スペイン、守護神はバルデスか 指揮官は「まだ決めていない」

スペイン代表は16日、コンフェデレーションズ杯初戦でウルグアイ代表と対戦する。ビセンテ・デル・ボスケ監督は注目のGK問題について、誰を先発にするか決めていないと語った。

2度のユーロ制覇と2010年南アフリカW杯優勝の立役者であるGKイケル・カシージャスは、所属のレアル・マドリーでジョゼ・モウリーニョ前監督との対立もあり、今シーズン後半戦で出場機会を得ることができなかった。

それでも、デル・ボスケ監督はカシージャスをコンフェデレーションズ杯に招集したが、同選手とビクトール・バルデス、ホセ・マヌエル・レイナのポジション争いについて、決断は下していないという。前日会見でのコメントを複数のメディアが伝えている。

「明日決めるよ。我々には素晴らしいレベルのGKが3人おり、それぞれのクラブでうまくやってきた。最善策を見出したい。(カシージャスは)この数カ月、慣れない状況にあった。彼にとっては簡単なことじゃなかっただろう。だから、ナーバスになっても驚きはしない」

一方、カシージャス自身は次のように話している。スペイン『アス』が伝えた。

「自分が出場するかは分からない。僕は不利な立場だったけど、この10日間は懸命にトレーニングをしてきたよ。レイナやバルデスに並ぶためにね。プレーする準備はできている。でも、決めるのは監督だ」

「僕は4カ月半プレーしていなかった。クラブではベンチに入るのに慣れていた。デル・ボスケ監督が招集メンバーに含めてくれたときは、すごくうれしかったし、このチャンスを生かそうと決めたんだ」

スペイン『マルカ』や『アス』は、スペインがV・バルデスを先発させると予想している。


提供:goal.com