのレバークーゼンは2-2で引き分けた直近のアウグスブルク戦のスタメンから3選手を変更。不調のキースリンクに代わってドルミッチが引き続き先発となり、L・ベンダーが負傷から復帰した。
▽一方、昨季CL準優勝のアトレティコ・マドリーはユベントスと同居したグループAを首位で通過。リーガエスパニョーラでも前々節セルタに敗戦したものの、ここ5試合で4勝とチーム状態は良好だ。そのアトレティコは3-0で快勝した直近のアルメリア戦と全く同じスタメンを送り出した。
▽戦前の予想通り、4+4の守備ブロックを自陣に敷いたアトレティコに対し、使い慣れた[4-3-3]のシステムを採用したレバークーゼンが両ウイングのベララビとソン・フンミンを起点に仕掛ける展開で試合は推移していった。
▽そんな中レバークーゼンは7分、カウンターからチャルハノールが持ち上がってL・ベンダーがシュートに持ち込んだが枠外へ。さらに12分、CKの流れからスパヒッチが枠内シュートを浴びせたものの、ゴールライン上のマンジュキッチにクリアされてしまった。
▽前半終盤にかけてこう着状態に陥った試合は、アトレティコに立て続けに負傷者が発生する。シケイラとサウール・ニゲスがプレー続行不可能となり、ヘスス・ガメスとラウール・ガルシアを投入せざるを得なくなった。そのアトレティコに追加タイム3分、決定機が訪れる。CKの流れからチアゴの放ったボレーシュートが枠を捉えたが、GKレノの左手一本によるファインセーブに阻まれ、前半はスコアが動かなかった。
▽互いに持ち味を発揮し合って迎えた後半、レバークーゼンが仕掛け、アトレティコが構えてカウンターを狙う、前半同様の構図で試合は進む。互いにシュートに持ち込めない中、57分にレバークーゼンが試合を動かした。ベララビがDFを引き付けてヒールパスを送り、ボックス右のチャルハノールが豪快にGKモジャの守るニアサイド上を突き破った。
▽1点を追うアトレティコは64分、最後のカードを切り終える。アルダに代えてトーレスを2トップの一角に投入、グリーズマンを左サイドに回した。一方、レバークーゼンは負傷明けのL・ベンダーに代えてロルフェスを同ポジションに入れ、中盤の強度を維持しにかかる。
▽すると73分、互いに決定機が訪れる。まずはアトレティコがFKの流れからトーレスがGKレノを強襲するシュートを浴びせると、直後にはレバークーゼンがカウンターを発動し、ドルミッチがシュートに持ち込んだ。
▽一歩も引かない攻防を繰り広げる中、75分にもアトレティコがゴールに迫る。グリーズマンの左CKからトーレスがヘッドでゴールへ押し込んだが、その前にボールがゴールラインを割っていたとしてノーゴールとなった。するとこの直後、チアゴがベララビを削って2枚目のイエローカードを受けて退場となり、アトレティコは10人となってしまう。中盤の枚数を整えるべく、トーレスが右サイドに入った。
▽そのアトレティコに対し、レバークーゼンが試合終盤は押し込む展開が続いたが、追加点は奪えずにタイムアップ。ベスト8進出を懸けた2ndレグは来月17日にビセンテ・カルデロンで行われる。
▽レバークーゼンはモナコやゼニト、ベンフィカが同居した実力伯仲のグループCを最終節を残して2位で通過した。ただ、ウインターブレイク明け後のブンデスリーガでは1勝2分2敗と不調に陥っている。そのレバークーゼンは2-2で引き分けた直近のアウグスブルク戦のスタメンから3選手を変更。不調のキースリンクに代わってドルミッチが引き続き先発となり、L・ベンダーが負傷から復帰した。
▽一方、昨季CL準優勝のアトレティコ・マドリーはユベントスと同居したグループAを首位で通過。リーガエスパニョーラでも前々節セルタに敗戦したものの、ここ5試合で4勝とチーム状態は良好だ。そのアトレティコは3-0で快勝した直近のアルメリア戦と全く同じスタメンを送り出した。
▽そんな中レバークーゼンは7分、カウンターからチャルハノールが持ち上がってL・ベンダーがシュートに持ち込んだが枠外へ。さらに12分、CKの流れからスパヒッチが枠内シュートを浴びせたものの、ゴールライン上のマンジュキッチにクリアされてしまった。
▽その後もレバークーゼンが2列目の仕掛けを軸に敵陣で試合を進めると、26分にもゴールに迫る。しかし、スパヒッチの意表を突いたミドルシュートは枠の左角に直撃した。
▽前半終盤にかけてこう着状態に陥った試合は、アトレティコに立て続けに負傷者が発生する。シケイラとサウール・ニゲスがプレー続行不可能となり、ヘスス・ガメスとラウール・ガルシアを投入せざるを得なくなった。そのアトレティコに追加タイム3分、決定機が訪れる。CKの流れからチアゴの放ったボレーシュートが枠を捉えたが、GKレノの左手一本によるファインセーブに阻まれ、前半はスコアが動かなかった。
▽互いに持ち味を発揮し合って迎えた後半、レバークーゼンが仕掛け、アトレティコが構えてカウンターを狙う、前半同様の構図で試合は進む。互いにシュートに持ち込めない中、57分にレバークーゼンが試合を動かした。ベララビがDFを引き付けてヒールパスを送り、ボックス右のチャルハノールが豪快にGKモジャの守るニアサイド上を突き破った。
▽1点を追うアトレティコは64分、最後のカードを切り終える。アルダに代えてトーレスを2トップの一角に投入、グリーズマンを左サイドに回した。一方、レバークーゼンは負傷明けのL・ベンダーに代えてロルフェスを同ポジションに入れ、中盤の強度を維持しにかかる。
▽すると73分、互いに決定機が訪れる。まずはアトレティコがFKの流れからトーレスがGKレノを強襲するシュートを浴びせると、直後にはレバークーゼンがカウンターを発動し、ドルミッチがシュートに持ち込んだ。
▽一歩も引かない攻防を繰り広げる中、75分にもアトレティコがゴールに迫る。グリーズマンの左CKからトーレスがヘッドでゴールへ押し込んだが、その前にボールがゴールラインを割っていたとしてノーゴールとなった。するとこの直後、チアゴがベララビを削って2枚目のイエローカードを受けて退場となり、アトレティコは10人となってしまう。中盤の枚数を整えるべく、トーレスが右サイドに入った。
▽そのアトレティコに対し、レバークーゼンが試合終盤は押し込む展開が続いたが、追加点は奪えずにタイムアップ。ベスト8進出を懸けた2ndレグは来月17日にビセンテ・カルデロンで行われる。
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