カメルーン八百長疑惑で渦中の人物が報道を否定
2014.07.02 18:30 Wed
カメルーン代表の試合で八百長が行われたのではないかとの疑惑に関し、試合結果を正しく予想したと報じられた人物がその事実を否定している。
問題の発端となったのは、ドイツ『シュピーゲル』の報道。八百長の前科を持つシンガポールのウィルソン・ラジ・ペルマル氏が、ワールドカップ(W杯)・グループAの試合でクロアチアがカメルーンに4-0で勝利すること、カメルーンに退場者が出ることを正しく予想したというものだった。カメルーンは実際にこの通りのスコアで敗れ、MFアレクサンダル・ソングが退場している。
カメルーンサッカー連盟はこれを受け、調査を開始したと明らかにしていた。だが、ペルマル氏がこの報道の内容を否定したとして、イギリスなど複数メディアが同氏の声明を伝えている。
「報道とは異なり、私はカメルーン対クロアチア戦の予想はしていない。『シュピーゲル』記者とフェイスブックのチャットで会話をしたのは(試合の3日後の)6月21日だった。そのログは残っている」
「私はカメルーンのW杯での戦いについて気軽な形での評価を述べただけだ。4ゴールについてもレッドカードについても何も言ってはいない。意図しない形とはいえ、カメルーンサッカー連盟とファンを傷つけたことには謝罪したい」
一方で、『シュピーゲル』には主張を取り下げる意志はないようだ。イギリス『BBC』は同誌とコンタクトを取ったとして、次のようにコメントを伝えている。
「我々の主張は断固として変わらない。ペルマル氏がフェイスブックのチャットで、カメルーンが退場者を出してクロアチアが4-0で勝利すると書いたのは試合の数時間前だった」
提供:goal.com
問題の発端となったのは、ドイツ『シュピーゲル』の報道。八百長の前科を持つシンガポールのウィルソン・ラジ・ペルマル氏が、ワールドカップ(W杯)・グループAの試合でクロアチアがカメルーンに4-0で勝利すること、カメルーンに退場者が出ることを正しく予想したというものだった。カメルーンは実際にこの通りのスコアで敗れ、MFアレクサンダル・ソングが退場している。
カメルーンサッカー連盟はこれを受け、調査を開始したと明らかにしていた。だが、ペルマル氏がこの報道の内容を否定したとして、イギリスなど複数メディアが同氏の声明を伝えている。
「報道とは異なり、私はカメルーン対クロアチア戦の予想はしていない。『シュピーゲル』記者とフェイスブックのチャットで会話をしたのは(試合の3日後の)6月21日だった。そのログは残っている」
「私はカメルーンのW杯での戦いについて気軽な形での評価を述べただけだ。4ゴールについてもレッドカードについても何も言ってはいない。意図しない形とはいえ、カメルーンサッカー連盟とファンを傷つけたことには謝罪したい」
一方で、『シュピーゲル』には主張を取り下げる意志はないようだ。イギリス『BBC』は同誌とコンタクトを取ったとして、次のようにコメントを伝えている。
「我々の主張は断固として変わらない。ペルマル氏がフェイスブックのチャットで、カメルーンが退場者を出してクロアチアが4-0で勝利すると書いたのは試合の数時間前だった」
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