オーストラリア、2022年W杯再立候補も除外せず

2014.06.02 19:50 Mon
2022年ワールドカップのカタール招致を巡る不正疑惑を受け、招致に立候補していたオーストラリアは再投票が行われる場合の立候補の可能性を否定はしていない。

2022年W杯に関しては、FIFA(国際サッカー連盟)元理事であるモハメド・ビン・ハマム氏がアフリカ各国のサッカー協会幹部らを買収し、カタールへの投票を促した疑いが報じられた。FIFAのジム・ボイス副会長は、不正が確認されれば開催地の再投票を行う可能性も示唆している。

FFA(オーストラリアサッカー連盟)のデイビッド・ギャロップCEOは、カタールの不正疑惑に関してFFAもFIFAの調査に協力したことを明かしつつ、再立候補の可能性も否定はしなかった。同CEOのコメントをオーストラリアなどのメディアが伝えている。

「深刻な展開だ。深刻な疑惑であり、我々はどう対応するべきか様子を見ようとしている」

「オーストラリアの立場ということに関して言えば、数年前に起こった出来事の扉が再び開くのかどうかを判断するには時期尚早だ。今の段階では様子見の状況でしかない」

2022W杯の開催国にはカタールのほかアメリカ、韓国、日本、オーストラリアが立候補していた。オーストラリアは1票の獲得に終わり、一度目の投票で落選している。その後日本、韓国の順に落選し、最後はアメリカとの決戦投票を制したカタールが開催地に決定した。


提供:goal.com

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