バイエルンが抱える問題点を指摘するマガト氏「足ではなく頭が疲れ果てている」

2021.01.12 17:47 Tue
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かつてバイエルンやヴォルフスブルクで指揮をとったフェリックス・マガト氏が、現在のバイエルンが抱える問題点を指摘している。ドイツ『シュポルト・ビルト』が伝えた。

バイエルンは昨シーズン、ブンデスリーガやチャンピオンズリーグ(CL)、DFBポカールを制し、三冠の偉業を達成。今季もリーグ戦で首位に立ち、順調な歩みを見せているが、年明けからは不安定な試合が連続している。

3日に行われたブンデスリーガ第14節のマインツ戦では、後半5点を奪い勝利したものの、前半に2点を先取されたことが問題視されていた。続く8日の第15節ボルシアMG戦では、逆に2点を先取しながら後半に逆転され、今シーズン2敗目を喫してしまっている。
こうした状況を受け、ドイツ『BR』に出演したマガト氏は、現在のチームが抱える問題点は疲労にあると語った。

「バイエルンが疲れているのは足ではなく、頭だと思う。昨シーズンから多くの大会をこなしている彼らは、疲れ果てているはずだ」
「理論的に考えて、彼らならCLもDFBポカールもブンデスリーガも勝ち取れる力がある。とはいえ今の状態では、それも難しいだろうね」

マガト氏はインタビューのなかで、10月以来リーグ戦クリーンシートがないバイエルンの守備に言及しつつ、13日のDFBポカールで対戦するホルシュタイン・キール戦についても、油断は禁物だと忠告している。

「夏までの間、バイエルンの守備陣は常に安定感あるプレーを披露していたと思う。しかし、今はそれを失ってしまっている」

「キールの方がバイエルンに比べてフレッシュな状態だし、前線でより自由にプレーができるだろう」

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