セリエA昇格のベネヴェントの視線はすでに来季へ、代表クラス3選手獲得へ

2020.06.30 20:50 Tue
Getty Images
セリエA昇格を決めたベネヴェントが、すでに来シーズンに目を向けているようだ。イタリア『スカイ・スポーツ』が報じている。

今シーズンのセリエBで23勝7分け1敗と圧倒的な強さを見せ、7試合を残して優勝が決定したベネヴェント。セリエAでの戦いに向け、複数選手の獲得を狙っているようだ。

まず1人目がリールの元フランス代表FWロイク・レミ(33)だ。今シーズン限りでリールとの契約が切れるレミだが、契約延長はせず。すでにメディカルチェックのためにベネヴェントへと向かっているとも報じられている。
そして、2人目がモナコのポーランド代表DFカミル・グリク(32)。2016年にトリノからモナコへと移籍したグリクは、今シーズンもリーグ・アンで23試合に出場していた。

『スカイ・スポーツ』によると、ベネヴェントとグリクの間で個人間合意はなされているものの、獲得にはクラブ間での交渉が必要になるようだ。
最後が、ドルトムントの元ドイツ代表FWアンドレ・シュールレ(29)だ。シュールレは今シーズン、スパルタク・モスクワへ買い取りオプション付きのレンタルで移籍していたものの、買い取りは見送られドルトムントへと復帰。復帰後もポジションはないとみられるシュールレにも触手を伸ばしているようだ。

昇格組がなりふり構わぬ補強でチームを作ることは少なくないが、来季のベネヴェントもその道を辿るのだろうか。

ロイク・レミの関連記事

スタッド・ブレストは9日、元フランス代表FWロイク・レミ(36)の現役引退を発表した。 リヨンでプロデビューを飾ったレミは、RCランスやニース、マルセイユに在籍後、イングランドに渡りQPR、ニューカッスル、チェルシー、クリスタル・パレスでプレー。 その後はスペインに渡り、ラス・パルマス、ヘタフェでプレーし、 2023.10.10 07:30 Tue
スタッド・ブレストは6日、元フランス代表FWロイク・レミ(36)をフリートランスファーで獲得した。契約期間は今季終了までで、背番号は「14」を着用する。 リヨンでプロデビューを飾ったレミは、RCランスやニース、マルセイユに在籍後、イングランドに渡りQPR、ニューカッスル、チェルシー、クリスタル・パレスでプレー。そ 2023.02.07 07:00 Tue
スタッド・ブレストが元フランス代表FWロイク・レミ(36)の加入を認めた。 同クラブを率いるエリック・ロワ監督が、1日に行われたリヨン戦後の会見で認めた。 「我々は彼が準備ができていないこと、2週間以内に彼がいないことを理解している。しかし、我々は彼を連れて行くつもりだった」 リヨンでプロデビューを飾 2023.02.02 22:29 Thu
アダナ・デミルスポルは8日、元フランス代表FWロイク・レミ(35)をフリートランスファーで獲得したことを発表した。 リヨンでプロデビューを飾ったレミは、RCランスやニース、マルセイユに在籍後、イングランドに渡りQPR、ニューカッスル、チェルシー、クリスタル・パレスでプレーした。 その後はスペインに渡り、ラス 2022.02.09 22:16 Wed
トルコ1部リーグのチャイクル・リゼスポルは28日、リールを退団していた元フランス代表FWロイク・レミ(33)の加入を発表した。契約期間は2022年6月までとなっている。 ベネヴェントへの移籍が濃厚となっていたレミだったが、メディカルチェックに引っかかっていた。レミは過去にも2008年のニース移籍時、2010年のマ 2020.08.29 00:00 Sat

ベネヴェントの関連記事

セリエBのベネヴェントは4日、ファビオ・カンナバーロ監督(49)の解任を発表した。 現役時代はナポリや、パルマ、インテル、ユベントス、レアル・マドリーなどでプレーしたカンナバーロ監督。 イタリア代表ではキャプテンも務め、2006年にはドイツ・ワールドカップで見事に優勝すると、同年のバロンドールも受賞していた。 2023.02.05 17:50 Sun
セリエB(イタリア2部)のベネヴェントは21日、新監督に元イタリア代表DFのファビオ・カンナバーロ氏(49)を招へいしたことを発表した。 カンナバーロ氏は、現役時代はナポリの下部組織で育ち、ナポリの他、パルマ、インテル、ユベントス、レアル・マドリーなどでプレーした。 イタリア代表ではキャプテンも務め、200 2022.09.21 23:15 Wed
ローマとイタリア代表のレジェンドであるダニエレ・デ・ロッシ氏(39)が、ついに監督キャリアをスタートする見込みだ。 イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』など複数メディアは、デ・ロッシ氏がセリエBのベネヴェントの新指揮官就任に迫っていると報じている。 ローマ生まれローマ育ちのデ・ロッシ氏は、2001年から2 2022.08.20 07:00 Sat
オーストラリアのセントラルコースト・マリナーズは20日、元U-17日本代表MFサイ・ゴダード(24)をフリートランスファーで獲得したことを発表した。契約期間は2年間となる。 イギリス人の父親と日本人の母親を持つサイ・ゴダードは、2013年にトッテナムのアカデミーに入団し、U-18チームで背番号10を背負うなど将来 2021.08.20 23:10 Fri
エラス・ヴェローナは20日、セリエBのベネヴェントからイタリア人GKロレンツォ・モンティポ(25)を1年間のレンタル移籍で獲得したことを発表した。 今回の契約には出場試合数など幾つかの条件を満たした場合、買い取り義務が生じる条項が盛り込まれている。 ノヴァーラでプロキャリアをスタートしたモンティポは2018 2021.07.21 15:32 Wed

セリエAの関連記事

【セリエA】パルマ 2-1 トリノ(日本時間9月30日/エンニオ・タルディーニ・スタジオ) Benissimo!!安定したフィードとセービング#鈴木彩艶 パルマの今季リーグ戦初勝利に貢献セリエA第5節パルマ×トリノ#DAZN 見逃し配信中#セリエA #だったらDAZN pic.twitter.com/96JtMD 2025.09.30 12:45 Tue
新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」は、スポーツ・チャンネルDAZNと展開する「ABEMA de DAZN」で、2025年8月より開幕する主要な欧州サッカーリーグにおいて、日本代表選手が所属するクラブを中心とした「欧州リーグ2025-26」の試合を中継することを決定した。 今回の発表によると、リーグ・アン、 2025.08.15 17:21 Fri
ユベントスのレジェンドであるレオナルド・ボヌッチ氏(38)が来季、ユースチームの監督かファーストチームのコーチとして復帰する可能性があるようだ。イタリア『トゥットスポルト』が報じている。 ユベントスで8度のセリエA制覇に貢献したボヌッチ氏は昨季、ユベントスを退団。ウニオン・ベルリン、フェネルバフチェでプレーした後 2025.05.17 13:00 Sat
フィオレンティーナは15日、イタリア代表DFピエトロ・コムッツォ(20)との契約を2029年6月30日まで延長したことを発表した。 2019年からフィオレンティーナの下部組織に在籍するコムッツォは185cmのセンターバック。2023年10月のナポリ戦でファーストチームデビューを飾ると、今シーズンはセンターバックの 2025.05.15 21:02 Thu
マンチェスター・シティが、ミランのオランダ代表MFタイアニ・ラインデルス(26)の獲得へ動き始めた。イギリス『The Athletic』が報じている。 昨シーズン、AZから加入後すぐさまロッソネリの主力に定着したラインデルスは、今シーズンより一層存在感を高めてチームの絶対的な主軸に。 ここまでは不振のチーム 2025.05.14 19:38 Wed

記事をさがす

ベネヴェントの人気記事ランキング

1

ブロゾビッチがドッピエッタのインテル、全敗ベネヴェントに辛勝で6勝目! 長友は85分までプレー《セリエA》

▽インテルは1日、セリエA第7節でベネヴェントとのアウェイ戦に臨み、2-1で辛勝した。インテルのDF長友佑都は85分までプレーしている。 ▽前節ダンブロージオの終盤弾でジェノアに1-0と辛勝して勝利を取り戻したインテルは、代表ウィーク明けにミラノ・ダービー、ナポリ戦とビッグマッチを控える中、長友が2試合ぶりに先発となった。 ▽開幕6戦全敗のベネヴェントに対し、長友が[4-2-3-1]の左サイドバックで先発となった一戦。立ち上がりから押し込んだインテルは7分、流れの中で前線に上がっていたシュクリニアルがインターセプトからミドルシュートを放ち、GKを強襲する。 ▽その後、積極性を維持したベネヴェントに一進一退の攻防に持ち込まれた中、インテルは18分にカンドレーバがGKを強襲する強烈なミドルシュートを放つと、19分に先制する。オーバーラップした長友のマイナスのパスを受けたボックス左のカンドレーバが左足で上げたクロスを、ゴール前に飛び込んだブロゾビッチがヘディングで押し込んだ。 ▽さらに22分、ペナルティアーク左付近で得たFKをブロゾビッチが直接ゴール右上へ突き刺してインテルが追加点を奪いきった。 ▽それでも戦意を失わないベネヴェントは25分にメムシャイのミドルシュートがバーを直撃すると、続く29分にはボックス左に抜け出したダレッサンドロが左足でシュート。決定的だったが、わずかに枠の右に外れた。 ▽ひやりとしたインテルは、34分にイカルディがブロゾビッチのスルーパスに抜け出してネットを揺らすもオフサイドに阻まれる。すると42分、ヴェシーノのミスパスからカウンターを受けると、イエメッロのラストパスを受けたボックス右のダレッサンドロにシュートを流し込まれて1点差に詰め寄られた。 ▽ベネヴェントに開幕節以来のゴールを許したインテルが2-1とリードして迎えた後半、ペースを掴みきれないインテルは、52分にカンドレーバに代えてジョアン・マリオをそのまま右ウイングに投入する。 ▽しかし、58分に大ピンチ。ロンバルディの右クロスをファーサイドのダレッサンドロにヘディングされ、シュートは左ポストを直撃した。 ▽ポストに救われたインテルが、徐々に落ち着きを取り戻して時間を進めると、79分にチャンス。ボックス左のペリシッチが際どいコントロールシュートを浴びせた。 ▽しかし、終盤にかけてはチャンスを生み出せずに2-1のまま逃げ切り。辛勝で2連勝とし、今季6勝目を挙げている。 2017.10.02 00:02 Mon
2

ベネヴェントで輝きを取り戻すDFカルディローラ、ユース時代にはトッテナム移籍に近づいていた

ベネヴェントに所属するイタリア人DFルカ・カルディローラ(29)が、かつてトッテナム移籍に近づいていたことを告白した。イタリア『Gianluca Di Marzio』が伝えている。 インテルの下部組織で育ったレフティーのセンターバックであるカルディローラは、2010年7月にトップチームに昇格。ただ、インテルでは公式戦出場を果たせず、ブレシアやチェゼーナを経て、2013年6月にブレーメンに加入していた。 そのブレーメンでは移籍初年度こそ主力として活躍したものの、2年目以降は控えに甘んじると、2019年1月にベネヴェントに完全移籍。今シーズンはリーグ最少失点で首位に立つ守備の要として、セリエBで26試合に出場し2ゴールをマークしている。 自身のキャリアで最高のシーズンを過ごすカルディローラだが、かつてはビッグクラブへの移籍が近づいたことをイタリア人ジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏のインスタライブで明かした。 「僕はインテルのユースチームでキャプテンを務め、すべてのアンダー世代のイタリア代表でもプレーしていた。イングランドのクラブからも注目されていたよ」 「特にトッテナムは僕を獲得しようと積極的に動いていた。僕もイングランドでのプレーを夢見ていたが、両親が移籍を許してくれなかったんだ。がっかりしたけど、その後インテルのトップチームに昇格することができたし、留まってよかったと思ったよ」 「僕のキャリアについて唯一後悔していることは“タイミング”かな。トップチームがトレブル(3冠)を達成した翌年にトップチームへ昇格したから、僕がプレーする場所はなかったんだ」 2020.04.16 07:30 Thu
3

1年ぶりに現場復帰、カンナバーロ監督が母国で初の指揮! セリエBのベネヴェントが正式発表

セリエB(イタリア2部)のベネヴェントは21日、新監督に元イタリア代表DFのファビオ・カンナバーロ氏(49)を招へいしたことを発表した。 カンナバーロ氏は、現役時代はナポリの下部組織で育ち、ナポリの他、パルマ、インテル、ユベントス、レアル・マドリーなどでプレーした。 イタリア代表ではキャプテンも務め、2006年のドイツ・ワールドカップで見事に優勝。バロンドールも受賞していた。 引退後は、キャリア終盤に所属したUAEのアル・アハリで指導者キャリアをスタート。中国スーパーリーグの広州恒大(現:広州FC)で監督キャリアをスタート。その後、アル・ナスル、天津権健で指揮を執り、再び広州恒大に復帰。また、マルチェロ・リッピ監督退任後の中国代表も2試合だけ指揮を執した。 2021年9月、広州FCの親会社である恒大集団がコロナ禍での業績不振で経営破綻。それを受け、契約解除で退任し、その後はフリーとなっていた。 2022.09.21 23:15 Wed

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly