コスタリカを警戒するプランデッリ 「恐るべきチーム」

2014.06.20 17:10 Fri
イタリア代表は20日、ワールドカップ(W杯)・グループD第2節でコスタリカ代表と対戦する。チェーザレ・プランデッリ監督は、格下と見られるコスタリカへの警戒をあらわにした。

初戦でイングランドに勝利を収めたイタリアは、格下と見られるコスタリカを下せば、決勝トーナメント進出に大きく近づく。だが、コスタリカも初戦でウルグアイを沈めたチームだ。プランデッリ監督は前日会見で次のように話している。イタリア『コッリエレ・デッロ・スポルト』が伝えた。

「彼らはとても恐るべきチームだ。ウルグアイ戦は勝利にふさわしかった。我々にとって非常に難しい試合になるだろう。1対1に非常に優れ、裏を突ける選手たちが前線にいる。周囲はウルグアイやイングランドのことを騒いでいたが、私はコスタリカ戦が難しい試合になると言っていたよ。(ジョエル・)キャンベルはモダンなストライカーだ。コスタリカは完成されたチームだよ」

「メンバーについては、明日まで言えない。(アンドレア・)バルザーリは昨日問題があったが、今日は大丈夫だった。明日の様子をみよう。(ジャンルイジ・)ブッフォンについては、この3日間素晴らしい練習をした。少し足首が腫れているが、たいしたものではない。練習での反応が良ければ出場する」

プランデッリ監督は暑さについて、「言い訳にしてはいけない」と述べつつ、以前から主張するタイムアウト制導入の必要性を改めて強調した。その上で、ラテンアメリカの速いペースこそが脅威だと話している。

「彼らにはよりスプリント能力がある。欧州勢はより持続力があるね。だが、爆発力に欠ける。イタリアにはプレーのアイデアがあり、それをより強調しなければいけない。これが正しい道だ。中盤のクオリティーを生かすことがね。彼らの力を生かしたい」

イタリアは最終節でウルグアイと対戦する。だが、プランデッリ監督はコスタリカ戦に集中しなければいけないと語った。

「一つずつ考えていこう。コスタリカ戦が終わったら、計画を立てる。素晴らしい計画を立てられるように願っているよ」


提供:goal.com

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