バレンシア&レバンテ、ダービーを前に関係悪化

2014.11.16 00:17 Sun
23日に行われるリーガエスパニョーラ第23節での対戦を前に、レバンテバレンシアの関係が悪化している。スペイン『マルカ』が報じた。

2005年にバレンシアが、レバンテのカンテラに在籍していた現リバプールDFホセ・エンリケを“強奪”したことをきっかけとして、緊張が走るようになったバレンシア市の両クラブの関係。両クラブとも会長が変わり、最近には良好な関係に戻りつつあったが、レバンテの本拠地シウター・デ・バレンシアで行われる今回のダービーを前に新たな衝突が生じている。

バレンシアのアマデオ・サルボ会長はスペインの不況も考慮して、今回のダービーのアウェイチケット1050枚を1枚15ユーロ(約2200円)で販売するようレバンテに要請。だがレバンテは、バレンシア自治州に拠を構える他クラブが応じてきたこの要請に断りを入れ、1枚30ユーロ(約4400円)で販売する方針を貫いた。

その後もレバンテと話し合いを続けたバレンシアだが、結局交渉を合意に導くことはできず、最終的に30ユーロの半分である15ユーロ(総額1万5750ユーロ※約230万円)を自クラブで賄うことを決定した。そして「ファンの試合への参加が難しくされたことによって、バレンシアの役員会はこの試合に赴くことを中止しました」との声明を出し、今回のダービーでレバンテ役員会との接触を絶つことを表明している。

バレンシアは今回のレバンテの対応に関係なく、第31節に行われる本拠地メスタージャでのダービーで、レバンテ側のアウェイチケットを15ユーロで販売する意向とされる。
提供:goal.com

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