イラン代表選手が女性ファンとの“自撮り”で罰則を受ける?

2015.01.20 17:11 Tue
▽アジアカップ2015に参加しているイラン代表の選手たちが、イラン・イスラム共和国サッカー連盟(FFIRI)から処分を科される可能性が浮上した。オーストラリア『The Age』が報じた。

▽イスラム圏諸国では、男子競技が行われる会場に女性が出向くことを禁止している。しかし、国外であるオーストラリアで開催されている今大会にはそれが適応されないため、イラン人の女性ファンの多くが会場に押しかけている。

▽問題の発端は、代表選手とイラン人の女性ファンが一緒に写った自撮り写真がSNS上に投稿されたことだった。さらに、女性ファンは外出する際に肌を隠すというイスラム教の教えに反し肌を露出していた。
▽FFIRIの倫理委員会は、SNS上に投稿された写真が政治的に利用されることを懸念しているという。FFIRIの倫理委員長を務めるアリ・アクバール・ムハンマザーデ氏のコメントを『The Age』が伝えている。

「選手たちが女性ファンと写真を撮ることは許されない。女性たちは、我々の国に対して政治的な身代金を要求する可能性がある。もしくは、選手個人が危険に晒されるかもしれない。選手たちがこの明確な警告を拒否すれば、我々は適切な対応を取らなければならなくなる」

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