ネイマールが3戦連続弾 ブラジル、イタリアを下して3連勝《コンフェデレーションズカップ2013》
2013.06.23 06:30 Sun
22日に行われたコンフェデレーションズカップ・グループA最終節、イタリア対ブラジルの一戦は、4-2でブラジルが勝利した。
ブラジルは負傷のMFパウリーニョに代えてMFエルナネスを起用。MFピルロとMFデ・ロッシが不在のイタリアは、中盤にMFアクイラーニ、MFカンドレーバ、MFマルキジオ、MFディアマンティらが先発した。
ここまでの2試合で、早い時間に先制してきたブラジルは、この日も立ち上がりから猛攻。ハイプレスでイタリアを苦しめ、1分にFWフッキが決定機をつかむが、シュートはGKブッフォンに阻まれた。
嵐のようなブラジルの攻撃をしのいだイタリアは、少しずつ落ち着きを取り戻すが、攻めに転じることができない。20分前後から再びブラジルのプレスに苦しみ、24分にはMFオスカルのヒールパスからFWネイマールにチャンスを許すが、シュートが枠をとらえずに事なきを得た。
短い試合間隔での3戦目ということもあってか、両チームには負傷者も出る。イタリアはMFモントリーボ、DFアバーテを立て続けに失い、MFジャッケリーニとDFマッジョを投入。ブラジルもDFダビド・ルイスが筋肉を痛めて自ら交代を要求し、ベンチはDFダンテを送り込む。
ブラジルがポゼッションを支配しながら、イタリアが守備でこらえる展開で迎えた前半アディショナルタイム、セットプレーからブラジルが均衡を破る。ネイマールのFKにFWフレッジが頭で合わせると、これはブッフォンのファインセーブに阻まれたものの、こぼれ球をダンテが押し込んだ。
リードを許して前半を終えたイタリアだが、後半の早い時間帯に追い付くことに成功する。ブッフォンのロングボールをつなぎ、FWバロテッリが浮き球をヒールで前へ送ると、裏に抜けたジャッケリーニがペナルティーエリア内へ。やや厳しい角度ながら、右足の正確なシュートでゴールを射抜いた。
追い付かれたブラジルだが、55分、ネイマールが自ら倒されて得たFKを直接決め、すぐに突き放す。さらに66分、DFマルセロのフィードから、イタリア守備陣の穴を突いたフレッジが、マークに付いたDFキエッリーニを抑え込みながらのシュートでリードを2点に広げた。スコラーリ監督はネイマールを温存してベンチに下げる。
だが、イタリアも諦めない。71分、CKのボールにバロテッリが反応すると、こぼれ球をアクイラーニが落とし、キエッリーニが流し込む。ブラジル陣営はキエッリーニのシュートの前にホイッスルが鳴ったと抗議するが、主審はこれを認めず。イタリアが1点差に詰め寄る。プランデッリ監督はさらにFWエル・シャーラウィを投入し、最後の反撃に出た。
追い付こうと攻撃を続けるイタリアだったが、ブラジルは89分、逆に勝負を決める4点目を挙げる。高い位置でボールを奪うと、左サイドのMFベルナルジの落としからマルセロがシュート。これはブッフォンに止められたが、こぼれ球をフレッジが押し込んだ。
再び2点差としたブラジルは、そのまま逃げ切り、グループステージ3連勝で首位通過。イタリアはグループ2位で準決勝に臨むこととなった。
提供:goal.com
ブラジルは負傷のMFパウリーニョに代えてMFエルナネスを起用。MFピルロとMFデ・ロッシが不在のイタリアは、中盤にMFアクイラーニ、MFカンドレーバ、MFマルキジオ、MFディアマンティらが先発した。
ここまでの2試合で、早い時間に先制してきたブラジルは、この日も立ち上がりから猛攻。ハイプレスでイタリアを苦しめ、1分にFWフッキが決定機をつかむが、シュートはGKブッフォンに阻まれた。
嵐のようなブラジルの攻撃をしのいだイタリアは、少しずつ落ち着きを取り戻すが、攻めに転じることができない。20分前後から再びブラジルのプレスに苦しみ、24分にはMFオスカルのヒールパスからFWネイマールにチャンスを許すが、シュートが枠をとらえずに事なきを得た。
短い試合間隔での3戦目ということもあってか、両チームには負傷者も出る。イタリアはMFモントリーボ、DFアバーテを立て続けに失い、MFジャッケリーニとDFマッジョを投入。ブラジルもDFダビド・ルイスが筋肉を痛めて自ら交代を要求し、ベンチはDFダンテを送り込む。
ブラジルがポゼッションを支配しながら、イタリアが守備でこらえる展開で迎えた前半アディショナルタイム、セットプレーからブラジルが均衡を破る。ネイマールのFKにFWフレッジが頭で合わせると、これはブッフォンのファインセーブに阻まれたものの、こぼれ球をダンテが押し込んだ。
リードを許して前半を終えたイタリアだが、後半の早い時間帯に追い付くことに成功する。ブッフォンのロングボールをつなぎ、FWバロテッリが浮き球をヒールで前へ送ると、裏に抜けたジャッケリーニがペナルティーエリア内へ。やや厳しい角度ながら、右足の正確なシュートでゴールを射抜いた。
追い付かれたブラジルだが、55分、ネイマールが自ら倒されて得たFKを直接決め、すぐに突き放す。さらに66分、DFマルセロのフィードから、イタリア守備陣の穴を突いたフレッジが、マークに付いたDFキエッリーニを抑え込みながらのシュートでリードを2点に広げた。スコラーリ監督はネイマールを温存してベンチに下げる。
だが、イタリアも諦めない。71分、CKのボールにバロテッリが反応すると、こぼれ球をアクイラーニが落とし、キエッリーニが流し込む。ブラジル陣営はキエッリーニのシュートの前にホイッスルが鳴ったと抗議するが、主審はこれを認めず。イタリアが1点差に詰め寄る。プランデッリ監督はさらにFWエル・シャーラウィを投入し、最後の反撃に出た。
追い付こうと攻撃を続けるイタリアだったが、ブラジルは89分、逆に勝負を決める4点目を挙げる。高い位置でボールを奪うと、左サイドのMFベルナルジの落としからマルセロがシュート。これはブッフォンに止められたが、こぼれ球をフレッジが押し込んだ。
再び2点差としたブラジルは、そのまま逃げ切り、グループステージ3連勝で首位通過。イタリアはグループ2位で準決勝に臨むこととなった。
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