プランデッリ「スペインは世界最強のチーム」

イタリア代表のチェーザレ・プランデッリ監督は、コンフェデレーションズカップ準決勝でのスペインとの対戦を前に、相手の優位を認めながらも自信を秘めた様子を見せている。

1年前のユーロ2012決勝では0-4の完敗。今回はエースストライカーのFWマリオ・バロテッリを負傷で欠くことにもなり、状況は厳しいが、プランデッリ監督は勝機もあると考えているようだ。同監督は会見で次のように述べた。

「スペインは世界最強のチームだ。難しい準決勝になるだろうが、試合の最後までチャンスを残すことができるよう願っている。バロテッリがいなければ、よりチームプレーが必要だ。ブラジル戦の後半のように戦わなければならない」

「スペインは我々より状態が良い。有利なのは彼らの方だろうが、対戦を楽しみにしている。相手を苦しめることはできる。ナイジェリアは前半に4度の決定機をつくっていた。現代のサッカーでは、相手にいくつかチャンスを与えないのは不可能だ」

ここまで3試合で8ゴールと異例の大量失点を喫していることについては、不当なゴールもあったと不満を述べつつ、その分攻撃面で力を発揮していると主張している。

「失点が多すぎるって? 8失点のうち4つは不当なものだった。だが我々は8ゴールも記録している。守るためだけにここに来たわけではない」

プランデッリ監督はまた、過密日程や準備期間の短さへの不満も訴えた。

「素晴らしい大会だが、こういう大会ではどのチームにも同じだけの準備期間があるべきだ。ブラジルは1カ月前から準備していた。他のチームに十分な条件が整っていなければ苦しい」

「できる限り力を回復させたいが、6日間で3試合を戦うのは考えられないことだ。来年はサッカー選手である以前にアスリートである23人を連れて来なければならない。燃料が空っぽの状態で来てしまうと難しくなる」


提供:goal.com