マドリー、CR7&ディ・マリア弾でベスト8進出《コパ・デル・レイ》

2014.01.16 09:20 Thu
15日のコパ・デル・レイ5回戦2ndレグ、レアル・マドリーは敵地エル・サダールでのオサスナ戦を2-0で制し、合計スコア4-0で次戦進出を決めた。

本拠地サンチャゴ・ベルナベウでの1stレグを2-0で終えていたマドリー。アンチェロッティ監督はこの試合で、攻撃時にイスコを“偽背番号9”とする4-3-3、守備時に4-4-2となる変則システムを採用する。

オサスナの執拗なプレッシングに苦しむマドリーだったが21分、先にFIFAバロンドールを受賞したクリスティアーノ・ロナウドの3試合ぶりとなる得点で先制する。ボックス手前からの直接FK。CR7が放った無回転シュートに対してGKアンドレス・フェルナンデスはパンチングを繰り出すも、弾き損ねたボールが同選手の股を通って、そのまま枠内に収まった。

C・ロナウドはその後もゴールへの執念を見せ、22分、35分と決定機を迎えたが、どちらもA・フェルナンデスに阻まれる。マドリーは前半終盤にオサスナのチャンスを許すも、前試合まで412分間無失点を貫くGKカシージャスが好守を見せ、1-0のまま試合を折り返す。

後半、マドリーは55分に追加点を獲得する。シャビ・アロンソがデ・ラス・クエバスの保持していたボールを奪い、右サイドを走るヘセにスルーパス。カンテラーノが個人技でゴールライン際までボールを持ち込み、その折り返しからディ・マリアがネットを揺らした。オサスナはX・アロンソのファウルを訴えたが、マテュー・ラオス主審は得点を認めている。

アンチェロッティ監督はその後、C・ロナウド、シャビ・アロンソ、ヘセを下げてベイル、モラタ、カセミロを投入する。しかしモラタは、ファーストプレーとなったセットプレーで左目付近を負傷。治療を受けてピッチに戻るも、プレーの精彩を欠き続けることになった。

マドリーは84分、悪質なタックルを仕掛けたコエントランが、2枚目のイエローカードで退場に。さらに目まいを感じていたモラタが結局プレー続行不可能となり、涙を流しながらピッチから引き下がった。9人となったマドリーは終盤、オサスナに押し込まれる時間が続くも、カシージャスのさらなるファインセーブも飛び出し、無失点を維持したまま終了を迎えている。

また、サン・マメスでのビルバオvsベティスは2-0でビルバオが勝利を収め、合計スコアを2-1として次戦進出を決めた。

ビルバオは24分、イラオラのロングフィードに反応して最終ラインを突破したミケル・リコが、巧みな右足トラップからGKギジェルモ・サラを破って先制。M・リコはさらに67分、ボックス手前からグラウンダーのミドルでネットを揺らし、合計スコアをひっくり返した。コパ優勝にもプライオリティーを置くバスクの雄は、準々決勝でアトレティコ・マドリーと対戦する。

そのほか、エスパニョールは本拠地コルネジャ=エル・プラットでのアルコルコン戦を4-2で制し、合計スコア4-3で勝ち抜けた。接戦を物にしたアギーレ監督のチームは、次戦でマドリーと対戦。また初戦を0-0で終えていたシウター・デ・バレンシアでのレバンテvsラージョ・バジェカーノは1-0でレバンテが勝利し、バルセロナvsヘタフェの勝者と対戦する準々決勝に歩を進めている。
提供:goal.com

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