進撃のアトレティコが要塞を破壊 レアルとのダービー決勝へ《CL》
2014.05.01 05:49 Thu
▽CL準決勝2ndレグのチェルシーvsアトレティコ・マドリーが4月30日にスタンフォード・ブリッジで開催され、3-1(2戦合計同スコア)で勝利したアトレティコがレアル・マドリーの待つ決勝に進出した。アトレティコは、クラブ史上2度目、40年ぶりのCL(チャンピオンズカップ時代を含む)決勝進出となった。
▽ゴールレスドロー決着となったビセンテ・カルデロンでの1stレグを経て迎えた今回の一戦。チェルシーは、1stレグで右ヒジを痛めたGKチェフのほか、ランパードとミケルが累積警告で欠場となったが、負傷していたテリーやアザールが先発で復帰。モウリーニョ監督は、アスピリクエタを右サイドハーフで起用し、最前線のトーレスの後ろにウィリアンを置く [4-4-1-1]の布陣を採用した。一方のアトレティコは、主将のガビが累積警告で欠場。シメオネ監督は、ビジャとラウール・ガルシアをベンチスタートとし、ヂエゴ・コスタの相棒にアドリアンを抜擢した。
▽試合は、開始早々の4分にアトレティコがチェルシーに冷や汗をかかせる。CKの流れから左サイドのコケがボレーでクロスを入れると、これがGKシュウォーツァーの頭を越えてゴール方向へ。直接ゴールに入る勢いだったが、バーに直撃したことでチェルシーは失点を免れた。
▽カウンターに強みを持つ両者の対決は、1stレグと同様にお互いポゼッションを重要視せず、単発的な攻撃を繰り出していく。チェルシーは両サイドバックがオーバーラップをある程度自重し、アザールとウィリアンの推進力あるドリブルを活用。一方のアトレティコは、サイドに流れるヂエゴ・コスタのフィジカルを活かし、縦に早い攻撃でアウェイゴールを狙う。
▽そんな中、22分に決定機を演出したのは、セットプレー時に人数をかけていったホームチームだった。イバノビッチのロングスローをボックス内で収めたD・ルイスがゴールに背を向けた状態でトラップし、オーバーヘッドキックを敢行。シュートは、わずかにゴール左へ外れた。
▽好機を得点に結び付けられなかったチェルシーだが、36分に訪れたチャンスをモノにする。ウィリアンが右サイドのコーナースポット付近でDF2人に囲まれながらもターンしてパスを送ると、これを受けたボックス右のアスピリクエタが折り返しのボールを入れる。ゴール正面のトーレスがクロスをダイレクトで合わせると、DFにディフレクトしたボールがネットに吸い込まれ、チェルシーが先制。元アトレティコ主将は古巣に敬意を示し、ゴールパフォーマンスを控えた。
▽先制点を奪われたアトレティコだったが、44分には貴重なアウェイゴールでアドバンテージを手にする。チアゴの浮き球パスをボックス右に走りこんだフアンフランがダイレクトで折り返すと、これをゴール正面で待ち構えていたアドリアンがプッシュ。アトレティコが1-1とし、決勝進出の権利を得てハーフタイムを迎えた。
▽選手交代なしで迎えた後半、先にチャンスをつくったのはアトレティコだった。48分、コケが右サイドから上げた鋭いクロスをファーサイドで対応したDFイバノビッチがクリアしきれず。うまくボールを収めたアルダがシュートに持ち込んだが、GKシュウォーツァーの好守を前に2点目とはならなかった。
▽41歳GKのファインセーブで難を逃れたチェルシーは、直後に主将がゴールに近づく。ウィリアンがゴール前に送ったFKをテリーがヘディング。シュートは枠内に飛んだが、チェルシーからローン移籍中であるGKクルトワのブロックに遭い、ゴールとはならない。
▽54分には、モウリーニョ監督が選手交代とともに[4-4-2]への布陣変更を行う。A・コールを下げて、エトーをトーレスの相棒として投入。ウィリアンを右サイドに出し、左サイドバックにはアスピリクエタを回した。
▽しかし、チェルシーのこの交代策は、思わぬ形で裏目に出る。アトレティコは60分、右CKの流れからボックス内でヂエゴ・コスタがエトーに倒されてPKを獲得。このPKをヂエゴ・コスタが自ら決めて、アトレティコがスコアを2-1とし、実質2ゴール分のアドバンテージを得た。
▽2ゴールが必要となったチェルシーは、64分にウィリアンのFKをD・ルイスが頭で合わせるも、バーに直撃する。すると、枠に助けられたアトレティコが71分、1点目と同様の形から決定的な3点目を手にした。ボックス右に走りこんだフアンフランがチアゴの浮き球パスを折り返すと、ファーサイドのアルダがヘッド。これはバーに直撃したが、跳ね返りのボールをアルダが自ら詰めて、スコアを3-1とした。
▽その後、アトレティコはチェルシーの攻撃を安定感のある守備で抑えて逃げ切り、レアル・マドリーが待つ決勝に進出。5月24日にリスボンで行われるCL決戦では、史上初となるダービーが実現し、初優勝を懸けて宿敵撃破を目指す。
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▽そんな中、22分に決定機を演出したのは、セットプレー時に人数をかけていったホームチームだった。イバノビッチのロングスローをボックス内で収めたD・ルイスがゴールに背を向けた状態でトラップし、オーバーヘッドキックを敢行。シュートは、わずかにゴール左へ外れた。
▽好機を得点に結び付けられなかったチェルシーだが、36分に訪れたチャンスをモノにする。ウィリアンが右サイドのコーナースポット付近でDF2人に囲まれながらもターンしてパスを送ると、これを受けたボックス右のアスピリクエタが折り返しのボールを入れる。ゴール正面のトーレスがクロスをダイレクトで合わせると、DFにディフレクトしたボールがネットに吸い込まれ、チェルシーが先制。元アトレティコ主将は古巣に敬意を示し、ゴールパフォーマンスを控えた。
▽先制点を奪われたアトレティコだったが、44分には貴重なアウェイゴールでアドバンテージを手にする。チアゴの浮き球パスをボックス右に走りこんだフアンフランがダイレクトで折り返すと、これをゴール正面で待ち構えていたアドリアンがプッシュ。アトレティコが1-1とし、決勝進出の権利を得てハーフタイムを迎えた。
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▽しかし、チェルシーのこの交代策は、思わぬ形で裏目に出る。アトレティコは60分、右CKの流れからボックス内でヂエゴ・コスタがエトーに倒されてPKを獲得。このPKをヂエゴ・コスタが自ら決めて、アトレティコがスコアを2-1とし、実質2ゴール分のアドバンテージを得た。
▽2ゴールが必要となったチェルシーは、64分にウィリアンのFKをD・ルイスが頭で合わせるも、バーに直撃する。すると、枠に助けられたアトレティコが71分、1点目と同様の形から決定的な3点目を手にした。ボックス右に走りこんだフアンフランがチアゴの浮き球パスを折り返すと、ファーサイドのアルダがヘッド。これはバーに直撃したが、跳ね返りのボールをアルダが自ら詰めて、スコアを3-1とした。
▽その後、アトレティコはチェルシーの攻撃を安定感のある守備で抑えて逃げ切り、レアル・マドリーが待つ決勝に進出。5月24日にリスボンで行われるCL決戦では、史上初となるダービーが実現し、初優勝を懸けて宿敵撃破を目指す。
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チャンピオンズリーグ(CL)のノックアウトフェーズ・プレーオフが19日に終了。この結果、ラウンド16に進出する16チームが決定した。 新フォーマットで開催されている今大会のCLでは、リーグフェーズで上位8チームに入ったリバプール、バルセロナ、アーセナル、インテル、アトレティコ・マドリー、レバークーゼン、リール、アストン・ビラのラウンド16ストレートインが決定。 さらに、9位~24位の16チームの間で争われたプレーオフを制したバイエルン、フェイエノールト、クラブ・ブルージュ、ベンフィカ、ドルトムント、レアル・マドリー、パリ・サンジェルマン(PSG)、PSVがベスト16入りを決めた。 国別ではイングランド、スペイン、ドイツの3クラブが最多。日本人選手では遠藤航(リバプール)、冨安健洋(アーセナル)、伊藤洋輝(バイエルン)、上田綺世(フェイエノールト)の4選手が勝ち残っている。 なお、リーグフェーズの順位によってラウンド16の組み合わせの大枠は決まっているが、正式な対戦カードは21日に行われる抽選会で決定。その後、1stレグが3月4.5日、2ndレグが同11.12日に開催予定だ。 ◆CLラウンド16 暫定対戦カード パリ・サンジェルマン(15位) vs リバプール(1位)orバルセロナ(2位) クラブ・ブルージュ(24位) vs リール(7位)orアストン・ビラ(8位) レアル・マドリー(11位) vs アトレティコ(5位)orレバークーゼン(6位) PSV(14位) vs アーセナル(3位)orインテル(4位) フェイエノールト(19位) vs インテル(4位)orアーセナル(3位) バイエルン(12位) vs レバークーゼン(6位)orアトレティコ(5位) ドルトムント(10位) vs アストン・ビラ(8位)orリール(7位) ベンフィカ(16位) vs バルセロナ(2位)orリバプール(1位) ※()内はリーグフェーズ順位 2025.02.20 07:42 Thu3
カカとフェリックスが対談…プロの生活、バロンドール、代表を語る
アトレティコ・マドリーのポルトガル代表FWジョアン・フェリックスが、元ブラジル代表MFカカ氏とインスタグラムでビテオ通話を行い、それぞれにインタビューした。スペイン『アス』が対談の様子を伝えた。 フェリックスは昨シーズン、ベンフィカで公式戦43試合20得点11アシストを記録し大きく飛躍。多くの欧州有力クラブを惹きつける人気銘柄として大きな脚光を浴びる中、クラブ史上最高額の1億2600万ユーロ(約153億円)とも言われる移籍金でアトレティコに加入していた。 <div style="margin:0 auto; min-width:300px; " id="cws_ad"><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJPQlBwMVhCViIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div> 一方のカカ氏は、現役時代ミランやレアル・マドリーで活躍し、2007年にはバロンドールも受賞。2017年に現役を引退している。 その風貌やスピードがどことなく似ている部分もある両者。バロンドール受賞者と未来のバロンドール受賞が期待される逸材という豪華なコンビのやり取りを抜粋してお伝えする。 <span class="paragraph-title">◆ユースからプロへの移行</span> フェリックス 「ファーストチームでプレーを始めた時に直面した最大の困難はなんでしたか?」 カカ 「最も難しいのは移行の最中だと思う。下位カテゴリーから移行してプロになると、全く異なる世界で異なる状況に適応する必要がある。選手は君に教え、歓迎し、助けてくれる。それが私のキャリアの重要な瞬間だ。難しいが同時に美しくもある。君はすでにプロとして2年やっているが、自分の役割を理解している?」 フェリックス 「僕にとっても最も難しいことでしたけど、試合以外ではそうでもなかったです。なぜなら、ベンフィカのチームメイトが本当によくしてくれて、常に僕が元気かどうか確認してくれました。チームと同じ土俵に立てば、うまくプレーできます」 「しかし、最も僕が影響を受けたのはメディアへの対処でした。新聞や僕が以前フォローしていたSNSは、良いことを言ってくれた時は好きですが、そうでない時は好きではなかったです」 「ある時からそれを追うのをやめ、その後はしていません。今の僕は元気で、ポルトガルからスペインのリーグに映りました。今の僕にとって何が一番重要だと思いますか?」 カカ 「君にとってベストなのはスペインの仕組みを理解することだ。試合はどこでも同じだと思うかもしれないが、全く違う。ブラジル、イタリア、スペイン、アメリカ。これらは私がプレーした場所だ。そして、違いがある」 「戦術がより重要な場所もあれば、よりテクニカルな場所もある。周りの環境やアトレティコが世界で何を表しているのかを理解する必要がある。今、君は素晴らしい場所にいる。マドリッドは美しい街だ」 <span class="paragraph-title">◆バロンドールとチャンピオンズリーグ</span> フェリックス 「2007年、僕が8歳の時、あなたの最高の年でしたよね?」 カカ 「2007年は私のキャリアのピークだった。チームとしても個人としても。チャンピオンズリーグの決勝に到達した時、セビージャとのヨーロッパスーパーカップ、日本でのボカ・ジュニアーズとのクラブ・ワールドカップ、そしてバロンドールを受賞した。2007年は私にとっては素晴らしい年だ」 フェリックス 「あなたがその1年で達成したことは、選手がキャリアを通じて達成したいことだと思います」 カカ 「本当に素晴らしい年だった。何か特別な夢はある?」 フェリックス 「両方を勝ち取りたいです。チャンピオンズリーグとバロンドール」 <span class="paragraph-title">◆ユーロ2020について</span> カカ 「ユーロは君にとって初めての主要な大会?」 フェリックス 「はい。11月には21歳になります」 カカ 「言い換えれば、次のワールドカップで23歳になる。準備しなくてはならないね。君と私はフィジカル的に似ていると思うし、君はとても攻撃的な選手だと思う」 「私よりテクニックがあると思う。私はより攻撃的で、直線的だった。しかし、私は比較が好きじゃないんだ」 フェリックス 「カカはカカ、フェリックスはフェリックスだと思います。僕が小さい頃、あなたは私のアイドルの1人でした。あなたのポスターを部屋に置いていましたし、こうしてあなたと話すことができるとは思ってもいなかったです」 2020.05.14 18:50 Thu4
「若き日のディエゴを思い出す」ジュリアーノ・シメオネ22歳をマドリード紙ら称賛「彼の血にも“チョリズモ”」「息子3人の中で最も父親似」
アトレティコ・マドリーのアルゼンチン代表FWジュリアーノ・シメオネ(22)に対する評価が高まってきた。「若き日の父親ディエゴを彷彿とさせる」などとマドリード紙が称える。 父ディエゴ・シメオネが指揮するアトレティコに16歳で入団したジュリアーノ。 トップチームで父親から初めて起用されたのは19歳。しかし、そこからしばらくセカンドチームを主戦場とし、23-24シーズンはアラベスへ武者修行…現役時代からアトレティコ魂を持つ父ディエゴに肩を並べるのは難しいだろうと誰もが思うなか、昨夏アラベスより復帰した。 それでも迎えた今季、ジュリアーノはラ・リーガ第10節あたりからスターターに定着し、ワイドアタッカーとして奮闘。4日のコパ・デル・レイ準々決勝ヘタフェ戦では2得点を記録した。 『マルカ』などに寄稿するマドリードのジャーナリスト、アドリアン・ブランコ氏は、自身のXでジュリアーノを称賛。 「ジュリアーノ・シメオネは今季アトレティコのビッグネームである。彼がアトレティコの復活、成長、競争力を象徴する存在となっているのだ。そのプレーにはエネルギー、犠牲、決意、熱意が溢れ、とにかく情熱的。彼の血にも“チョリズモ”が流れている」 『Relevo』も社説でジュリアーノを称賛した。 「ジュリアーノは“魂”そのものか。ピッチ脇でチョロ(父ディエゴ)が望むこと全てをフィールド全域に伝えるのが、このシメオネ家の三男だ。彼がアトレティコに来たのは父親のおかげだと誰もが言ったが、今ここに残っているのは父親が持っていたもの全てを彼も持つからだ」 「ジュリアーノが自らのゴールを祝っている様子を見ると、いつだったか…ビセンテ・カルデロンでエンブレムを指差して歌っていた若き日のディエゴを思い出す。今や、ジュリアーノがアトレティコのスターターであることに異論を唱える者はいない。間違いなく、息子3人の中でジュリアーノが最も父親に似ている」 2025.02.05 20:41 Wed5
