U-23代表FW内野航太郎擁する筑波大がJ1首位町田に勝利! 2回戦全32試合結果一覧【天皇杯】
2024.06.12 22:05 Wed
筑波大学のU-23日本代表FW内野航太郎
12日、第104回天皇杯の2回戦32試合が全国各地で行われた。
天皇杯はこの2回戦からJ1勢も登場。したがって、都道府県大会を勝ち抜き、1回戦も突破した社会人チーム、大学生チームによる“ジャイキリ”が発生しやすいのが、この2回戦。
昨年大躍進の高知ユナイテッドSC(JFL)がサガン鳥栖に敗れた一方、新潟県代表の北信越フットボールリーグ1部・JAPAN.S.C.(JAPANサッカーカレッジ)が名古屋グランパスを撃破し、“ジャイキリ”を完成させた。
また、J1首位のFC町田ゼルビアが、筑波大学に敗れていきなり敗退。1-0で迎えた最終盤、筑波大のU-23日本代表FW内野航太郎に90+1分弾を浴びて追いつかれ、最後はPK戦の末に散った。
その他、下位カテゴリーと対戦したJ1勢、J2勢は概ね勝利で3回戦へ。一方で、都道府県代表として参戦するJ3チームからは、テゲバジャーロ宮崎がジュビロ磐田に勝利している。
◆2回戦結果
《18:30》
【28】
FC町田ゼルビア(J1) 1-1(PK2-4) 筑波大学(茨城県)
【37】
名古屋グランパス(J1) 0-1 JAPANサッカーカレッジ(新潟県)
【49】
サンフレッチェ広島(J1) 11-2 FCバレイン下関(山口県)
【52】
東京ヴェルディ(J1) 5-0 AC長野パルセイロ(長野県)
《19:00》
【25】
ヴィッセル神戸(J1) 2-0 カターレ富山(富山県)
【26】
徳島ヴォルティス(J2) 1-0 ベガルタ仙台(J2)
【27】
柏レイソル(J1) 2-0 いわてグルージャ盛岡(岩手県)
【29】
セレッソ大阪(J1) 3-1 ジェイリースFC(大分県)
【30】
ヴァンフォーレ甲府(J2) 2-0 Honda FC(アマチュアシード)
【31】
アルビレックス新潟(J1) 4-4(PK3-1) ギラヴァンツ北九州(福岡県)
【32】
V・ファーレン長崎(J2) 3-2 カマタマーレ讃岐(香川県)
【33】
鹿島アントラーズ(J1) 2-1 奈良クラブ(奈良県)
【34】
藤枝MYFC(J2) 2-0 栃木SC(J2)
【35】
サガン鳥栖(J1) 2-1 高知ユナイテッドSC(高知県)
【36】
横浜FC(J2) 2-1 ヴァンラーレ八戸(青森県)
【38】
ザスパ群馬(J2) 1-1(PK2-3) レノファ山口FC(J2)
【39】
京都サンガF.C.(J1) 2-0 大宮アルディージャ(埼玉県)
【40】
清水エスパルス(J2) 9-0 三菱重工長崎SC(長崎県)
【41】
横浜F・マリノス(J1) 2-2(PK5-4) FC岐阜(岐阜県)
【42】
ロアッソ熊本(J2) 1-2 水戸ホーリーホック(J2)
【43】
ガンバ大阪(J1) 3-0 福島ユナイテッドFC(福島県)
【44】
ジュビロ磐田(J1) 1-2 テゲバジャーロ宮崎(宮崎県)
【45】
川崎フロンターレ(J1) 2-0 ソニー仙台FC(宮城県)
【46】
大分トリニータ(J2) 1-0 鹿児島ユナイテッドFC(J2)
【47】
FC東京(J1) 3-0 ヴィアティン三重(三重県)
【48】
ジェフユナイテッド千葉(J2) 2-1 中京大学(愛知県)
【50】
ブラウブリッツ秋田(J2) 0-2 いわきFC(J2)
【51】
湘南ベルマーレ(J2) 3-1 甲南大学(兵庫県)
【53】
アビスパ福岡(J1) 8-0 福山シティFC(広島県)
【54】
ファジアーノ岡山(J2) 1-7 愛媛FC(J2)
【55】
北海道コンサドーレ札幌(J1) 3-1 栃木シティ(栃木県)
【56】
モンテディオ山形(J2) 3-2 SC相模原(神奈川県)
◆3回戦
▽7月10日(水)
【57】
ヴィッセル神戸 vs 徳島ヴォルティス
【58】
柏レイソル vs 筑波大学
【59】
セレッソ大阪 vs ヴァンフォーレ甲府
【60】
アルビレックス新潟 vs V・ファーレン長崎
【61】
鹿島アントラーズ vs 藤枝MYFC
【62】
サガン鳥栖 vs 横浜FC
【63】
JAPANサッカーカレッジ vs レノファ山口FC
【64】
京都サンガF.C. Vs 清水エスパルス
【65】
横浜F・マリノス vs 水戸ホーリーホック
【66】
ガンバ大阪 vs テゲバジャーロ宮崎
【67】
川崎フロンターレ vs 大分トリニータ
【68】
FC東京 vs ジェフユナイテッド千葉
【69】
サンフレッチェ広島 vs いわきFC
【70】
湘南ベルマーレ vs 東京ヴェルディ
【71】
アビスパ福岡 vs 愛媛FC
【72】
北海道コンサドーレ札幌 vs モンテディオ山形
天皇杯はこの2回戦からJ1勢も登場。したがって、都道府県大会を勝ち抜き、1回戦も突破した社会人チーム、大学生チームによる“ジャイキリ”が発生しやすいのが、この2回戦。
また、J1首位のFC町田ゼルビアが、筑波大学に敗れていきなり敗退。1-0で迎えた最終盤、筑波大のU-23日本代表FW内野航太郎に90+1分弾を浴びて追いつかれ、最後はPK戦の末に散った。
その他、下位カテゴリーと対戦したJ1勢、J2勢は概ね勝利で3回戦へ。一方で、都道府県代表として参戦するJ3チームからは、テゲバジャーロ宮崎がジュビロ磐田に勝利している。
2回戦の結果一覧、3回戦の対戦カード一覧は以下の通り。
◆2回戦結果
《18:30》
【28】
FC町田ゼルビア(J1) 1-1(PK2-4) 筑波大学(茨城県)
【37】
名古屋グランパス(J1) 0-1 JAPANサッカーカレッジ(新潟県)
【49】
サンフレッチェ広島(J1) 11-2 FCバレイン下関(山口県)
【52】
東京ヴェルディ(J1) 5-0 AC長野パルセイロ(長野県)
《19:00》
【25】
ヴィッセル神戸(J1) 2-0 カターレ富山(富山県)
【26】
徳島ヴォルティス(J2) 1-0 ベガルタ仙台(J2)
【27】
柏レイソル(J1) 2-0 いわてグルージャ盛岡(岩手県)
【29】
セレッソ大阪(J1) 3-1 ジェイリースFC(大分県)
【30】
ヴァンフォーレ甲府(J2) 2-0 Honda FC(アマチュアシード)
【31】
アルビレックス新潟(J1) 4-4(PK3-1) ギラヴァンツ北九州(福岡県)
【32】
V・ファーレン長崎(J2) 3-2 カマタマーレ讃岐(香川県)
【33】
鹿島アントラーズ(J1) 2-1 奈良クラブ(奈良県)
【34】
藤枝MYFC(J2) 2-0 栃木SC(J2)
【35】
サガン鳥栖(J1) 2-1 高知ユナイテッドSC(高知県)
【36】
横浜FC(J2) 2-1 ヴァンラーレ八戸(青森県)
【38】
ザスパ群馬(J2) 1-1(PK2-3) レノファ山口FC(J2)
【39】
京都サンガF.C.(J1) 2-0 大宮アルディージャ(埼玉県)
【40】
清水エスパルス(J2) 9-0 三菱重工長崎SC(長崎県)
【41】
横浜F・マリノス(J1) 2-2(PK5-4) FC岐阜(岐阜県)
【42】
ロアッソ熊本(J2) 1-2 水戸ホーリーホック(J2)
【43】
ガンバ大阪(J1) 3-0 福島ユナイテッドFC(福島県)
【44】
ジュビロ磐田(J1) 1-2 テゲバジャーロ宮崎(宮崎県)
【45】
川崎フロンターレ(J1) 2-0 ソニー仙台FC(宮城県)
【46】
大分トリニータ(J2) 1-0 鹿児島ユナイテッドFC(J2)
【47】
FC東京(J1) 3-0 ヴィアティン三重(三重県)
【48】
ジェフユナイテッド千葉(J2) 2-1 中京大学(愛知県)
【50】
ブラウブリッツ秋田(J2) 0-2 いわきFC(J2)
【51】
湘南ベルマーレ(J2) 3-1 甲南大学(兵庫県)
【53】
アビスパ福岡(J1) 8-0 福山シティFC(広島県)
【54】
ファジアーノ岡山(J2) 1-7 愛媛FC(J2)
【55】
北海道コンサドーレ札幌(J1) 3-1 栃木シティ(栃木県)
【56】
モンテディオ山形(J2) 3-2 SC相模原(神奈川県)
◆3回戦
▽7月10日(水)
【57】
ヴィッセル神戸 vs 徳島ヴォルティス
【58】
柏レイソル vs 筑波大学
【59】
セレッソ大阪 vs ヴァンフォーレ甲府
【60】
アルビレックス新潟 vs V・ファーレン長崎
【61】
鹿島アントラーズ vs 藤枝MYFC
【62】
サガン鳥栖 vs 横浜FC
【63】
JAPANサッカーカレッジ vs レノファ山口FC
【64】
京都サンガF.C. Vs 清水エスパルス
【65】
横浜F・マリノス vs 水戸ホーリーホック
【66】
ガンバ大阪 vs テゲバジャーロ宮崎
【67】
川崎フロンターレ vs 大分トリニータ
【68】
FC東京 vs ジェフユナイテッド千葉
【69】
サンフレッチェ広島 vs いわきFC
【70】
湘南ベルマーレ vs 東京ヴェルディ
【71】
アビスパ福岡 vs 愛媛FC
【72】
北海道コンサドーレ札幌 vs モンテディオ山形
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U-23代表FW内野航太郎擁する筑波大がJ1首位町田に勝利! 2回戦全32試合結果一覧【天皇杯】
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【パリ行きの命運を託された23選手】唯一の大学生、マリノス産の本格派ストライカーFW内野航太郎
パリ・オリンピックのアジア最終予選を兼ねるAFC U23アジアカップが15日に開幕する。出場16カ国が4組に分かれてのグループステージから始まる五輪出場もかけた戦いは約2週間ちょっとのスケジュール的にも勝ち上がれば勝ち上がるほど総力戦が必至。ここではパリ行きの命運が託されたU-23日本代表の23選手を紹介し、内野航太郎にフォーカスする。 ■内野航太郎(FW/筑波大学) 横浜F・マリノス育ちの内野。ジュニアユース、ユースと昇格。プレミアリーグでは3年次の2022年に21ゴールを記録し得点王を獲得。これは1シーズンの史上最多得点記録となっている。 186cmと高さもある中で、特徴はゴールのバリエーションが多いこと。右利きではあるものの、左足でも精度の高いシュートを持っており、左右の足、そして高さを生かしたヘディングなど、多彩なストライカーだ。例えるならば、マンチェスター・シティのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドのような存在。どこからでもゴールを狙う、真のストライカーだ。 また、ボールを扱う技術も当然高く、難しいボールでも収めることが可能。フィジカルの強さもあり、ポストプレーも可能な一方で、スピードで抜け出す動きも持ち合わせている。常にゴールを奪うことを目指しており、ボックス付近でのプレーで力を発揮する本格派のゴールゲッターと言える。 横浜FMでは2種登録も経験しており、当然トップチーム昇格も期待された中、本人は進学を決断。筑波大学でプレーすることを選択すると、1年生ながら2023年には関東大学サッカーリーグ1部で13試合に出場し9得点を記録。得点ランキング3位タイの成績を残している。今年も開幕戦となった関東学院大学戦で先発出場すると、チームのシーズン初ゴールを記録。その活躍もあり、大事なパリ・オリンピック最終予選で招集されることとなった。 19歳と世代は違うものの、昨年10月に行われたアジア競技大会にも参加。パリ五輪世代のチームに入り、日本最多の4ゴールと活躍を見せるなど、ポテンシャルの高さを結果で見せつけることに。その後のアメリカ遠征にも追加招集されるなど、大岩剛監督にとってはしっかりと計算に入れている選手の1人ということがわかる。 ただ、本大会は18人まで。オーバーエイジも3人入ると考えれば、15人の枠に入る必要がある。序列的にはそこに入ってはいない状態だが、世代のエースであるFW細谷真大が今季は不振に喘いでおり、アジア相手に結果を残していることも含めて、期待は膨らむばかり。パリへチームを導く結果を残せば、本大会メンバーに入ることも夢物語ではない。 2024.04.11 11:00 Thu4
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16日、AFC U23アジアカップのグループB第1節、U-23日本代表vsU-23中国代表が行われ、1-0で日本が勝利した。 超WSの選手採点と寸評は以下の通り。 ▽日本代表採点 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/fom20240416jpn_chn_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©️超ワールドサッカー<hr></div> ※採点は10点満点。及第点は「5.5」、「0.5」刻みで評価 ※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし GK 1 小久保玲央ブライアン 8.0 前半終了間際に相手のヘッドをビッグセーブ。後半も早々の大ピンチでビッグセーブを見せ、10人のチームを救った。終始安定したプレー。 DF 3 西尾隆矢 3.5 相手選手に体をぶつけられてヒジ打ち。オンフィールド・レビューの結果、17分で一発退場。冷静さを保てなかった。 4 関根大輝 6.5 右ウイングの山田楓喜とのコンビで積極的に攻撃参加。落ち着いたプレーを見せ続け、高さでも対応した。 16 内野貴史 6.5 粘り強い守備と持ち味の運動量で数的不利をカバー。冷静な判断力も見せて強度を落とさなかった。 (→15 鈴木海音 -) 出場時間が短いため採点なし。 22 高井幸大 6.5 高さのある中国相手に192cmの長身を生かして空中戦で負けない。冷静なプレーを続けた。 MF 7 山本理仁 5.5 西尾の退場を受けて22分に交代。 (→5 木村誠二 5.5) スクランブルでの緊急投入ながらしっかりと試合に入る。中国相手に対人の強さも見せる。 8 藤田譲瑠チマ 6.5 数的不利の中で中盤でしっかりとバランスを取り攻守に貢献。判断力も優れており、相変わらず声も出ていた。 11 山田楓喜 6.5 得意の左足からの鋭いクロスで先制点アシスト。数的不利になり攻撃面では力を出す機会が少なかったが、守備ではしっかりプレス。 (→9 藤尾翔太 6.0) 難しい試合に途中出場も強度を保って守備を頑張る。体の強さも見せ時間を作るプレーでも魅せる。 17 松木玖生 7.0 開始8分にクロスに飛び込みダイレクトシュートで先制!豊富な運動量で数的不利でも躍動。チームを支えた。 20 平河悠 6.5 開始早々にいきなり縦突破。積極的に仕掛けていく。数的不利になった後はプレスと守備に追われるも、しっかりとカバー。 (→10 佐藤恵允 6.0) 投入早々にハードワークでチームに勢いをもたらせる。ボール奪取からカウンターのチャンスも作り出す。 FW 19 細谷真大 6.0 数的不利となった中でファーストディフェンダーとして奔走。体の強さを生かして時にはキープ。 (→18 内野航太郎 -) 出場時間が短いため採点なし。 監督 大岩剛 6.5 パリ五輪に向けた初戦でアクシデントが早々に発生も選手たちが落ち着いたプレー。選手投入までのスムーズなポジションチェンジや、10人での試合運びと、ここまで構築したチームが機能した。疲労が出過ぎる前にしっかりと手を打った。 ★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ! 小久保玲央ブライアン(日本) 先発起用されたなか圧巻のビッグセーブ連発。前に出る判断、落ち着いた一対一の対応、セットプレーが多い中での対応とチームを救うクリーンシート。 U-23日本代表 1-0 U-23中国代表 1-0:8分 松木玖生(日本) <span class="paragraph-title">【動画】虎の子1点!山田楓喜のクロスを松木玖生が鮮やかダイレクトボレー!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="FV92D6V87DM";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.17 00:13 Wed筑波大学の人気記事ランキング
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先週土曜のJ1リーグ、横浜FM対町田戦は町田が今シーズン初の逆転勝ちを収めて首位を守った。試合後の黒田剛監督は「天皇杯ではいろいろありましたけど、町田は決して悪ではないし、我々が正義だとしっかり貫いていく」と12日の天皇杯2回戦、筑波大戦を振り返って抗議のコメントを出した。 PK戦とはいえJ1の首位チームが大学生に負けるという大波乱の結果もさることながら、開始8分にチャン・ミンギュが左鎖骨を骨折、同点ゴールを決めた安井拓也が右脛骨骨幹部の骨折。さらにナ・サンホは左足関節靱帯損傷、前距腓靭帯損傷、三角靭帯損傷、ミッチェル・デュークは左大腿二頭筋の肉離れと診断された。黒田監督ならずとも、筑波大のプレーを非難したくなるだろう。 この試合をフルタイムで見たわけではないが、安井の同点ゴールはマイナスの折り返しをゴール中央から豪快に決めたもの。守備に入ったDFはシュートブロックに行くのではなくボールにアタックしたため安井は重傷を負った。『過剰な力による足裏での危険なプレー』は一発レッドでもおかしくなかった。 いつも町田の試合を見ているわけではないが、シーズン序盤はアフタータックルが目についた。その点を昨シーズンから町田の試合や練習を取材している同業者に聞くと、「J1のスピードに慣れていないため、アフターになりやすい。故意にファウルをしているわけではない」と教えてくれた。ただ、球際の激しさは町田の武器だし、それが1試合の平均ファウル数がJ1で3番目に多い結果につながっているのだろう。 そんなチームスタイルだけに、筑波大戦後に対戦相手を批判した黒田監督のコメントは物議を醸した。ネットでの記事を読んでみて、やはり多かったのは主審のゲームコントロールに関しての書き込みだった。イエローカードは筑波大に2枚、町田に1枚だが、それが妥当だったのかどうか。天皇杯は対象外だろうが、DAZNが放送していた『Jリーグジャッジリプレイ』が昨シーズンで終了したのは残念でならない。 横浜FM戦後、黒田監督は「負傷した4名の無念の気持ち、選手は魂のこもった試合をしてくれた」と労いつつ、「言いたいことをしっかりと言いながら、またダメなものはダメと訴えながら貫いていく。これがいまの日本のサッカー界に必要なパワーだと思う」と言葉に力をこめた。激しいプレーと、選手生命を脅かすプレーは違うということ、そして選手を守るのは、指導者はもちろん審判だということを訴えたかったのだろう。 5月19日のJ1リーグ第15節、FC東京対横浜FMの試合はドイツ人のザシャ・ステーゲマンが主審を務めたが、ラフプレーには躊躇わずにイエローカードを出し、両チーム合わせて7枚のカードが出たが、試合が荒れることはなかった。一方、6月1日の第17節、鹿島対横浜FMは200試合以上の主審を務めた国際主審が務めたものの、判定基準が一定ではないため両チームの監督がジャッジに不満を述べていた。 ここ数年、日本人主審の技術はレベルダウンしているのだろうか。レフェリーブリーフィングで町田対筑波大の試合が取り上げられるのか、次回の開催が楽しみである。 <hr>【文・六川亨】<br/><div id="cws_ad">1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた</div> 2024.06.17 11:45 Mon2
U-23代表FW内野航太郎擁する筑波大がJ1首位町田に勝利! 2回戦全32試合結果一覧【天皇杯】
12日、第104回天皇杯の2回戦32試合が全国各地で行われた。 天皇杯はこの2回戦からJ1勢も登場。したがって、都道府県大会を勝ち抜き、1回戦も突破した社会人チーム、大学生チームによる“ジャイキリ”が発生しやすいのが、この2回戦。 昨年大躍進の高知ユナイテッドSC(JFL)がサガン鳥栖に敗れた一方、新潟県代表の北信越フットボールリーグ1部・JAPAN.S.C.(JAPANサッカーカレッジ)が名古屋グランパスを撃破し、“ジャイキリ”を完成させた。 また、J1首位のFC町田ゼルビアが、筑波大学に敗れていきなり敗退。1-0で迎えた最終盤、筑波大のU-23日本代表FW内野航太郎に90+1分弾を浴びて追いつかれ、最後はPK戦の末に散った。 その他、下位カテゴリーと対戦したJ1勢、J2勢は概ね勝利で3回戦へ。一方で、都道府県代表として参戦するJ3チームからは、テゲバジャーロ宮崎がジュビロ磐田に勝利している。 2回戦の結果一覧、3回戦の対戦カード一覧は以下の通り。 <span class="paragraph-subtitle">◆2回戦結果</span> 《18:30》 【28】 FC町田ゼルビア(J1) 1-1(PK2-4) 筑波大学(茨城県) 【37】 名古屋グランパス(J1) 0-1 JAPANサッカーカレッジ(新潟県) 【49】 サンフレッチェ広島(J1) 11-2 FCバレイン下関(山口県) 【52】 東京ヴェルディ(J1) 5-0 AC長野パルセイロ(長野県) 《19:00》 【25】 ヴィッセル神戸(J1) 2-0 カターレ富山(富山県) 【26】 徳島ヴォルティス(J2) 1-0 ベガルタ仙台(J2) 【27】 柏レイソル(J1) 2-0 いわてグルージャ盛岡(岩手県) 【29】 セレッソ大阪(J1) 3-1 ジェイリースFC(大分県) 【30】 ヴァンフォーレ甲府(J2) 2-0 Honda FC(アマチュアシード) 【31】 アルビレックス新潟(J1) 4-4(PK3-1) ギラヴァンツ北九州(福岡県) 【32】 V・ファーレン長崎(J2) 3-2 カマタマーレ讃岐(香川県) 【33】 鹿島アントラーズ(J1) 2-1 奈良クラブ(奈良県) 【34】 藤枝MYFC(J2) 2-0 栃木SC(J2) 【35】 サガン鳥栖(J1) 2-1 高知ユナイテッドSC(高知県) 【36】 横浜FC(J2) 2-1 ヴァンラーレ八戸(青森県) 【38】 ザスパ群馬(J2) 1-1(PK2-3) レノファ山口FC(J2) 【39】 京都サンガF.C.(J1) 2-0 大宮アルディージャ(埼玉県) 【40】 清水エスパルス(J2) 9-0 三菱重工長崎SC(長崎県) 【41】 横浜F・マリノス(J1) 2-2(PK5-4) FC岐阜(岐阜県) 【42】 ロアッソ熊本(J2) 1-2 水戸ホーリーホック(J2) 【43】 ガンバ大阪(J1) 3-0 福島ユナイテッドFC(福島県) 【44】 ジュビロ磐田(J1) 1-2 テゲバジャーロ宮崎(宮崎県) 【45】 川崎フロンターレ(J1) 2-0 ソニー仙台FC(宮城県) 【46】 大分トリニータ(J2) 1-0 鹿児島ユナイテッドFC(J2) 【47】 FC東京(J1) 3-0 ヴィアティン三重(三重県) 【48】 ジェフユナイテッド千葉(J2) 2-1 中京大学(愛知県) 【50】 ブラウブリッツ秋田(J2) 0-2 いわきFC(J2) 【51】 湘南ベルマーレ(J2) 3-1 甲南大学(兵庫県) 【53】 アビスパ福岡(J1) 8-0 福山シティFC(広島県) 【54】 ファジアーノ岡山(J2) 1-7 愛媛FC(J2) 【55】 北海道コンサドーレ札幌(J1) 3-1 栃木シティ(栃木県) 【56】 モンテディオ山形(J2) 3-2 SC相模原(神奈川県) <span class="paragraph-subtitle">◆3回戦</span> ▽7月10日(水) 【57】 ヴィッセル神戸 vs 徳島ヴォルティス 【58】 柏レイソル vs 筑波大学 【59】 セレッソ大阪 vs ヴァンフォーレ甲府 【60】 アルビレックス新潟 vs V・ファーレン長崎 【61】 鹿島アントラーズ vs 藤枝MYFC 【62】 サガン鳥栖 vs 横浜FC 【63】 JAPANサッカーカレッジ vs レノファ山口FC 【64】 京都サンガF.C. Vs 清水エスパルス 【65】 横浜F・マリノス vs 水戸ホーリーホック 【66】 ガンバ大阪 vs テゲバジャーロ宮崎 【67】 川崎フロンターレ vs 大分トリニータ 【68】 FC東京 vs ジェフユナイテッド千葉 【69】 サンフレッチェ広島 vs いわきFC 【70】 湘南ベルマーレ vs 東京ヴェルディ 【71】 アビスパ福岡 vs 愛媛FC 【72】 北海道コンサドーレ札幌 vs モンテディオ山形 2024.06.12 22:05 Wed3