4失点黒星も後半の出来に満足のプランデッリ

イタリア代表は22日、コンフェデレーションズカップのグループA最終節でブラジル代表と対戦し、2-4と敗れた。それでも、チェーザレ・プランデッリ監督は、後半の戦いぶりに満足感を表している。

前半終了間際に先制されたイタリアは、後半の立ち上がりにMFエマヌエレ・ジャッケリーニのゴールで追い付いたものの、その後2失点。DFジョルジョ・キエッリーニのゴールで1点を返したが、終盤に再びブラジルのダメ押し弾を許し、今大会初の黒星を喫した。

だが、プランデッリ監督は良かった点を見ようとしているようだ。試合後、同監督はイタリア『Raiスポーツ』で次のように話している。

「後半の我々は素晴らしい試合をした。2-3のとき、我々は同点に追い付くのにふさわしかったよ。ただ、相手が素晴らしいチームなら、やられてしまうことはある。とにかく、我々はパーソナリティーを見せた」

「後半の反撃ぶりにはとても満足しているよ。フィジカルの調子は以前より良くなっている。疲労は感じているけどね。我々は自分たちのプレーシステムを少し見直した。それが機能したね。今日は(ダニエレ・)デ・ロッシと(アンドレア・)ピルロもおらず、(リッカルド・)モントリーボも負傷交代した」

グループ2位通過となったイタリアは、準決勝でグループB首位チームと対戦する。おそらくは、世界王者スペインとなるだろう。実現すれば、昨年のユーロ2012決勝の再戦となる。だが、プランデッリ監督は自分たちの成長こそが大事だと語った。

「我々は成長しようとしている。この試合も成長させてくれる試合だ。スペインと対戦するなら、素晴らしい試合をしたい。彼らはブラジルと同じで世界最強のチームだ。正しい力が必要となるだろう」


提供:goal.com