プレビュー:エレファンツ、初の決勝トーナメント進出なるか《ギリシャvsコートジボワール》
2014.06.24 18:00 Tue
▽ブラジル・ワールドカップ・グループC最終節、1分1敗で最下位のギリシャ代表と1勝1敗で2位のコートジボワール代表が、決勝トーナメント進出を懸け、日本時間の24日29:00にフォルタレーザのエスタディオ・カステロンで激突する。
▽日本との第2戦では、立ち上がりから自陣に引いて守備を固めていたものの、38分に主将のカツラニスが退場するアクシデントに見舞われたギリシャ。しかし、その後も自陣に引いて自慢の守備力で日本の攻撃を受け止め、ゴールレスドローに持ち込んだ。そのギリシャが決勝トーナメントへ進出するにはコートジボワールに勝利した上、日本を得失点差で上回る必要がある。
▽一方のコートジボワールは、コロンビアとの第2戦ではスペースを消されてしまい、快足アタッカー陣がスピードを生かせない状況を強いられた。そして、ゴールレスで迎えた60分にドログバを投入したものの、64分にCKからハメス・ロドリゲスのゴールを許すと、さらにディエの痛恨のボールロストからキンテーロに加点され、リードを広げられた。結局、73分にジェルビーニョが個人技から1点を返したものの、その後もコロンビアの堅守を崩しきれずに敗戦している。ギリシャに勝利すれば同国史上初の決勝トーナメント進出となるコートジボワールは、引き分けても優位な立場にある。日本がコロンビアに2点差以上で勝利しないこと、1点差の勝利でも総得点を上回られなければ突破を決められる。
◆ギリシャ代表◆
【4-3-3】
▽ギリシャ代表予想スタメン
GK:カルネジス
DF:トロシディス、マノラス、パパスタトプーロス、ホレバス
MF:マニアティス、カラグーニス、P・コネ
FW:フェトファツィディス、ゲカス、サマラス
負傷者:なし
出場停止者:カツラニス
▽日本戦で退場したカツラニスが出場停止となるため、同じくベテランのカラグーニスが代役として出場するだろう。また、日本戦で先発したものの、負傷して途中交代となったミトログルはプレーできる状態にあるが、パフォーマンスが芳しくなかったため、初戦で先発したゲカスが起用されるだろう。
◆コートジボワール代表◆
【4-2-3-1】
▽コートジボワール代表予想スタメン
GK:バリ
DF:オーリエ、ゾコラ、バンバ、ボカ
MF:ティオテ、ヤヤ・トゥーレ、ディエ
FW:カルー、ドログバ、ジェルビーニョ
負傷者:FWコナン(右ヒザ)
出場停止者:なし
▽コロンビア戦で先発したグラデルが不発に終わったため、初戦で先発したカルーが復帰する可能性が高い。また、2試合ともにベンチスタートとなったエースのドログバは、グループステージ最終節となることからスタメン起用される可能性も十分だ。
★注目選手
◆MFヨアニス・フェトファツィディス(ギリシャ)
▽複数得点での勝利が必要となるため、注目は自ずと攻撃陣となる。ただ、ここまでの2戦でサマラス以外に目立った働きを見せているアタッカーはおらず、非常に厳しい状況と言わざるを得ない。そんななかでの注目は、レフティーのドリブラーであるフェトファツィディスだ。日本戦で右ウイングの位置で先発したジェノアMFだが、特長のドリブル突破を見せられないまま、カツラニス退場の煽りを受けて前半のうちに交代となってしまった。そのフェトファツィディスがキレのあるドリブル突破で、守備に難のある対面のボカを切り裂くことができれば、今大会で無得点のギリシャにゴールをもたらす可能性を高めるはずだ。
◆MFヤヤ・トゥーレ(コートジボワール)
▽一方、ギリシャが前がかりに出てくることが想定されるなか、ここまでの2戦で本来の姿を見せられていないヤヤ・トゥーレがコートジボワールの注目選手となる。プレースペースが与えられそうなマンチェスター・シティMFが、ギリシャの堅い中央の守備を、特長のフィジカルとテクニックを生かした持ち上がりで打開したいところ。また、ヤヤ・トゥーレがジェルビーニョやカルーといったウインガー陣のスピードを生かすようなパス出しができれば、より容易にギリシャからゴールを奪うことにつながるだろう。
▽日本との第2戦では、立ち上がりから自陣に引いて守備を固めていたものの、38分に主将のカツラニスが退場するアクシデントに見舞われたギリシャ。しかし、その後も自陣に引いて自慢の守備力で日本の攻撃を受け止め、ゴールレスドローに持ち込んだ。そのギリシャが決勝トーナメントへ進出するにはコートジボワールに勝利した上、日本を得失点差で上回る必要がある。
▽一方のコートジボワールは、コロンビアとの第2戦ではスペースを消されてしまい、快足アタッカー陣がスピードを生かせない状況を強いられた。そして、ゴールレスで迎えた60分にドログバを投入したものの、64分にCKからハメス・ロドリゲスのゴールを許すと、さらにディエの痛恨のボールロストからキンテーロに加点され、リードを広げられた。結局、73分にジェルビーニョが個人技から1点を返したものの、その後もコロンビアの堅守を崩しきれずに敗戦している。ギリシャに勝利すれば同国史上初の決勝トーナメント進出となるコートジボワールは、引き分けても優位な立場にある。日本がコロンビアに2点差以上で勝利しないこと、1点差の勝利でも総得点を上回られなければ突破を決められる。
◆ギリシャ代表◆
【4-3-3】
▽ギリシャ代表予想スタメン
GK:カルネジス
DF:トロシディス、マノラス、パパスタトプーロス、ホレバス
MF:マニアティス、カラグーニス、P・コネ
FW:フェトファツィディス、ゲカス、サマラス
負傷者:なし
出場停止者:カツラニス
▽日本戦で退場したカツラニスが出場停止となるため、同じくベテランのカラグーニスが代役として出場するだろう。また、日本戦で先発したものの、負傷して途中交代となったミトログルはプレーできる状態にあるが、パフォーマンスが芳しくなかったため、初戦で先発したゲカスが起用されるだろう。
◆コートジボワール代表◆
【4-2-3-1】
▽コートジボワール代表予想スタメン
GK:バリ
DF:オーリエ、ゾコラ、バンバ、ボカ
MF:ティオテ、ヤヤ・トゥーレ、ディエ
FW:カルー、ドログバ、ジェルビーニョ
負傷者:FWコナン(右ヒザ)
出場停止者:なし
▽コロンビア戦で先発したグラデルが不発に終わったため、初戦で先発したカルーが復帰する可能性が高い。また、2試合ともにベンチスタートとなったエースのドログバは、グループステージ最終節となることからスタメン起用される可能性も十分だ。
★注目選手
◆MFヨアニス・フェトファツィディス(ギリシャ)
▽複数得点での勝利が必要となるため、注目は自ずと攻撃陣となる。ただ、ここまでの2戦でサマラス以外に目立った働きを見せているアタッカーはおらず、非常に厳しい状況と言わざるを得ない。そんななかでの注目は、レフティーのドリブラーであるフェトファツィディスだ。日本戦で右ウイングの位置で先発したジェノアMFだが、特長のドリブル突破を見せられないまま、カツラニス退場の煽りを受けて前半のうちに交代となってしまった。そのフェトファツィディスがキレのあるドリブル突破で、守備に難のある対面のボカを切り裂くことができれば、今大会で無得点のギリシャにゴールをもたらす可能性を高めるはずだ。
◆MFヤヤ・トゥーレ(コートジボワール)
▽一方、ギリシャが前がかりに出てくることが想定されるなか、ここまでの2戦で本来の姿を見せられていないヤヤ・トゥーレがコートジボワールの注目選手となる。プレースペースが与えられそうなマンチェスター・シティMFが、ギリシャの堅い中央の守備を、特長のフィジカルとテクニックを生かした持ち上がりで打開したいところ。また、ヤヤ・トゥーレがジェルビーニョやカルーといったウインガー陣のスピードを生かすようなパス出しができれば、より容易にギリシャからゴールを奪うことにつながるだろう。
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