韓国がソン・フンミンの2発でウズベキスタンとの延長戦を制す《アジアカップ2015》

2015.01.22 19:08 Thu
▽アジアカップ2015の準々決勝、韓国代表vsウズベキスタン代表が22日に行われ、延長戦の末に韓国が2-0で勝利した。
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▽14大会ぶり3度目の優勝を狙う韓国は、C大阪に所属するGKキム・ジンヒョンや柏のキム・チャンスのほか、キム・ジンス、カク・テヒ、キム・ヨングォンと、最終ラインをJリーグ経験者で構成した。最前線にイ・ジョンヒョプが入り、2列目は右からイ・グノ、ナム・テヒ、ソン・フンミンを起用。中盤の底はパク・チュホとキ・ソンヨンが務めた。▽試合序盤は、立ち上がりから積極的に前へ出て行ったウズベキスタンがペースを掴む。16分にはゴール正面でトゥルスノフが決定機を迎えるも、素早い飛び出しを見せたGKキム・ジンヒョンにシュートをブロックされる。さらに直後にも、左サイドからのクロスに反応したアフメドフがゴール正面でシュートに持ち込む。しかし、これはバーの上に外れた。
▽序盤に相手の攻勢を凌いだ韓国は、時間の経過とともに盛り返していく。すると25分、イ・グノ、ナム・テヒと立て続けにシュートチャンスを迎える。しかし、GKネステロフの好守を前に先制とはならない。続く27分には、ソン・フンミンがボックス左からファーサイドを狙ったシュートを放つも、これもGKネステロフのファインセーブに遭った。

▽ゴールレスのまま迎えた後半、先にゴールへ近づいたのは韓国だった。47分に左サイドでFKを得ると、キッカーを務めたソン・フンミンがクロス性のボールをゴール前に供給。これが直接ゴールに向かったが、GKネステロフに弾き出された。さらに50分には、イ・ジョンヒョプが鋭いヘディングシュートを枠に飛ばす。しかし、再三にわたって好守を見せるGKネステロフの牙城を破ることができない。
▽終盤は韓国が攻勢に出たが、71分にボックス左からイ・グノが放ったシュートがわずかに枠の左へ外れるなど、チャンスを生かせない。一方のウズベキスタンも80分に訪れた決定機をトゥラエフが生かすことができず、試合は0-0のまま延長戦に入る。

▽一進一退の攻防となった延長戦、前半14分に試合の均衡を破ったのは韓国だった。左サイドの高い位置でキム・ジンスが折り返したボールをゴール前のソン・フンミンがプッシュ。これがGKの手を弾いてゴールネットに収まった。

▽その後、ウズベキスタンの反撃を抑えた韓国は、延長後半14分に右サイドを縦へ突破した途中出場のチャ・ドゥリのお膳立てからソン・フンミンがダメ押しの2点目を記録。そのまま2-0で逃げ切りに成功した韓国が3大会連続での4強入りを果たした。

▽今後、韓国は26日に行われる準決勝で、イランvsイラクの勝者と7大会ぶりの決勝進出を懸けて戦う。

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