両チーム計9Gの乱打戦、ヴォルフスブルクがレバークーゼンとの上位対決を制す《ブンデスリーガ》
2015.02.15 01:45 Sun
▽14日にブンデスリーガ第21節が開催され、レバークーゼンとヴォルフスブルクによる上位対決は、5-4でヴォルフスブルクが勝利した。
▽前節終了時点でCL出場圏内の4位から勝ち点2差の6位につけるレバークーゼンは前節、敵地でブレーメンにリーグ戦6試合ぶりの敗戦(1-2)。ヴォルフスブルクをホームに迎えた今節は、ソン・フンミンがアジアカップから復帰後初の先発出場を果たすなど、ブレーメン戦から4人を変更した。
▽一方、首位のバイエルンに勝ち点7差の2位に位置するヴォルフスブルクは、ホッフェンハイムに3-0で快勝。直近のリーグ戦8試合負けなしのチームを率いるヘッキング監督は、新加入のシュールレなどホッフェンハイム戦と同様のイレブンをフィールドに送り出した。
▽先にゴールに迫ったのは、ホームのレバークーゼン。3分、高い位置でインターセプトしたキースリンクのパスをボックス手前で受けたベララビが左足のシュートを放つ。これは相手GKベナーリオの落ち着いたショットストップに阻まれたものの、レバークーゼンが徐々に試合の主導権を握っていった。
▽ところが、先にゴールネットを揺らしたのは、守護神の好守で立ち上がりのピンチを凌いだヴォルフスブルクだった。6分、右サイドで縦にボールを持ち上がったビエイリーニャが右足でセンタリングを入れると、これにゴール前のドストが反応。スパヒッチとK・パパドプーロスの間に潜り込んだドストのヘディングシュートが、ゴール左に決まった。
▽立ち上がりから効率よく得点を重ねるヴォルフスブルクは、29分にも決定機を演出。左サイドの深い位置からデ・ブライネがグラウンダーのクロスを入れると、これにニアサイドで反応したドストがワンタッチで合わせる。これがゴール右寄りの位置に寄っていたGKレノの逆を取り、ボールは右隅に吸い込まれた。
▽3点のビハインドを背負うレバークーゼンのR・シュミット監督は、後半の頭から大鉈を振るう。3枚の交代カードを使いきり、機能不全に陥っていたL・ベンダー、チャルハノール、キースリンクを下げて、ロルフェス、ブランド、ドルミッチを投入。前線に右からソン・フンミン、ベララミ、ブランドを据えた[4-3-3]に変更し、後半の巻き返しを狙った。
▽すると、立ち上がりからヴォルフスブルクを押し込んだレバークーゼンはここから反撃を開始。57分には、ベララビが放ったシュートのこぼれ球に素早く反応したソン・フンミンがネットを揺らす。さらに62分にもソン・フンミンが2点目を奪い、ヴォルフスブルクとの点差をたちまち1点差とした。
▽後半に入って相手の圧力に押し込まれ続けるヴォルフスブルクだったが、63分にはリカルド・ロドリゲスのクロスからドストがハットトリックを達成。しかし、レバークーゼンの勢いは止まらない。66分にセットプレーの流れからソン・フンミンもハットトリックを成し遂げると、72分には相手のミスを突いたベララビが同点弾を記録。レバークーゼンが怒涛の反撃で試合を振り出しに戻した。
▽しかし、この日2枚目のイエローカードでスパヒッチが退場したレバークーゼンは、後半アディショナルタイムに力尽きる。93分、右サイドから上げたビエイリーニャのクロスをニアサイドに走り込んだドストが左足で合わせたシュートがゴールイン。このゴールが決勝点となった試合は5-4で終了。レバークーゼンとの乱打戦を制したヴォルフスブルクが、リーグ戦の無敗記録を“9”に更新した。
▽前節終了時点でCL出場圏内の4位から勝ち点2差の6位につけるレバークーゼンは前節、敵地でブレーメンにリーグ戦6試合ぶりの敗戦(1-2)。ヴォルフスブルクをホームに迎えた今節は、ソン・フンミンがアジアカップから復帰後初の先発出場を果たすなど、ブレーメン戦から4人を変更した。
▽一方、首位のバイエルンに勝ち点7差の2位に位置するヴォルフスブルクは、ホッフェンハイムに3-0で快勝。直近のリーグ戦8試合負けなしのチームを率いるヘッキング監督は、新加入のシュールレなどホッフェンハイム戦と同様のイレブンをフィールドに送り出した。
▽ところが、先にゴールネットを揺らしたのは、守護神の好守で立ち上がりのピンチを凌いだヴォルフスブルクだった。6分、右サイドで縦にボールを持ち上がったビエイリーニャが右足でセンタリングを入れると、これにゴール前のドストが反応。スパヒッチとK・パパドプーロスの間に潜り込んだドストのヘディングシュートが、ゴール左に決まった。
▽先制に成功すると、さらに17分にはセットプレーからヴォルフスブルクに2点目が生まれる。ヴォルフスブルクは、ゴール正面のややボックスから離れた位置でFKのチャンスを獲得。リカルド・ロドリゲスが蹴ると見せかけて、ナウドが放った右足のプレースキックは壁の内側を通過し、カーブしながらゴール左下に突き刺さった。
▽立ち上がりから効率よく得点を重ねるヴォルフスブルクは、29分にも決定機を演出。左サイドの深い位置からデ・ブライネがグラウンダーのクロスを入れると、これにニアサイドで反応したドストがワンタッチで合わせる。これがゴール右寄りの位置に寄っていたGKレノの逆を取り、ボールは右隅に吸い込まれた。
▽3点のビハインドを背負うレバークーゼンのR・シュミット監督は、後半の頭から大鉈を振るう。3枚の交代カードを使いきり、機能不全に陥っていたL・ベンダー、チャルハノール、キースリンクを下げて、ロルフェス、ブランド、ドルミッチを投入。前線に右からソン・フンミン、ベララミ、ブランドを据えた[4-3-3]に変更し、後半の巻き返しを狙った。
▽すると、立ち上がりからヴォルフスブルクを押し込んだレバークーゼンはここから反撃を開始。57分には、ベララビが放ったシュートのこぼれ球に素早く反応したソン・フンミンがネットを揺らす。さらに62分にもソン・フンミンが2点目を奪い、ヴォルフスブルクとの点差をたちまち1点差とした。
▽後半に入って相手の圧力に押し込まれ続けるヴォルフスブルクだったが、63分にはリカルド・ロドリゲスのクロスからドストがハットトリックを達成。しかし、レバークーゼンの勢いは止まらない。66分にセットプレーの流れからソン・フンミンもハットトリックを成し遂げると、72分には相手のミスを突いたベララビが同点弾を記録。レバークーゼンが怒涛の反撃で試合を振り出しに戻した。
▽しかし、この日2枚目のイエローカードでスパヒッチが退場したレバークーゼンは、後半アディショナルタイムに力尽きる。93分、右サイドから上げたビエイリーニャのクロスをニアサイドに走り込んだドストが左足で合わせたシュートがゴールイン。このゴールが決勝点となった試合は5-4で終了。レバークーゼンとの乱打戦を制したヴォルフスブルクが、リーグ戦の無敗記録を“9”に更新した。
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