ヘルタがドルトムント破る 香川は2試合連続不出場《ブンデスリーガ》
2014.12.14 02:26 Sun
13日に行われたブンデスリーガ第15節、ヘルタ・ベルリンvsドルトムントは、ホームのヘルタが1-0で勝利を収めた。ヘルタMF細貝萌は69分から交代出場し、FW原口元気はベンチ外。ドルトムントMF香川真司はベンチ入りしたが出場しなかった。
前節3試合ぶりの白星を挙げて最下位を脱出したドルトムントは、そのホッフェンハイム戦に続いて香川がベンチスタート。決勝ゴールを挙げるなど大きな存在感を放っていたギュンドガンが再びトップ下に入った。1トップはリーグ戦では7試合ぶり先発となるインモービレ。
一方のヘルタもここ5試合で4敗を喫し、降格圏一歩手前まで順位を下げてきている状況。ここまで1試合を除いて先発していた細貝をベンチに置き、原口はベンチ外となった。
序盤からボールを支配しながらも、ヘルタの守備に阻まれ良い形でゴールに迫れないドルトムント。前半半ばからは徐々に裏を取る形も出てきたが、決定的なチャンスにまでは至らなかった。
33分にはシュートを大きく蹴り上げたムヒタリャンが太もも裏を痛めた様子でプレーを続行できず。9日のアンデルレヒト戦で長期離脱から復帰を果たしたブワシュチコフスキが投入される。
26分のロニーのFKを除けばほとんど攻撃の機会のなかったヘルタだが、40分に訪れたチャンスを逃さなかった。ブワシュチコフスキに高い位置でプレスをかけてボールを奪うと、素早くショートカウンターを仕掛けシェルブレットからシーバーへ。慌てて戻ってきたケールを切り返しでかわしたシーバーが昨季まで在籍した古巣から先制点を奪った。
ようやく試合に動きが出てきたことでドルトムントにもチャンスが生まれ始めたが、前半終了間際にはまたも危険なボールロストからピンチを迎える。ギュンドガンがボールを奪われ、ベーレンスに決定的な抜け出しを許したが、GKランゲラクの好守に救われて前半のビハインドを1点にとどめた。
クロップ監督は後半開始からケールを下げてラモスを投入。ギュンドガンがボランチに下がり、ラモスは最前線に位置する。だが交代もさほど効果を表すことはなく、ゴールに迫れないまま時間が経過していく。
65分にはベンダーからの縦パスをインモービレがそのままシュートに持ち込むが、GKクラフトがファインセーブ。1点リードを守りたいヘルタはシェルブレとベン・ハティラに代えてファン・デン・ベルグと細貝を投入して守備の強化を図る。
73分にはインモービレがエリアすぐ外でFKを獲得し、ギュンドガンが狙うが弾かれてCKに。CKからのボールに合わせたフンメルスが強烈なヘッドで枠を捉えたが、これもクラフトの好守に阻まれ同点ゴールはならなかった。
クロップ監督は3枚目のカードとしてスボティッチに代えてシャヒンを投入し、残り少ない時間で何とか1点を狙いにいく。86分にはロングボールに合わせたインモービレのヘッドが難しいコースを突くが、またもクラフトが弾き出す。その直後にもう一度チャンスを迎えたインモービレだが、フリーでのヘッドで枠を捉えることができなかった。
試合はそのまま1-0で終了。ヘルタが3戦ぶり白星で一息つく一方で、ドルトムントは前節の勝利を復調につなげることができなかった。
提供:goal.com
前節3試合ぶりの白星を挙げて最下位を脱出したドルトムントは、そのホッフェンハイム戦に続いて香川がベンチスタート。決勝ゴールを挙げるなど大きな存在感を放っていたギュンドガンが再びトップ下に入った。1トップはリーグ戦では7試合ぶり先発となるインモービレ。
一方のヘルタもここ5試合で4敗を喫し、降格圏一歩手前まで順位を下げてきている状況。ここまで1試合を除いて先発していた細貝をベンチに置き、原口はベンチ外となった。
序盤からボールを支配しながらも、ヘルタの守備に阻まれ良い形でゴールに迫れないドルトムント。前半半ばからは徐々に裏を取る形も出てきたが、決定的なチャンスにまでは至らなかった。
33分にはシュートを大きく蹴り上げたムヒタリャンが太もも裏を痛めた様子でプレーを続行できず。9日のアンデルレヒト戦で長期離脱から復帰を果たしたブワシュチコフスキが投入される。
26分のロニーのFKを除けばほとんど攻撃の機会のなかったヘルタだが、40分に訪れたチャンスを逃さなかった。ブワシュチコフスキに高い位置でプレスをかけてボールを奪うと、素早くショートカウンターを仕掛けシェルブレットからシーバーへ。慌てて戻ってきたケールを切り返しでかわしたシーバーが昨季まで在籍した古巣から先制点を奪った。
ようやく試合に動きが出てきたことでドルトムントにもチャンスが生まれ始めたが、前半終了間際にはまたも危険なボールロストからピンチを迎える。ギュンドガンがボールを奪われ、ベーレンスに決定的な抜け出しを許したが、GKランゲラクの好守に救われて前半のビハインドを1点にとどめた。
クロップ監督は後半開始からケールを下げてラモスを投入。ギュンドガンがボランチに下がり、ラモスは最前線に位置する。だが交代もさほど効果を表すことはなく、ゴールに迫れないまま時間が経過していく。
65分にはベンダーからの縦パスをインモービレがそのままシュートに持ち込むが、GKクラフトがファインセーブ。1点リードを守りたいヘルタはシェルブレとベン・ハティラに代えてファン・デン・ベルグと細貝を投入して守備の強化を図る。
73分にはインモービレがエリアすぐ外でFKを獲得し、ギュンドガンが狙うが弾かれてCKに。CKからのボールに合わせたフンメルスが強烈なヘッドで枠を捉えたが、これもクラフトの好守に阻まれ同点ゴールはならなかった。
クロップ監督は3枚目のカードとしてスボティッチに代えてシャヒンを投入し、残り少ない時間で何とか1点を狙いにいく。86分にはロングボールに合わせたインモービレのヘッドが難しいコースを突くが、またもクラフトが弾き出す。その直後にもう一度チャンスを迎えたインモービレだが、フリーでのヘッドで枠を捉えることができなかった。
試合はそのまま1-0で終了。ヘルタが3戦ぶり白星で一息つく一方で、ドルトムントは前節の勝利を復調につなげることができなかった。
提供:goal.com
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