あだ名にも「からかわれているの? ホントに?」 ベントナーの最強メンタリティ
偉大な人物なのか、天然か、それとも「おバカ」なだけなのか…? ヴォルフスブルクのデンマーク代表FWニクラス・ベントナー(27)は、どこに行っても「ベントナー様」であるようだ。
ベントナーは今季から、ブンデスリーガのヴォルフスブルクに加わった。チームは現在2位と好調。ただしベントナーはリーグ戦先発3試合にとどまり、1得点しか奪っていない。
だが、ファンからは人気のようだ? SNS上などでは、「ベントナー卿」とのニックネームをちょうだいしているという。
セリエAではかつて、ニコラ・レグロッターリエという選手が、その気高い様子から「ドゥーカ」(公爵)とのニックネームで呼ばれた。そうした例に自分を重ねているのだろうか、このあだ名にまんざらでもないようだ。
新天地で与えられたニックネームについて、『西ドイツ新聞』にこのように語っている。
「これ(ニックネーム)の問題は、どうしてついたか分からないことと、これが面白いか不明なことだ」
「オレはからかわれているの? ホントに?」
どうやら冷やかされているらしいと知ると、「若者の(SNS上での)流行りだと思うよ。響きが良いと思っているんだろう」とさらりと流している。
このメンタル最強のストライカーは、まったく怯む様子がない。
「オレのイメージがどんなものなのか分からない。人によって違うだろうからね。母さんはいつも、オレは意見が両極端に分かれる人間だって言っていたよ」
「デンマークには、こんな言い回しがあるんだ。『海を真っ二つにするやつだ』ってね。オレのことを世界最高だと思う人にも会うし、オレに向かってビンを投げてくる人に出会うこともあるよ」
22日には、ヴォルフスブルクはホームでブンデスリーガ第22節のヘルタ・ベルリン戦を戦う。「ベントナー卿」の強いメンタリティに期待だ。
提供:goal.com
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