久保裕也の所属するFCシンシナティが新監督にヤープ・スタム氏を招へい

2020.05.22 02:10 Fri
Getty Images
MLS(メジャーリーグ・サッカー)のFCシンシナティは21日、ヤープ・スタム氏(47)を新監督に招へいしたことを発表した。契約期間は2021年12月31日までで、1年間の延長オプションが付随している。

FW久保裕也が所属するFCシンシナティでは、今シーズンの開幕1週間前にチームの選手に人種差別的な言葉を発したという疑惑を受けて、ロン・ヤンス監督が辞任。ヨアン・ダモット氏が暫定監督を務めていた。

しかし、その後は新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受けてMLSも1カ月間の中断を発表。さらに感染者が増加したことを受け、現在も中断したままとなっている。
今回新監督に就任したスタム氏は、現役時代にズヴォレやPSVなどオランダで複数のクラブでプレーした後、1998年7月にユナイテッドへ移籍。守備の要として3度のプレミアリーグ制覇と1998-99シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)優勝に貢献した同クラブのレジェンドだ。

現役引退後は、2014年から古巣アヤックスで指導者としてのキャリアをスタート。守備コーチやヨング・アヤックス(U-21チーム)の指揮官を務めると、レディングや、日本代表DF中山雄太が所属するズヴォレの監督を歴任。2019-20シーズンからはフェイエノールト指揮官を務めていたが、昨年10月に成績不振を理由に辞任していた。

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