ヴォルフスブルク監督、バイエルン撃破に「100%うまくいった」
2015.01.31 09:32 Sat
30日に行われたブンデスリーガ第18節でバイエルンをホームに迎えたヴォルフスブルクは、4ー1と快勝した。ディーター・ヘッキング監督は会心の勝利を喜んだ。
リーグ2位とはいえ、首位バイエルンと勝ち点11差があったヴォルフスブルクは、カウンターで王者を苦しめた。リーグ前半戦でわずか4失点だった強敵から1試合で4ゴールを挙げている。
試合後、ヘッキング監督は以下のように述べた。ドイツ『ARD』が伝えている。
「素晴らしい試合を見せた。バイエルンに勝つためには、今日のような調子でなければいけない。この試合に向けて話し合った内容のすべてを、チームが実行してくれたんだ」
「引きすぎず、いつものように前線で相手にプレスをかけすぎないことがプランだった。相手を誘って中盤でボールを奪って攻撃に切り替えることを狙っていたが、今日に関してはそれが100%うまくいったね」
立ち上がりの先制点は大きな意味があったようだ。
「1ー0としたことで、チームに自信が生まれた。もちろん、バイエルン相手に1点のリードは不十分だと分かっている。しかし、その後でチームに指摘したとおりのスペースができたんだ。我々は、そのスペースを生かすことができるチームだ。実際にそれができることを証明した」
ウィンターブレーク中の1月10日、ヴォルフスブルクはジュニア・マランダが交通事故で帰らぬ人となった。試合前は両チームと観客全員で祈りをささげている。黙祷ではなく、拍手という形をとった。
「ブリュッセルの葬儀では、非常に悲しい瞬間はもちろんあったが、教会で笑顔が見られる瞬間もあった。それには刺激を受けたよ。我々は今日、ファンとも同じようにしたかった。チーム、スタッフ、ファンが一緒に計画を進め、ともに実行したんだ」
提供:goal.com
リーグ2位とはいえ、首位バイエルンと勝ち点11差があったヴォルフスブルクは、カウンターで王者を苦しめた。リーグ前半戦でわずか4失点だった強敵から1試合で4ゴールを挙げている。
試合後、ヘッキング監督は以下のように述べた。ドイツ『ARD』が伝えている。
「素晴らしい試合を見せた。バイエルンに勝つためには、今日のような調子でなければいけない。この試合に向けて話し合った内容のすべてを、チームが実行してくれたんだ」
「引きすぎず、いつものように前線で相手にプレスをかけすぎないことがプランだった。相手を誘って中盤でボールを奪って攻撃に切り替えることを狙っていたが、今日に関してはそれが100%うまくいったね」
立ち上がりの先制点は大きな意味があったようだ。
「1ー0としたことで、チームに自信が生まれた。もちろん、バイエルン相手に1点のリードは不十分だと分かっている。しかし、その後でチームに指摘したとおりのスペースができたんだ。我々は、そのスペースを生かすことができるチームだ。実際にそれができることを証明した」
ウィンターブレーク中の1月10日、ヴォルフスブルクはジュニア・マランダが交通事故で帰らぬ人となった。試合前は両チームと観客全員で祈りをささげている。黙祷ではなく、拍手という形をとった。
「ブリュッセルの葬儀では、非常に悲しい瞬間はもちろんあったが、教会で笑顔が見られる瞬間もあった。それには刺激を受けたよ。我々は今日、ファンとも同じようにしたかった。チーム、スタッフ、ファンが一緒に計画を進め、ともに実行したんだ」
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