ラツィオ、F・アンデルソン復帰もジェノアに敗戦 連敗で6位後退《セリエA》
2015.02.10 06:50 Tue
▽9日にセリエA第22節が行われ、前節終了時点で4位につけるラツィオ(勝ち点34)は本拠地スタディオ・オリンピコに8位のジェノア(勝ち点29)を迎え、0-1で敗戦した。
▽来季のEL出場圏内を射程に捉えるラツィオは、まさかの敗戦を喫した前節のチェゼーナ戦から先発を3人変更。この試合からの戦列復帰が伝えられていたF・アンデルソンは、負傷明けということもあり、ベンチスタートとなった。
▽一方、直近のリーグ戦7試合で白星なしと低迷するジェノアは、先月31日に行われたフィオレンティーナ戦の先発から2選手をメンバーチェンジ。目下7連勝中とお得意様とするラツィオとのアウェイゲームに臨んだ。
▽先にチャンスを作ったのは、ホームのラツィオ。7分、ゴール正面の好位置で得たFKからビリアが直接ゴールを狙う。右足で放ったプレースキックがゴール左下を捉えたが、これはGKペリンの好セーブに阻まれた。
▽その直後も決定機を演出したラツィオだったが、モノにできずにいると、27分にアクシデントが発生する。最終ラインを抜け出したニアングとボックス中央でGKマルケッティと交錯。主審はマルケッティに一発退場を宣告し、ジェノアにPKのチャンスを与えた。
▽1点を追うラツィオは、後半の頭からカンドレーバに代えて、この試合が負傷後の復帰戦となるF・アンデルソンを投入。しかし52分には、ニアングのスルーパスからファルケにシュートチャンスを与えるなど、ラツィオはなかなか波に乗り切れない。
▽それでも、66分には数的不利ながらもボールポゼッションで優位に立つラツィオがチャンスメイク。前線でボールキープしたクローゼのスルーパスからボックス右に走り込んだマウリがゴールを狙うも、ダイレクトで合わせたシュートは右ポストに弾かれた。
▽終盤に入ると、ラツィオはケイタをフィールドに送り込んで攻勢を強めるも、守備的な選手を入れて守備意識を高めたジェノアを崩し切れずに試合終了。敗れたラツィオは、これで2連敗となり、順位もEL出場圏外の6位に後退。一方のジェノアはリーグ戦8試合ぶりの白星を手にした。
▽来季のEL出場圏内を射程に捉えるラツィオは、まさかの敗戦を喫した前節のチェゼーナ戦から先発を3人変更。この試合からの戦列復帰が伝えられていたF・アンデルソンは、負傷明けということもあり、ベンチスタートとなった。
▽一方、直近のリーグ戦7試合で白星なしと低迷するジェノアは、先月31日に行われたフィオレンティーナ戦の先発から2選手をメンバーチェンジ。目下7連勝中とお得意様とするラツィオとのアウェイゲームに臨んだ。
▽その直後も決定機を演出したラツィオだったが、モノにできずにいると、27分にアクシデントが発生する。最終ラインを抜け出したニアングとボックス中央でGKマルケッティと交錯。主審はマルケッティに一発退場を宣告し、ジェノアにPKのチャンスを与えた。
▽このPKのチャンスからペロッティのゴールで先制に成功したジェノアは、その後も相手の攻撃をうまくしのぎつつ、ニアングを経由したカウンターで応戦。ラツィオ攻撃陣をシュート2本に抑え込んだジェノアが、1点をリードしてハーフタイムを迎えた。
▽1点を追うラツィオは、後半の頭からカンドレーバに代えて、この試合が負傷後の復帰戦となるF・アンデルソンを投入。しかし52分には、ニアングのスルーパスからファルケにシュートチャンスを与えるなど、ラツィオはなかなか波に乗り切れない。
▽それでも、66分には数的不利ながらもボールポゼッションで優位に立つラツィオがチャンスメイク。前線でボールキープしたクローゼのスルーパスからボックス右に走り込んだマウリがゴールを狙うも、ダイレクトで合わせたシュートは右ポストに弾かれた。
▽終盤に入ると、ラツィオはケイタをフィールドに送り込んで攻勢を強めるも、守備的な選手を入れて守備意識を高めたジェノアを崩し切れずに試合終了。敗れたラツィオは、これで2連敗となり、順位もEL出場圏外の6位に後退。一方のジェノアはリーグ戦8試合ぶりの白星を手にした。
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