スペインがPK戦の末にイタリア撃破、ブラジル待ち受ける決勝へ《コンフェデレーションズカップ2013》
2013.06.28 07:18 Fri
27日に行われたコンフェデレーションズカップ準決勝、スペインvsイタリアはスコアレスドローとなり、PK戦7-6でスペインが勝利した。スペインは決勝で開催国のブラジルと対戦する。
4-0でスペインが優勝を飾った、ユーロ2012決勝以来となる両チームの対戦。試合はスペインがボールを保持し、3バックのイタリアがカウンターで応戦する展開となる。
最初にシュートを放ったのはスペイン。3分、素早いパス回しからペドロがシュートを放つも、これは枠を逸れた。その後スペインはイタリアの堅守を前に勢いを落とし、縦に早い攻撃に苦戦を強いられる。
堅守速攻を見せるイタリアは、3分にデ・ロッシを起点としたカウンターからジャッケリーニ、8分にピルロのCKからマッジョと、次々にシュートチャンスを迎える。19分にはピルロのFKにデ・ロッシが頭で合わせるも、その前のチャンスと同様にフィニッシュの精度を欠いた。
シュート数で上回るイタリア。36分にはジャッケーニの折り返しからマッジョがダイビングヘッドを繰り出すも、GKカシージャスの好守に遭った。対するスペインは37分、F・トーレスが個人技でボックス内に侵入したが、シュートは枠の右へと外れた。前半はスコアレスのまま終了する。
ハーフタイム、イタリアはバルザーリを下げてモントリーボを投入。デ・ロッシを最終ラインに下げ、ボヌッチを最終ラインの右にスライドさせた。対するデル・ボスケ監督は後半8分、ダビド・シルバとの交代でヘスス・ナバスを入れ、縦への推進力を増した。
後半は疲労のためか、両チームともにプレーリズムを徐々に落としていく。そのような状況でボールを保持し始めたイタリアは後半24分、マッジョのグラウンダーのクロスをマルキジオが叩くも、これはピケのブロックに遭う。一方のスペインは後半29分、ペドロがカウンターから最終ラインを抜け出すも、GKブッフォンの飛び出しにチャンスをつぶされた。
両チームは後半35分前後に2枚目の交代カードを切る。デル・ボスケ監督はペドロをフアン・マタに代え、プランデッリ監督はマルキジオを下げてアクイラーニを投入した。スペインは後半40分、オーバーラップしたピケがJ・ナバスのクロスからシュートを放ったが、ボールはクロスバーの上へ。その後も得点は生まれず、試合は延長戦に突入する。
延長戦前半、プランデッリ監督はジョビンコをジラルディーノとの交代で入れ、カードを使い切る。そのイタリアは延長前半3分、右サイドからのクロスがファーに流れ、これをジャッケリーニが叩いたが、ボールは惜しくも左ポスにを直撃。千載一遇のチャンスを逃してしまう。
対するデル・ボスケ監督は延長前半4分、F・トーレスの代わりにハビ・マルティネスをピッチに立たせ、そのまま1トップに配置するという大胆な策に出る。延長前半13分分にはペナルティエリア手前のFKをチャビが直接狙うも、これはわずかに枠の左へ外れた。
ともに動きの鈍さが目立つ延長戦後半、スペインは延長後半4分にボックス内のマタが左足を振る切るも、これは枠を捉えらず。また延長後半11分にはチャビのミドルがブッフォンに弾かれ、そのこぼれ球にJ・マルティネスが反応したが、シュートは枠の左に外れた。結局、延長戦も0-0のまま終了を迎え、試合の決着はPK戦に委ねられる。
4-2でスペインが勝ち抜けた、ユーロ2008の準決勝以来となる両チームのPK戦。先行イタリアはカンドレーバ、アクイラーニ、デ・ロッシ、ジョビンコ、ピルロ、モントリーボ、後攻スペインはシャビ、イニエスタ、ピケ、セルヒオ・ラモス、マタ、ブスケッツと成功させていく。そして7順目、イタリアはボヌッチがふかし、ボールはクロスバーの上へ。そしてナバスが冷静にブッフォンを破り、スペインが決勝の切符を手にしている。
提供:goal.com
4-0でスペインが優勝を飾った、ユーロ2012決勝以来となる両チームの対戦。試合はスペインがボールを保持し、3バックのイタリアがカウンターで応戦する展開となる。
最初にシュートを放ったのはスペイン。3分、素早いパス回しからペドロがシュートを放つも、これは枠を逸れた。その後スペインはイタリアの堅守を前に勢いを落とし、縦に早い攻撃に苦戦を強いられる。
堅守速攻を見せるイタリアは、3分にデ・ロッシを起点としたカウンターからジャッケリーニ、8分にピルロのCKからマッジョと、次々にシュートチャンスを迎える。19分にはピルロのFKにデ・ロッシが頭で合わせるも、その前のチャンスと同様にフィニッシュの精度を欠いた。
シュート数で上回るイタリア。36分にはジャッケーニの折り返しからマッジョがダイビングヘッドを繰り出すも、GKカシージャスの好守に遭った。対するスペインは37分、F・トーレスが個人技でボックス内に侵入したが、シュートは枠の右へと外れた。前半はスコアレスのまま終了する。
ハーフタイム、イタリアはバルザーリを下げてモントリーボを投入。デ・ロッシを最終ラインに下げ、ボヌッチを最終ラインの右にスライドさせた。対するデル・ボスケ監督は後半8分、ダビド・シルバとの交代でヘスス・ナバスを入れ、縦への推進力を増した。
後半は疲労のためか、両チームともにプレーリズムを徐々に落としていく。そのような状況でボールを保持し始めたイタリアは後半24分、マッジョのグラウンダーのクロスをマルキジオが叩くも、これはピケのブロックに遭う。一方のスペインは後半29分、ペドロがカウンターから最終ラインを抜け出すも、GKブッフォンの飛び出しにチャンスをつぶされた。
両チームは後半35分前後に2枚目の交代カードを切る。デル・ボスケ監督はペドロをフアン・マタに代え、プランデッリ監督はマルキジオを下げてアクイラーニを投入した。スペインは後半40分、オーバーラップしたピケがJ・ナバスのクロスからシュートを放ったが、ボールはクロスバーの上へ。その後も得点は生まれず、試合は延長戦に突入する。
延長戦前半、プランデッリ監督はジョビンコをジラルディーノとの交代で入れ、カードを使い切る。そのイタリアは延長前半3分、右サイドからのクロスがファーに流れ、これをジャッケリーニが叩いたが、ボールは惜しくも左ポスにを直撃。千載一遇のチャンスを逃してしまう。
対するデル・ボスケ監督は延長前半4分、F・トーレスの代わりにハビ・マルティネスをピッチに立たせ、そのまま1トップに配置するという大胆な策に出る。延長前半13分分にはペナルティエリア手前のFKをチャビが直接狙うも、これはわずかに枠の左へ外れた。
ともに動きの鈍さが目立つ延長戦後半、スペインは延長後半4分にボックス内のマタが左足を振る切るも、これは枠を捉えらず。また延長後半11分にはチャビのミドルがブッフォンに弾かれ、そのこぼれ球にJ・マルティネスが反応したが、シュートは枠の左に外れた。結局、延長戦も0-0のまま終了を迎え、試合の決着はPK戦に委ねられる。
4-2でスペインが勝ち抜けた、ユーロ2008の準決勝以来となる両チームのPK戦。先行イタリアはカンドレーバ、アクイラーニ、デ・ロッシ、ジョビンコ、ピルロ、モントリーボ、後攻スペインはシャビ、イニエスタ、ピケ、セルヒオ・ラモス、マタ、ブスケッツと成功させていく。そして7順目、イタリアはボヌッチがふかし、ボールはクロスバーの上へ。そしてナバスが冷静にブッフォンを破り、スペインが決勝の切符を手にしている。
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