スペインが白星スタート ペドロ&ソルダード弾でウルグアイ撃破《コンフェデレーションズカップ2013》

2013.06.17 09:20 Mon
16日に行われたコンフェデレーションズカップ・グループB初戦、スペインvsウルグアイは2-1でスペインが勝利を収めた。

ワールドカップ初代王者ウルグアイと現王者スペインの対戦。西村主審によってキックオフのホイッスルが吹かれると、予想通りスペインがボールを保持し、ウルグアイが堅守速攻を狙う試合が展開される。するとデル・ボスケ監督率いるチームが、出色の出来にあることをまざまざと見せつけていく。

スペインはまず10分、FWセスクがペナルティーエリア手前からポストに直撃するシュートを放ち、ウルグアイを威嚇する。そして20分、MFチャビのCKを起点に先制。ボックス手前のFWペドロがシュートを放ち、DFルガーノに当たったボールが枠内へ飛び込んだ。

先制後もスペインの勢いは一向に衰えず、32分に追加点を記録する。セスクのスルーパスから、FWソルダードが統制が崩れたウルグアイの最終ラインを突破。右足のシュートでGKムスレラを破った。38分にはチャビの右CKからDFピケも決定機を迎えるなど、圧倒的優勢のまま前半終了を迎える。

後半、ウルグアイは前線からのプレッシングを強化するも、スペインの優位性は揺るがない。11分にはボックス手前のMFイニエスタが個人技から前を向いてシュートを打つも、これはわずかにポストの右へ。また19分には、イニエスタのシュートのこぼれ球をペドロが叩いたが、これも枠外へ飛んだ。

窮地に立たされるタバレス監督は、MFペレスに代えてFWフォルランを投入するなど打開を図る。一方のデル・ボスケ監督はセスク、チャビ、ペドロとの交代でMFカソルラ、MFハビ・マルティネス、FWマタとスペイン国外のクラブでプレー選手を入れ、好守のバランスを整えた。

その後、スペインは中盤で落ち着き払ったボール回しを見せ、ウルグアイの執拗なプレッシングをかわし続ける。しかし43分、DFセルヒオ・ラモスがペナルティーエリア手前でFWルイス・スアレスを倒してファウルを献上すると、この直接FKをスアレス自身が決め、ウルグアイが1点差に詰め寄った。

2-1となった試合だが大勢は変わらず、アディショナルタイム4分を経過したところで西村主審が終了のホイッスルを吹いている。スペインが唯一欠けている国際タイトル獲得に向けて、順調な白星スタートを切った。
提供:goal.com

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