GL敗退のコートジボワール指揮官が辞任を表明
2014.06.25 09:05 Wed
▽コートジボワール代表を率いるサブリ・ラムシ監督が、グループC最終節のギリシャ戦後に辞任を表明した。FIFA(国際サッカー連盟)が24日に伝えている。
▽勝ち点3の2位で最終節を迎えたコートジボワールは、引き分け以上でグループステージ突破の可能性を十分に残していた。しかし、後半アディッショナルタイムに生まれたFWゲオルギオズ・サマラスのゴールもあって、ギリシャ戦を1-2で敗北。結果、グループリーグ敗退が決定した。試合後にラムシ監督はFIFAの会見で、コートジボワール代表の監督職を辞任することを述べている。ラムシ監督のコメントは次の通り。
▽「私の契約はもともと、ワールドカップを終了するまでだった。この話にはエピローグはないだろう。理由はわかると思う。昨年のアフリカネーションズカップやワールドカップアフリカ最終予選のように良い結果を残すことができなかった」
▽「私はこの2年間、多くの時間をチームのために割いてきた。しかし不運にもコートジボワール指揮官としてのストーリーは今晩終わった。結果は容赦のないものだ。しかし、ギリシャは勝利を盗んだわけではない」
▽「今回の結果はとても残念に思っているし、とても悲しい。それは選手たちやコートジボワールの方々にとっても同じだろう。私のキャリアは今後も続く。これからも敗北を味わうことになるだろう。しかし、今回のような終わり方を二度と迎えたくない」
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