フロレンツィがローマ指揮官就任のモウリーニョに期待「新たな風を吹かせてくれる」

2021.05.07 19:45 Fri
Getty Images
イタリア代表MFアレッサンドロ・フロレンツィが、ローマに新たに就任するジョゼ・モウリーニョ監督への期待を口にした。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

4日にパウロ・フォンセカ現監督のシーズン終了後の退任と、それに伴うモウリーニョ氏の就任を発表したローマ。期待と不安が入り混じる人事となったが、今季はローマからパリ・サンジェルマンへローン移籍しているフロレンツィは、ポルトガル人指揮官へ期待の言葉を残した。

「新しい風を吹かせてくれるだろう。モウリーニョはおそらく最も経験豊富で魅力のある監督の一人だ。ローマの環境をコントロールできる一人になれるはずだ。上手くいくことを願っているよ」
そんなフロレンツィに関しては、パリ・サンジェルマンが買い取りオプションを有しているものの、フランス『レキップ』の報道では行使を見送る模様。その一方でインテルからの関心も伝えられているが、プレーだけに集中していると主張した。

「インテルのようなトップクラブと縁があるのは嬉しいことだけど、噂やメディアが言うことに惑わされることはない」
「ピッチ上のことを話してもらいたいね。僕は多くを語ることなく、PSGでの経験を積んでいる。アル・ケライフィ会長やレオナルド、(マウリシオ・)ポチェッティーノの信頼に応えたいんだ。ベストを尽くしたい。それからどうなるか見てみよう」

アレッサンドロ・フロレンツィの関連記事

ミランは今夏の移籍市場で、イングランド代表DFカイル・ウォーカー(34)の買い取り及びブラジル代表DFエメルソン・ロイヤル(26)の放出を計画しているようだ。 今シーズンは期待外れのシーズンとなってしまっているミラン。昨夏に就任したパウロ・フォンセカ監督がチームの掌握に失敗して昨年12月に解任され、新たにセルジオ 2025.03.19 13:40 Wed
ローマのイタリア代表MFロレンツォ・ペッレグリーニ(28)に退団の可能性が浮上している。 ローマ生まれでローマの下部組織出身のペッレグリーニは、サッスオーロから完全移籍で帰還後は中盤の主力に定着。さらに、DFアレッサンドロ・フロレンツィ、FWエディン・ジェコの退団後にはジャッロロッシのカピターノを務めてきた。 2024.12.27 22:40 Fri
ミランとフランス代表DFテオ・エルナンデス(27)の契約交渉が今後本格化へ。 ここのところ、2025-26シーズンまでとなっている契約の延長うんぬんが注目されているテオ。ミランにとって手放してはならぬ脂が乗った世界最高峰の左サイドバックだが、大幅な昇給を求めていると伝えられる。 イタリア『ガゼッタ・デッロ・ 2024.11.12 18:45 Tue
ミランの元イタリア代表DFアレッサンドロ・フロレンツィが重傷を負ったようだ。 フロレンツィは27日にアメリカで行われたマンチェスター・シティとのプレシーズンマッチにボランチで先発したが、相手FWアーリング・ハーランドとの激しい衝突で右ヒザを痛め、40分にピッチを後にした。 イタリア『スカイ』によると、ミラン 2024.07.29 10:55 Mon
28日(現地時間27日)、プレシーズンマッチのマンチェスター・シティvsミランがアメリカのヤンキー・スタジアムで行われ、ミランが2-3で勝利した。 23日のセルティックとのアメリカツアー初戦を3-4の敗戦で終えていたシティは、引き続きアーリング・ハーランドやジャック・グリーリッシュらが先発。対するミランはアメリカ 2024.07.28 13:57 Sun

ローマの関連記事

国内外の強豪クラブから引く手あまたのセスク・ファブレガス監督(38)だが、来シーズンもコモを率いる決断を下したようだ。 現役時代はアーセナルやバルセロナ、チェルシーなどでプレーしたセスク監督。昨シーズンはコモをセリエA昇格に導く手腕を発揮。さらに、初挑戦となった今季のセリエAでは、昇格組ながらここまで勝ち点48を 2025.05.13 21:30 Tue
ローマのクラウディオ・ラニエリ監督が12日にアウェイで行われ、1-2で敗戦したセリエA第36節アタランタ戦を振り返った。 リーグ戦19試合無敗と好調を維持するローマは、9分にルックマンのゴールで先制を許すも、32分にセットプレーの二次攻撃からスーレの右クロスをクリスタンテがヘディングで流し込み、試合を振り出しに戻 2025.05.13 08:00 Tue
アタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督が12日にホームで行われ、2-1で勝利したセリエA第36節ローマ戦を振り返った。 今節の結果試合で来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得する3位アタランタ(勝ち点68)は、9分にルックマンにゴールで先制する。 その後、クリスタンテのゴールでローマに追いつか 2025.05.13 07:30 Tue
セリエA第36節のアタランタvsローマが12日にゲヴィス・スタジアムで行われ、2-1でホームのアタランタが勝利した。 今節の結果試合で来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得する3位アタランタ(勝ち点68)は、直近のモンツァ戦のスタメンからヒエンをマリオ・パシャリッチに変更した以外は同じスタメンを採用。最前 2025.05.13 06:25 Tue
ローマのイタリア代表MFロレンツォ・ペッレグリーニの今シーズン中の復帰が絶望的となったようだ。 今シーズンここまでは公式戦34試合3ゴール3アシストの数字を残していたローマのカピターノ。直近のフィオレンティーナ戦では先発出場していたが、前半終了時に交代していた。 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれ 2025.05.10 16:50 Sat

セリエAの関連記事

ユベントスのレジェンドであるレオナルド・ボヌッチ氏(38)が来季、ユースチームの監督かファーストチームのコーチとして復帰する可能性があるようだ。イタリア『トゥットスポルト』が報じている。 ユベントスで8度のセリエA制覇に貢献したボヌッチ氏は昨季、ユベントスを退団。ウニオン・ベルリン、フェネルバフチェでプレーした後 2025.05.17 13:00 Sat
フィオレンティーナは15日、イタリア代表DFピエトロ・コムッツォ(20)との契約を2029年6月30日まで延長したことを発表した。 2019年からフィオレンティーナの下部組織に在籍するコムッツォは185cmのセンターバック。2023年10月のナポリ戦でファーストチームデビューを飾ると、今シーズンはセンターバックの 2025.05.15 21:02 Thu
マンチェスター・シティが、ミランのオランダ代表MFタイアニ・ラインデルス(26)の獲得へ動き始めた。イギリス『The Athletic』が報じている。 昨シーズン、AZから加入後すぐさまロッソネリの主力に定着したラインデルスは、今シーズンより一層存在感を高めてチームの絶対的な主軸に。 ここまでは不振のチーム 2025.05.14 19:38 Wed
セリエA懲戒委員会は13日、ユベントスのフランス人DFピエール・カルルに対し、2試合の出場停止処分を科した。 カルルは10日に行われたセリエA第36節ラツィオ戦の57分、振り上げた手が相手FWタティ・カステジャノスの顔面に直撃し、VARの末に一発退場となっていた。 残り2試合、ウディネーゼ戦とヴェネツィア戦 2025.05.14 11:30 Wed
ユベントスは13日、アメリカの自動車メーカーであるジープ社と2028年6月まで契約した。ユニフォームのメインスポンサーとなる。契約料は総額6900万ユーロ(約113億8000万円)とのこと。 契約料の内訳は今季終了までに400万ユーロ、来季に1900万ユーロ、残り2シーズンが2300万ユーロとなる。 ユベン 2025.05.14 09:30 Wed

記事をさがす

アレッサンドロ・フロレンツィの人気記事ランキング

1

ミランとテオ・エルナンデスの契約交渉がスタート…大幅昇給望んだ選手陣営も歩み寄りの姿勢に

ミランとフランス代表DFテオ・エルナンデス(27)の契約交渉が今後本格化へ。 ここのところ、2025-26シーズンまでとなっている契約の延長うんぬんが注目されているテオ。ミランにとって手放してはならぬ脂が乗った世界最高峰の左サイドバックだが、大幅な昇給を求めていると伝えられる。 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ミランは5日のCLレアル・マドリー戦にあわせ、スペインの首都でテオを担当する代理人、マヌエル・ガルシア・キロン氏と会食。これから契約交渉が本格化するという。 テオは年俸純額450万ユーロ(約7.3億円)。 当初、テオ陣営はボーナス込みの800万ユーロ(約13億円)以上を要求も、決してミランと対立しているわけではなく、互いに歩み寄りの姿勢がある模様。「契約期間は2029年夏まで」を軸に、今後条件が詰められていく運びだ。 一方、ミランはテオ以外にも、主軸選手との契約交渉が今後重要に。GKマイク・メニャン、DFマッテオ・ガッビア、MFタイアニ・ラインデルスに対し、どこまで昇給させたうえでの期間延長を果たせるか、が注目されている。 また一方、契約が今季までとなっている主将DFダビデ・カラブリア、ベテランDFアレッサンドロ・フロレンツィとは、“離婚”の気配が濃くなっていると伝えられている。 2024.11.12 18:45 Tue
2

PSGが買取見送りでフロレンツィがローマ帰還か? ポチェは守備力問題視…

パリ・サンジェルマン(PSG)がイタリア代表MFアレッサンドロ・フロレンツィ(30)の買い取りオプション行使を見送るようだ。フランス『レキップ』が報じている。 現在、ローマから買い取りオプション付きの1年間のレンタル移籍で加入中のフロレンツィは、右サイドバックを主戦場にここまで公式戦30試合に出場し、2ゴール1アシストの数字を残している。 複数のポジションをカバーするユーティリティ性に加え、社交的な性格とリーダーシップを高く評価するスポーツ・ディレクターのレオナルド氏は、900万ユーロ(約11億7000万円)の買い取りオプションを行使する意向を持っていた。 しかし、『レキップ』が伝えるところによれば、今年1月からチームを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督は、同選手のビルドアップ能力やクロス精度、攻撃センスを評価する一方、フィジカル能力や守備力に不満を感じているという。さらに、一部のクラブ幹部からの評価も芳しくないようだ。 また、U-21フランス代表DFコラン・ダグバ(22)のここ最近の台頭に加え、PSGはポチェッティーノ監督の元教え子で、かつてクラブ在籍経験もあるトッテナムのコートジボワール代表DFセルジュ・オーリエ(28)、以前からターゲットに挙がるスペイン代表DFエクトル・ベジェリン(26)の獲得を考慮しており、その影響でフロレンツィの買い取り見送りの意向に傾いているようだ。 なお、2019年夏に就任したパウロ・フォンセカ監督の下では構想外となっているフロレンツィだが、ローマ通算280試合に出場し、元イタリア代表MFダニエレ・デ・ロッシの退団後はカピターノを務めるなど、依然としてロマニスタの人気は高い。フォンセカ監督が今季限りで退任する可能性が高いことを考えれば、古巣でのキャリア継続は十分にあるはずだ。 2021.04.25 08:00 Sun
3

指揮官交代もローマにフロレンツィの居場所はなし…今夏に新たなチームを探すよう通達か

ローマのイタリア代表MFアレッサンドロ・フロレンツィ(30)が、チームの構想から外れたようだ。イタリア『Il Romanista』が伝えている。 ローマの下部組織出身であるフロレンツィは、これまで公式戦通算280試合に出場。ファンからの人気は高く、元イタリア代表MFダニエレ・デ・ロッシの退団後には主将を務めていた。しかし、2019年夏にパウロ・フォンセカ監督が就任すると構想外となり、昨夏にパリ・サンジェルマン(PSG)に買い取りオプション付きのレンタルで移籍している。 PSGではトーマス・トゥヘル監督の下で信頼を掴み公式戦36試合に出場。しかし、シーズン後半はケガや新型コロナウイルス(COVID-19)感染もあり、出番が減少。1月に就任したマウリシオ・ポチェッティーノ監督からはフィジカルや守備面を評価されず、買い取られることはないままローマに帰還することになった。 ローマは、昨シーズン限りでフォンセカ監督が退任。自身を評価しなかった監督が去り、新たにジョゼ・モウリーニョ監督が就任したことについては、フロレンツィ自身も期待を抱くコメントを残していたが、『Il Romanista』によるとチームからの扱いは変わらず構想外のままのようだ。 クラブはフロレンツィに対して新たなクラブを探すよう通達しており、移籍までの間は練習場の使用を許可しているという。 新シーズンにプレーするためには少しでも早く新天地を見つける必要があるフロレンツィだが、現在のところオファーはないようだ。仮にフロレンツィがイタリアでのプレーを希望する場合には、300万ユーロ(約3億9000万円)ともされる給料の減額が必要になるかもしれない。 なお、チームの再建を進めるローマは今夏多くの選手を構想外としているが、MFハビエル・パストーレ(32)やMFスティーブン・エンゾンジ(32)らもフロレンツィ同様に具体的なオファーは届いていないようだ。一方で、FWペドロ(33)にはゼニトからの関心があるとされている。 2021.08.03 14:23 Tue
4

フロレンツィがミランに加入! 買取OP付きのレンタルに

ミランは21日、ローマからイタリア代表MFアレッサンドロ・フロレンツィ(30)が買い取りオプション付きでレンタル加入したことを発表した。契約は2022年6月30日までで、背番号は25番を着用する。 ローマ下部組織育ちのフロレンツィは今夏にパリ・サンジェルマン(PSG)からレンタルバック。公式戦通算280試合に出場する、ファンからは人気の高いだが、今季からチームを率いるジョゼ・モウリーニョ監督からもあまり評価されず、今夏の放出候補に浮上していた。 そこに注目したのが、サイドの補強に動いていたミランだ。同クラブはマンチェスター・ユナイテッドからポルトガル代表DFジオゴ・ダロトの再レンタル、あるいは買い取りを目指したが、交渉が暗礁に乗り上げたタイミングでフロレンツィに目標をスイッチ。 イタリア『スカイ』によれば、レンタル料は100万ユーロ(約1億2000万円)で、買い取りにオプションの行使額は450万ユーロ(約5億7000万円)と見られている。 2021.08.21 18:48 Sat
5

ユーロ王者のイタリア代表が発表! 優勝メンバーに加え、長期離脱のザニオーロが復帰《カタールW杯欧州予選》

イタリアサッカー連盟(FIGC)は27日、カタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選に臨むイタリア代表メンバー34名を発表した。 今夏開催のユーロ2020では53年ぶりに優勝を果たしたイタリア代表。欧州王者として臨む予選には34名を選出した。 ロベルト・マンチーニ監督は、今回のメンバーにFW ジャンルカ・スカマッカ(サッスオーロ)を初招集している。 その他、ユーロ優勝メンバーが中心となったメンバーにはDFジョルジョ・キエッリーニ(ユベントス)やDFレオナルド・ボヌッチ(ユベントス)、チェルシーでのチャンピオンズリーグ(CL)とユーロの2冠を達成し欧州サッカー連盟(UEFA)の最優秀選手賞も受賞したMFジョルジーニョ(チェルシー)などが招集された。 また、長らく負傷により戦列を離れていた、ローマのMFニコロ・ザニオーロも復帰を果たしている。 イタリア代表は勝ち点9で現在グループCの首位に位置。9月2日にホームでブルガリア代表(1pt/4位)、同5日にアウェイでスイス代表(6pt/2位)、同8日にホームでリトアニア代表(0pt/5位)と対戦する。 今回発表されたイタリア代表メンバー34名は以下の通り。 ◆イタリア代表メンバー26名 GK サルバトーレ・シリグ(ジェノア) ジャンルイジ・ドンナルンマ(パリ・サンジェルマン/フランス) ピエルルイジ・ゴッリーニ(トッテナム/イングランド) アレックス・メレト(ナポリ) DF ジョバンニ・ディ・ロレンツォ(ナポリ) レオナルド・ボヌッチ(ユベントス) ジョルジョ・キエッリーニ(ユベントス) ジャンルカ・マンチーニ(ローマ) エメルソン・パルミエリ(リヨン/フランス) フランチェスコ・アチェルビ(ラツィオ) マヌエル・ラッツァーリ(ラツィオ) アレッサンドロ・バストーニ(インテル) アレッサンドロ・フロレンツィ(ミラン) ラファエウ・トロイ(アタランタ) クリスティアーノ・ビラギ(フィオレンティーナ) MF マッテオ・ペッシーナ(アタランタ) ガエターノ・カストロヴィッリ(フィオレンティーナ) マヌエル・ロカテッリ(ユベントス) マルコ・ヴェッラッティ(パリ・サンジェルマン/フランス) ジョルジーニョ(チェルシー/イングランド) ステファノ・センシ(インテル) ニコロ・バレッラ(インテル) ロレンツォ・ペッレグリーニ(ローマ) ブライアン・クリスタンテ(ローマ) ニコロ・ザニオーロ(ローマ) FW アンドレア・ベロッティ(トリノ) ロレンツォ・インシーニェ(ナポリ) ドメニコ・ベラルディ(サッスオーロ) チーロ・インモービレ(ラツィオ) フェデリコ・キエーザ(ユベントス) フェデリコ・ベルナルデスキ(ユベントス) ジャコモ・ラスパドーリ(サッスオーロ) モイゼ・ケアン(エバートン/イングランド) ジャンルカ・スカマッカ(サッスオーロ) ジャコモ・ラスパドーリ(サッスオーロ) 2021.08.28 12:40 Sat

ローマの人気記事ランキング

1

【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.18“カペッロ・ローマ”スクデットに貢献した中田/ローマ[2000-2001]

1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.18</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">2000-2001シーズン/ローマ 〜カペッロ・ローマ〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/2000-01roma.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:ファビオ・カペッロ(54) 獲得タイトル:セリエA 攻撃力8:★★★★★★★★☆☆ 守備力8:★★★★★★★★☆☆ タレント7:★★★★★★☆☆☆ 連係8:★★★★★★★★☆☆ 選手層7:★★★★★★★☆☆☆</p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">常勝のカペッロ・ローマ</div> 1999-00シーズン、同じ街のライバル・ラツィオにスクデットを獲得され、ローマは屈辱のシーズンに終わった。迎えた2000-01シーズン、チームはフィオレンティーナから“ヴィオラの英雄”バティストゥータを獲得。その他、エメルソンやサムエルといった実力者を手に入れて、スクデットを獲得するために十分な戦力を整えた。 リーグが開幕すると、ローマはトッティの創造性溢れるプレーとバティストゥータらストライカーの決定力で破壊的な攻撃を見せつけた。さらに、就任2年目のカペッロ監督が採用する堅い守備戦術も機能し、着実に勝ち点を積み重ねていく。結局、序盤戦からほぼ独走状態を続けたチームは22勝9分3敗、68得点という成績で18年ぶり3回目のスクデットを戴冠した。 2年目のシーズンとなった当時の日本代表MF中田は、あくまでトッティの控えという位置付けだった。それでも腐らなかった中田は終盤戦の第29節、2位ユベントスとの天王山で大仕事をやってのける。2点ビハインドの中、トッティに代わって投入された中田は、見事なミドルシュートでゴールを奪取。さらに、再び自身のシュートからモンテッラの同点弾を演出した。この大一番での活躍が、ローマのスクデット獲得をより確実なものにしたといっても過言ではないだろう。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">前線のトライアングル</div> カペッロ監督の下、チーム内に規律と結果へのこだわりを植え付けられたローマ。守備面では、3バックの中央に入ったサムエルを中心に堅守を披露。ウイングバックに入ったカフーとカンデラは豊富な運動量で上下動を繰り返した。また、ボランチのエメルソンとトンマージが中盤で相手から自由を奪う。 そして、主に攻撃を担当したのが前線の3枚。トップ下に入るトッティを中心としたトライアングルで高速カウンターを仕掛けて得点を重ねた。中田がこの当時、ローマの攻撃がボールを縦に運ぶのが速すぎると漏らしたほど、彼らはボールを縦へ縦へと繋いで相手ゴールを目指した。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">MFフランチェスコ・トッティ(23)</span> ローマの“プリンチペ(王子)”が自身の愛する街に栄冠をもたらした。豪快なシュートに加え、柔らかなタッチのトラップやパスなど、ファンタジー溢れるプレーで攻撃陣を操った。13ゴール挙げるなど得点力を発揮したトッティは、ローマのバンディエラとして現役生活を終えた。 2019.04.12 12:00 Fri
2

ローマが新スタジアム計画を発表…目玉は欧州最大のクルヴァ・スッド

ローマが新スタジアムの計画を発表した。 ローマは1953年の開場以来、ラツィオと共にスタディオ・オリンピコを本拠地として使用してきた。しかし、幾度か修繕や改修は行っているものの、老朽化が否めないこともあり、クラブは以前から新スタジアム建設への動きを進めていた。 ただ、“地面を掘れば遺跡にあたる”とも言われる「永遠の都」特有の事情もあり、その計画はなかなか進まずにいたが、ライアン・フリードキン副会長とリナ・スルークCEOとローマ市長のロベルト・グアルティエリ氏ら市議会の代表者との会談を経て、新スタジアムの計画を発表した。 『YouTube』での新スタジアムのイメージ動画と共にクラブは今回の計画を以下のように説明している。 「ライアン・フリードキン副会長とリナ・スルークCEOを代表とするASローマのトップマネジメントは、本日、ローマ市長ロベルト・グアルティエリ氏と会談し、クラブの新スタジアムのエキサイティングな計画について話し合いました」 「会議では、プロジェクトの革新性と、フットボールファンと地域社会の両方に約束される数多くのメリットに対する共通の熱意が示されました」 「プロジェクトのビデオプレゼンテーションのリリースは、新しいスタジアムのユニークなビジョンとモダンなデザインを紹介し、熱狂的な反響を呼びました。このビジョンの鍵となるのは、ヨーロッパ最大となる予定の新しいクルヴァ・スッドです。このクルヴァ・スッドは、ASローマのサポーターの揺るぎない情熱の証となるでしょう」 また、フリードキン副会長は、このプロジェクトがクラブだけでなくローマという都市、地域社会においても新たな価値を創造するものになると確信している。 「本日、ローマ市長のロベルト・グアルティエリ氏とお会いし、新しいスタジアムのビジョンを発表できたことを光栄に思います。この素晴らしいスタジアムは、ASローマとそのファンの新しいホームであるだけでなく、ローマ市民全員にとってのランドマークでもあります。ヨーロッパ最大のクルヴァとなる予定の新しいクルヴァ・スッドは、サポーターの情熱とエネルギーを体現する強力な焦点となるでしょう。古典的なローマ建築にインスピレーションを得た象徴的なデザインと最先端の設備を備えたこのスタジアムは、フットボールファンから地元のコミュニティまで、すべての人に世界クラスの体験を提供します」 「ASローマの誇りある管理者として、私たちは、クラブの精神と伝統を体現する空間を創り出すとともに、革新と卓越性の世界的なシンボル、そして環境責任のモデルとなることに尽力しています」 「新スタジアムを環境責任のモデルにするという取り組みは、ローマ市長が指摘したように、クラブの価値観やローマ市のより広範な目標と一致しています」 「両者は、開発のさまざまな側面に焦点を当てる作業グループの設立を含む、プロジェクトを進めるためのロードマップについて話し合い、合意しました。これらのグループは、環境基準とコミュニティの関与に細心の注意を払いながら、プロジェクトがスムーズに進むようにします」 「ASローマとそのリーダーシップは、ファンの体験を向上させるだけでなく、コミュニティと環境にプラスの影響を与えるランドマークを作成することに専念しています。新しいスタジアムプロジェクトは、クラブ、ファン、そしてローマ市の誇りのシンボルとなるでしょう」 <span class="paragraph-title">【動画】ローマの新スタジアム構想が発表!</span> <span data-other-div="movie"></span> <iframe width="640" height="360" src="https://www.youtube.com/embed/RE0m08zRgBo" title=" Towards our new stadium " frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> 2024.07.25 06:30 Thu
3

「僕はスペイン人」18歳ハイセンが母国オランダに決別…2月にスペイン国籍取得でU-21代表デビュー

ローマDFディーン・ハイセン(18)が自らのアイデンティティを語った。オランダ『Voetbal International』が伝えている。 セリエAでメキメキ頭角を表す197cmの両利きセンターバック・ハイセン。16歳でマラガからユベントスへ移籍し、トップ昇格の今季は後半戦からローマへ武者修行…順調に出場機会を得ている。 そんなハイセン、U-17オランダ代表の一員として2022年にU-17欧州選手権準優勝などなど、これまでは世代別オランダ代表の常連。 しかし、今回の代表ウィークはU-21スペイン代表に招集…元アヤックスの父ドン・ハイセン氏を含めて一家揃ってオランダ出身だが、自身が5歳の時にスペイン・アンダルシア州へ移住し、今年2月にはスペイン国籍を取得しているのだ。 そして、21日に行われたU-21スロバキア代表との国際親善試合でラ・ロヒタ(世代別スペイン代表の愛称)デビュー。スペイン『マルカ』のインタビューでは「僕はスペイン人」と明言した。 「そうだね。僕は自分がスペイン人だと感じているよ。5歳からマラガで育ち、今回スペイン代表の一員になれて嬉しい。いずれスペイン代表でトロフィーを勝ち取りたいよ」 ハイセンをDFヴィルヒル・ファン・ダイクやDFステファン・デ・フライ、DFマタイス・デ・リフトらに続く新時代のディフェンスリーダーと捉えていたオランダ側から見れば、今回の所信表明は痛い。 2024.03.26 16:35 Tue
4

ローマが次代のリーダー候補と新契約締結! 昨年に伊代表デビューの20歳逸材

ローマは23日、イタリア代表MFニッコロ・ピジッリ(20)との契約を2029年6月30日まで延長したことを発表した。 ローマ生まれで地元クラブのASDヘリオスから8歳でジャッロロッシのアカデミーに加入した万能型MFは、2023年5月に行われたセリエAのインテル戦でファーストチームデビュー。翌シーズンのヨーロッパリーグ(EL)のシェリフ戦では初ゴールも記録した。 迎えた今シーズンはダニエレ・デ・ロッシ、イバン・ユリッチ、クラウディオ・ラニエリと3人の指揮官の下でも信頼を獲得し、中盤の準主力に定着。途中出場が多いものの、ここまで公式戦31試合3ゴール1アシストの数字を残している。 さらに、その将来性を高く評価するルチアーノ・スパレッティ監督の下、昨年にイタリアのA代表デビューも飾っている。 クラブレジェンドであるフランチェスコ・トッティ氏が“ローマのガビ”と評する180cmのボックス・トゥ・ボックスMFは、セントラルMFを主戦場に高い戦術眼とテクニック、献身性を併せ持つ万能型。ローマ界隈ではトッティの良き相棒の一人として知られたシモーネ・ペッロッタの再来としての活躍が期待されている。 2025.02.24 07:00 Mon
5

ローマ監督、J・クライファートの放出望まず 「将来を期待する若手の1人」

ローマを率いるパウロ・フォンセカ監督はオランダ代表FWユスティン・クライファート(21)をチームに残したいようだ。 ローマは昨夏にレンタルで獲得したアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンの買い取りを目指しているが、保有権を持つアーセナルとの交渉が難航。買い取り額で隔たりが生じており、クライファートの譲渡でムヒタリアンを買い取る憶測が浮上している。 ところが、元オランダ代表FWのパトリック・クライファートを父に持つクライファートの放出はフォンセカ監督の意に反するもののようだ。ポルトガル『Publico.pt』で、クラブとしても将来の主力化が期待される若手だと述べ、放出に否定的見解を示した。 「彼ら(クライファート親子)は違う」 「彼の父親は偉大な選手であり、偉大なストライカーだった。ユスティンも父親と同じくらい優れている選手だ」 「彼はローマが将来を期待する若手の1人だ」 クライファートは2018年にアヤックスから加入。今季はここまで公式戦27試合に出場して7ゴール2アシストを記録している。 2020.06.16 16:00 Tue

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly