イタリア、バロテッリは出場へ プランデッリが示唆

イタリア代表は16日、コンフェデレーションズカップ初戦でメキシコ代表と対戦する。チェーザレ・プランデッリ監督は前日会見で、14日の練習で太ももを痛めたFWマリオ・バロテッリが出場できる見込みだと明かした。

バロテッリは14日の練習で太ももの筋肉に違和感を覚え、ミニゲームに参加せずにトレーニングを先に切り上げた。エースのコンディションが心配されたイタリアだが、バロテッリの出場に問題はないようだ。プランデッリ監督はこのように話している。

「練習をしてみなければいけないが、バロテッリがピッチに立つ可能性は十分にある。たくさんのトレーニングをして、ケガがあるのは普通のことだ。だが私は、全員が起用可能な状態になると確信しているよ」

イタリアは4-3-3ではなく、4-3-2-1を採用すると見られている。1トップのバロテッリの後ろにMFエマヌエレ・ジャッケリーニとMFクラウディオ・マルキジオが入ると言われているが、プランデッリ監督はフォーメーションについて、このように語った。

「変更したのは、フィジカルコンディションも考慮しているからだ。明日の試合ではうまくやりたいと思っているから、自信を持つことが重要なんだよ。我々は細かいことまで準備してきた。相手は強いが、自分たちの試合にもっていけるように願っている」

7日のW杯予選チェコ戦や、先日のハイチとの国際親善試合では、不甲斐ない内容を見せてしまったイタリア。だがプランデッリ監督は、メキシコを警戒しつつも、コンフェデレーションズカップでは違うイタリアを見せたいと意気込みを表した。

「メキシコのことはよく知っている。彼らのプレーもね。戦術的にとてもバランスの取れたチームだ。最近の試合を分析すれば、心配もあるだろうが、選手たちと話してからそれはなくなった。我々は良いトレーニングをしてきたし、明日は素晴らしい試合をしたい」


提供:goal.com