攻守に躍動のバレンシアに屈したレアル・マドリーの公式戦連勝が22でストップ《リーガエスパニョーラ》

2015.01.05 03:19 Mon
▽リーガエスパニョーラ第17節バレンシアvsレアル・マドリーが4日、バレンシアの本拠地メスタージャで行われ、2-1でバレンシアが勝利した。敗れたレアル・マドリーの公式戦連勝記録は[22]でストップしている。

▽2014年最終戦となった前節エイバル戦を[3-4-1-2]の新システムで臨み、1-0で勝利して暫定4位に浮上したバレンシア(勝ち点31)。ヌノ監督は出場停止のハビ・フエゴに代えて、今冬の移籍市場でベンフィカから獲得したアルゼンチン代表MFエンツォ・ペレスを早速先発で起用した。

▽一方、先月行われたクラブワールドカップでサン・ロレンソを下してクラブ世界一の称号を手にした首位レアル・マドリー(勝ち点39)は、公式戦22連勝中と絶好調を維持。5日前に行われたミランとのプレシーズンマッチでこそ敗れたものの、セルヒオ・ラモスとマルセロが戦列に復帰した。
▽前節に続き3バックを採用したバレンシアは、ピアッティとバラガンの両ウイングバックを高い位置に配すアグレッシブな入りを見せる。レアル・マドリーの3トップに対しては3バックがマンツーマン気味に対応し、ボールホルダーに対しても前線から激しく当たることで、レアル・マドリー相手に一歩も引かない戦いを見せていった。

▽しかし13分、劣勢のレアル・マドリーがPKを獲得する。右サイドからのクロースのFKをニアサイドのベイルがバックヘッドで逸らすと、ボックス内のネグレドの手に当たった。このPKをC・ロナウドがゴール左に難なく決めて、流れに逆らうようにレアル・マドリーが先制する。
▽失点後も士気を落とすことなく応戦していたバレンシアだったが、23分にピアッティの負傷を受けてガヤをそのまま左アウトサイドに投入するアクシデントが発生。すると25分にはクロースの絶妙なパスを起点にC・ロナウドに決定的なシュートに持ち込まれるピンチを迎えるも、ボールはわずかに枠を外れていった。

▽前半終盤にかけても鋭い出足で攻守にレアル・マドリーを上回るバレンシアは、41分にバラガンがボックス内からシュートを放てば、45分にもアンドレ・ゴメスがミドルシュートを浴びせていく。そして追加タイム1分にはアンドレ・ゴメスのミドルシュートが右ポストに直撃する決定機を演出したが、ルーズボールに反応したアルカセルのシュートもGKカシージャスに阻まれ、同点に追いつくことはできずに前半を終えた。

▽それでも、迎えた後半も開始早々にアンドレ・ゴメスのボレーシュートでゴールに迫ったバレンシアが良い入りを見せると、52分に同点に追いつく。ガヤが左サイドを持ち上がって中へ切れ込み、パスを受けたボックス手前右のバラガンが思い切り良くミドルシュート。これがペペに当たってコースが変わり、GKカシージャスの牙城を破った。

▽失点を受けて前がかるレアル・マドリーは、59分に決定機を迎える。しかし、独走しかけたベイルはオタメンディの決死の戻りによってシュートを打ちきれない。すると65分、パレホのCKに対してセルヒオ・ラモスに競り勝ったオタメンディのヘディングシュートがネットを揺らし、逆転ゴールを許してしまう。

▽直後の68分にもバレンシアの連動した崩しによってバラガンに決定的なシュートを浴びたレアル・マドリーは、70分にイスコがボレーシュートを放つもGKヂエゴ・アウベスの正面を突いてしまう。直後に流れを変えるべくアンチェロッティ監督は2枚代えを敢行。ハメス・ロドリゲスとベイルに代えて、ヘセ・ロドリゲスとケディラを投入した。そして、右ウイングに入ったヘセ・ロドリゲスを起点に、自陣に引くバレンシアを打開にかかっていく。

▽そのレアル・マドリーは79分にCKの流れからセルヒオ・ラモスの放ったヘディングシュートがわずかに枠の右へ外れ、85分のC・ロナウドのヘディングシュートはGKヂエゴ・アウベスの正面を突いてしまう。結局、バレンシアの集中した守備の前にレアル・マドリーの攻勢が実ることなくタイムアップ。リーガ第3節アトレティコ・マドリー戦以来今季3敗目を喫し、公式戦での連勝が[22]でストップした。

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