スコラーリ監督「最も嬉しいのは結果」

▽コンフェデレーションズカップ2013開幕戦のブラジル代表vs日本代表が15日に行われ、開催国のブラジルが日本に3-0の快勝を収めた。試合後に記者会見に出席したブラジル代表を率いるルイス・フェリペ・スコラーリ監督と、先制点を挙げたネイマールのコメントは以下の通り。◆ルイス・フェリペ・スコラーリ監督
――今日の試合について
「最も嬉しいのは結果だ。決勝トーナメント進出に近づくことができた。良い結果だと思う。問題が全て解決したというわけではないがね」――ネイマールについて
「素晴らしい試合をした。交代させたのは負傷したからだ」
――観客に与えた影響について
「試合開始早々にゴールが決まったこともあって喜んでもらえたと思う。(場外で逮捕者が出るなど、問題があったということについて)私自身、チームのことに集中しているから、場外で起こったことについては分からない」

――2点目を挙げた時は大勢で祝福しており、団結している感じだった
「非常にチームワークの良い集団と言えるだろうが、向上を目指している。我々の目標は決勝に進出し、優勝することだ。これからはメキシコ戦に向けてしっかりと調整しなければいけない。決勝に進むためには、メキシコ戦への準備が重要なことだ」――メキシコ戦について
「メキシコは我々を苦しめてきた相手だ。サポーターたちの応援に期待したい。ブラジリアで受けた歓迎については非常に良かった。感謝している」

――3ゴールは期待通りか
「そうだね。2、3点は取りたいと思っていた。時にはチャンスを逸して得点できないこともあるが、最近は得点できている。良いことだ。得点を挙げることでグループの力は向上する。それにより、得点力も上がっていく」

――前半は後方からMFを飛ばすビルドアップが多かった
「MFの2選手がマークされていて、ボールを受けにくい状況になっていた。だから、後方から前線にボールを送る状況になっていた。前へボールを運ぶには前線の選手に預けて仕掛ける方法が適していた」

――スタート時はフッキが左、オスカルが右にいた。それを途中から本来の形(フッキが右、オスカルがトップ下)に変えた
「日本の監督や選手を混乱させるために、そのようなスタートポジションとした。どのような形がベストとなるかを探ってポジションを変えた」

――日本の右サイドを狙っていたように見えたが
「右サイドを狙っていたわけではない。流れでチャンスがつくれていたからだろう」

――ジョーのゴールについて
「チャンスで決めてくれたね。レアンドロ・ダミアンが負傷したため招集した選手だ。彼は良い選手。チャンスを生かしてくれた。成果を出そうと頑張っているよ」

――ルイス・グスタボのプレーについて
「この試合のベストプレイヤーだったと思う。戦術面で非常によく機能していた。ドイツでプレーしている選手らしく、戦術的に素晴らしい試合をしたよ」

◆ネイマール
――試合後、足を引きずっていたみたいだが大丈夫か
「まあ大丈夫。心配はいらない」

――フレッジからの落としを受けてゴールしたシーンについて
「とても速いスピードでフレッジがコントロールしてくれた。うまく良いシュートを打つことができたと思う」