日本代表DF松原健が新潟に完全移籍 在籍15年のMF本間は栃木へ

2015.01.05 15:54 Mon
▽新潟は5日、大分からレンタルで加入していた日本代表DF松原健(21)が、完全移籍で加入したことを発表した。クラブの公式サイトが伝えている。
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▽大分の下部組織出身の松原は、2010年にトップチームデビュー。2014シーズンからレンタルで新潟に加入すると、右サイドのレギュラーとしてリーグ戦で31試合に出場した。U-21日本代表として活躍する同選手は、昨年8月に日本代表として初招集を受けていた。▽新潟への完全移籍が決まった松原は、クラブの公式サイトを通じて次のように語った。
「このたび大分トリニータから完全移籍することになりました。今年もアルビレックス新潟でプレーできることをとても嬉しく思います。昨年達成できなかったACL出場を今年こそは達成できるように、チーム一丸となってがんばっていきたいと思います」

▽また、同日にはMF本間勲(33)が栃木に完全移籍で移籍することも発表した。同選手は昨年8月に栃木へレンタルで加入していた。
▽習志野高から加入後、新潟で15年を過ごした“ミスター・アルビレックス”は、クラブの公式サイトで別れの言葉を残した。

「高校を卒業してから15年間という長い間、たくさんの選手、スタッフ、サポーターの皆さんに支えられて最高の時を過ごすことができました。サポーターの熱い応援の力で、チームも自分も成長することができました。たくさんの喜びや、苦しかったこと、すべてが僕のサッカー人生の思い出です! これからも選手、サポーター、アルビレックスに関わる人たちが一つになり、タイトルを獲得できることを願っています。本当にアルビレックス新潟でプレーができて幸せでした。ありがとうございました! 」

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