レスター指揮官、元教え子・コウチーニョに同情「批判されている彼を見るは悲しい」

2020.06.02 14:40 Tue
Getty Images
レスター・シティのブレンダン・ロジャーズ監督が、リバプール時代の元教え子であるブラジル代表FWフィリペ・コウチーニョ(27)に同情のコメントを述べた。イギリス『ミラー』が伝えている。

2013年1月にインテルから当時ロジャーズ監督に率いられていたリバプールに移籍したコウチーニョ。リバプールでは、チームの中心選手の1人として5年間で通算201試合54ゴール45アシストを記録。この活躍が認められ2018年1月に1億4200万ポンド(約191億円)でバルセロナへステップアップを果たしていた。

しかし、バルセロナ移籍後は高額な移籍金のプレッシャーからか満足な活躍ができず。チームでは構想外とみなされ、今シーズンからバイエルンへレンタル移籍していた。

バイエルン加入後は、ブンデスリーガで22試合に出場し8ゴール6アシストを記録するなど復調。しかし、買取額が高額なことから、バイエルンが買取オプションを行使しないことを発表。バルセロナにも居場所がないとされ、来シーズンの去就が中に浮いたままになっている。
獲得候補に挙がっているレスターのロジャーズ監督は『The Beautiful Game Podcast』でコウチーニョについて言及。モウリーニョ政権下でリザーブチームの監督を務めていたチェルシー時代から獲得に動いていたと明かし、リバプールでのコウチーニョ獲得の経緯を語った。

「私が作るチームをある程度見れば分かると思うが、私は素早さ、ダイナミックさ、柔軟性、ローテーション、動き、スピード、パワーが好きだ。これが私のチームに必要な要素だ」
「リバプールでの最初の半年のチームを見たとき、それらのいくつかが欠けていた」

「フィリペは私がチェルシー時代から知っていた選手の1人で、彼が14歳の時にチェルシーに連れてこようとしたが、既にインテル行きが決まっていた。だから彼については(リバプール監督就任が決まった)夏に話題に上がり、様子を見ることにしていた」

「すると突然、獲得できる状況になった。彼はまだ19歳で『よしこの子を獲得しよう!』と思ったんだ」

「多くの人が彼の体躯を見てプレミアリーグには向かないと思っただろう。しかし、素晴らしいタレントだ。ボールを持っているだけで相手にとって脅威だった」

また近年の不調により、コウチーニョが多くの批判を受けていることにも言及。「悲しい」と同情の言葉を口にした。

「今上手くいっていない彼を人々が批判するのは悲しい」

「でも、彼はトップレベルの選手だし、もしプレミアリーグに帰ってきたとしたら、ワールドクラスの選手だと示すことができるだろう」

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