GK川島、20日イタリア戦へ決意語る

2013.06.16 08:20 Sun
日本代表GK川島永嗣(30=スタンダール)が、プロ生活の今を形作る上で大きなきっかけとなった国、イタリアと対戦する。日本はコンフェデレーションズ杯1次リーグ第2戦(19日、レシフェ)でイタリアと激突。川島は大宮に入団した01年にセリエAパルマに短期留学したことが大きな転機になった。常に世界を見据えて戦ってきた男は今春、本紙評論家の藤田俊哉氏と対談した際に「世界を目指す上で必要なこと」を語っていた。

GK王国イタリア。川島にとって、今も大きな影響を与えられている国だ。01年の短期留学で出会った名伯楽フルゴーニGKコーチとは、現在も親交が深い。そのイタリアとの初対戦を控え「留学から10年以上たってますけど、イタリアと試合ができるのは刺激になります」と意気込んだ。

イタリア留学で大きな刺激を受け、「世界」を目指し歩みを進めてきた。時に悔しさも味わった。大会直前で定位置を獲得した10年W杯南アフリカ大会で活躍し、ベルギーに渡った。そんな川島にとっての今、そして世界への道しるべを今春、藤田氏に語っていた。
川島 (12-13年シーズンから名門の)スタンダールに移籍してきて、より主張することを覚えました。コミュニケーションを取れず、主張しないと自分の責任にされる。日本の時は主張が強くて監督に「言い過ぎるな」と言われることもあったけど、海外では当たり前。代表でも言うことは言うようにしています。言わないと伝わらないし、言っておかないと遅いこともある。代表も海外組が増えて、お互いの要求を強く言い合える。チームのためにも意見をぶつけ合えることがレベルアップにつながると思いますから。

名古屋時代、一緒にプレーした藤田氏は「永嗣は昔からしっかり言えるヤツだった」と言う。世界を目指す上で必要不可欠な自己主張。日本代表でも、スタンダールでも「物言うGK」として存在する男は、常にチーム、そして個のレベルアップを考える。
技術的にも、冷静に自分と世界レベルのGKを比較する。自信と謙虚さを併せ持つからこそ、現在の自分に必要なことを分析し、吸収できる。川島には目標がいる。チェコ代表でチェルシーに所属する世界屈指の守護神チェフだ。

川島 プレミアリーグのGKはあまり前に出ないんです。それはゴール前の密集の中でDFや相手攻撃陣と激しくぶつかり合いながらボールをつかむことを強く要求されるからだと思います。ただ、チェフら超一流は求められていることに加え、さらに自分のプレーの可能性を広げることを自らに課している。チェフはあれだけの体(身長196センチ)があるからゴール前の密集でやれる仕事をやるだけでもいいんでしょうけど、それでいて前にも出る。それは自分の幅を広げることになっていると思う。

11年6月7日、キリン杯チェコ戦でチェフと相対した。その際に強烈に頭に焼き付いたプレーがあった。前半37分、MF遠藤のFK。絶妙なコースに飛んだFKをチェフは余裕を持ってはじき出した。

川島 あの時は本田とヤットさん(遠藤)がキッカーの位置に立った。僕はちょうど正面からチェフの動きを見ていましたけど、どう見ても本田が蹴ることを想定した立ち位置にいました。でも実際はヤットさんが蹴った。完全にFKの弾道も想定とは逆なのにしっかりはじき出した。その時、思いました。もっと良いコースに飛んでもチェフは止めたんだろうなって。日々、自分の可能性を広げているから、あのプレーができる。そういう雰囲気を持つGKになりたいんです。

世界を目指すため、明確な自己主張をし、そして自分の可能性を広げるため日々の鍛錬を欠かさない。イタリア留学から12年。そうやって生活してきた。そしてついに向かい合うイタリアとの一戦。相手GKは名手ブフォン。ザックジャパンの勝利のため、自分の現在地を知るため、川島はレシフェのピッチに立つ。【構成・菅家大輔】

◆川島永嗣(かわしま・えいじ)1983年(昭58)3月20日、さいたま市生まれ。浦和東高から01年に大宮に入団。03年U-20W杯に出場。04年に名古屋へ、07年に川崎F移籍。07年2月に日本代表初招集。08年2月の東アジア選手権・北朝鮮戦で代表デビュー。10年W杯南アフリカ大会直前に定位置をつかみ16強進出。大会後にベルギー1部リールスに移籍。昨夏、同1部の名門スタンダール移籍。国際Aマッチ45試合32失点(11日イラク戦終了時点)。185センチ、80キロ。

提供:日刊スポーツ

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「漫画かよ」「ドラマがあるなぁ」“救世主”三笘薫と中村憲剛氏の13年前の姿にファンも感激「エモすぎる」

Jリーグの公式SNSがアップした1枚の写真が話題になっている。 24日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のオーストラリア代表戦に0-2で勝利し、7大会連続7度目のW杯出場を決めた日本。この試合のヒーローとなったのがMF三笘薫(ユニオン・サン=ジロワーズ)だった。 勝てばその時点でW杯出場が確定するという日本だったが、MF南野拓実のシュートが2度クロスバーに阻まれるなどしてゴールを奪えず。0-0のまま終盤へ突入した。 ベンチスタートだった三笘は84分から途中出場。すると89分、右サイドでボールを持ったDF山根視来がMF守田英正との連携で崩し、山根がラインギリギリで折り返す。すると、マイナスのクロスに逆サイドから走り込んだ三笘が右足を振り抜き、日本に先制点をもたらした。 三笘は後半アディショナルタイムの94分にもボックス左でボールを持つと、得意のカットインから右足一閃。GKマシュー・ライアンに触れられながらも日本の2点目をマーク。日本がアウェイで初めてオーストラリアに勝利し、W杯出場を決めた。 試合後のインタビューでは、この試合の解説を務めた元日本代表MF中村憲剛氏から「個人的には小さい頃から見ている薫がこういう舞台で2ゴール決められただけで本当に嬉しい」とも言われていたが三笘だが、Jリーグの公式SNSは2人の付き合いの長さを象徴するような1枚を投稿した。 「約13年の時を経て。中村憲剛 と手を繋ぐ少年が、日本をカタールW杯に導く立役者となる Jリーグ には世代を超えたドラマがあります」というコメントとともに添えられたのは、川崎フロンターレ時代の中村氏がエスコートキッズの三笘と手をつなぎながら入場する姿だった。 この投稿には、「漫画かよ」、「熱いものがこみ上げてくる」、「ドラマがあるなぁ」、「これはカッコいい」、「エモすぎる」といったファンからの反応が相次いでいる。この写真が撮影されたのは2009年。13年の時を経て繋がるドラマは大きな反響を呼んでいる。 <span class="paragraph-title">【写真】“ヒーロー”三笘薫と解説務めた中村憲剛の13年前2ショット</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">約13年の時を経て。<a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%B8%AD%E6%9D%91%E6%86%B2%E5%89%9B?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#中村憲剛</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%B8%89%E7%AC%98%E8%96%AB?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#三笘薫</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%B7%9D%E5%B4%8E%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%AC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#川崎フロンターレ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/daihyo?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#daihyo</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/SAMURAIBLUE?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#SAMURAIBLUE</a> <a href="https://t.co/53j1dH0vJS">pic.twitter.com/53j1dH0vJS</a></p>&mdash; Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) <a href="https://twitter.com/J_League/status/1507228042967814153?ref_src=twsrc%5Etfw">March 25, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.03.25 15:34 Fri
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日本人選手がポーランド女子リーグで初のタイトル! 来季UWCL出場権も獲得

ポーランド女子リーグで日本人選手が歴史を作った。 ポーランド女子サッカー1部・エクストラリガに所属するUKS SMSウッチは22日、AZS UJクラクフとアウェイで対戦し、2-1で勝利を収めた。 残り1試合を残して2位のグルニク・ウェンチナと勝ち点「3」差の首位に立ったSMSウッチは、直接対決での結果で上回っているため、優勝が決定。昨季2位からリベンジを果たし、悲願のクラブ初となるリーグタイトルを獲得した。 同時に、来季のUEFA女子チャンピオンズリーグ(UWCL)ラウンド1への出場権も獲得している。 SMSウッチには日本人の圓乘由理奈(えんじょうゆりな)が所属。圓乘はこの試合でもフル出場を果たしていた。 FW登録されていた大阪国際大学から2018年にSMSウッチへ加入し、エクストラリガでは初の日本人選手としてプレーをしている圓乘。今回の栄冠で、同リーグにおいてタイトルを獲得した初の日本人選手となった。 圓乘は自身のSNSで喜びのコメントを伝えている。 「2021-22シーズン残り1試合残して今日2-1で勝ち、優勝を決めました!ポーランドで優勝した日本人は初らしいです。最高の誕生日です!」 <span class="paragraph-title">【写真】タイトル獲得の喜びを口にする圓乘</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="pl" dir="ltr">Piłkarki TME SMS Łódź mistrzem Polski. Dziewczyny, jesteście wielkie, jesteście dumną naszego miasta. Gratuluję Wam z całego serca! Andrzej Kuczyński <a href="https://t.co/MkvASJvKlg">pic.twitter.com/MkvASJvKlg</a></p>&mdash; Hanna Zdanowska (@HannaZdanowska) <a href="https://twitter.com/HannaZdanowska/status/1528323227025657856?ref_src=twsrc%5Etfw">May 22, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">2021-22シーズン残り1試合残して今日2-1で勝ち、優勝を決めました!ポーランドで優勝した日本人は初らしいです<br>最高の誕生日です <a href="https://t.co/bnjLUO7cX9">pic.twitter.com/bnjLUO7cX9</a></p>&mdash; Yurina Enjo (@yrnaa14) <a href="https://twitter.com/yrnaa14/status/1528347786726543361?ref_src=twsrc%5Etfw">May 22, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.05.24 14:35 Tue
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世界から水戸へ!? 前田大然が飛躍契機の古巣・水戸に凱旋、ホーム町田戦に来場

水戸ホーリーホックは5日、セルティックの日本代表FW前田大然がホームゲームに来場することを発表した。 前田が古巣サポーターの前に姿を見せるのは、24日にケーズデンキスタジアム水戸で行われる明治安田生命J2リーグ第22節のFC町田ゼルビア戦。場外ステージでのトークイベントとハーフタイムでのピッチ周回を予定している。 水戸の公式ツイッターでは「#水戸から世界へ → #世界から水戸へ!?」と紹介 日本代表としてカタール・ワールドカップ(W杯)にも出場した前田は、2017年に水戸に在籍。松本山雅FCからの武者修行で36試合に出場し、自慢の快足を武器に13得点を挙げる活躍を披露。林陵平氏との2トップでチーム総得点の6割をたたき出していた。なお、水戸での初ゴールはホームでの第2節、ツエーゲン金沢戦だった。 前田は15日、20日に行われるキリンチャレンジカップ2023へ向けた日本代表メンバーにも招集されている。 <span class="paragraph-title">【動画】覚えている?前田大然が決めた水戸でのファーストゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="IlIFBUndWio";var video_start = 81;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.06.05 14:50 Mon

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