「僕らは夢見た2人の子どもだった」 同い年カバーニの代表引退に盟友スアレスがメッセージ…「すべてに感謝する」

2024.06.01 12:40 Sat
長らくウルグアイをリードしたカバーニとスアレス
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長らくウルグアイをリードしたカバーニとスアレス
ボカ・ジュニアーズFWエディンソン・カバーニウルグアイ代表引退に長らく共闘のインテル・マイアミFWルイス・スアレスが反応した。

2人は近年のウルグアイで自慢の攻撃陣を引っ張る存在で、ディエゴ・フォルラン氏が引退してからも長らく中心に。代表歴代得点数では最多68ゴールのスアレスに次いで、カバーニも2位の58ゴールをマークしている。
来るコパ・アメリカ2024の予備登録メンバーに入るカバーニだが、代表からの引退を表明。驚きが走ったなか、同い年のスアレスは自身のインスタグラムにカバーニとハグする姿の写真をアップ。労いのメッセージを送った。

「最初のゴールを一緒に祝ったとき、僕らはこの国をトップに押し上げるのを夢見た2人の子どもだった。その子どもたちは成長し、親愛なるチームを守るためにユニークかつ再現不可能な経験をした」

「悲しみも、喜びもあったけど、僕らはいつだって同じ目標を見据えた。それはウルグアイが勝利し、国旗を掲げることだ」
「君の名前は僕らのフットボールと国の歴史に刻まれることだろう。ウルグアイ人のカバーニとして、君が代表のために尽くしてくれたことのすべてに感謝する。成功を祈っている。ウルグアイ、万歳!」

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37歳カバーニがウルグアイ代表を引退、2010年W杯ではベスト4進出

ボカ・ジュニアーズのFWエディンソン・カバーニ(37)が30日、自身のインスタグラムでウルグアイ代表からの引退を発表した。 「間違いなく美しい時間だった。言いたいこと、伝えたいこと、思い出したいことはたくさんあるが、今はクラブのキャリアに専念し、自分が居るべき場所で全てを捧げたい」 こう綴ったカバーニは2008年2月にウルグアイ代表デビュー。これまで136試合出場58ゴールを挙げた。ワールドカップ(W杯)には4大会連続出場。17試合出場で5ゴールをマークした。2010年南アフリカW杯ではFWルイス・スアレス、FWディエゴ・フォルランと共に強力な前線を形成し、ベスト4進出に貢献していた。 またコパ・アメリカでは2011年に優勝を経験していた。 2024.05.31 08:00 Fri

PSGが3度ナポリからエース獲得か? オシムヘンに214億円を支払う可能性

パリ・サンジェルマン(PSG)がナポリのナイジェリア代表FWビクター・オシムヘン(25)の契約解除条項に目をつけているようだ。イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』が伝えた。 ナポリのエースとして活躍するオシムヘン。これまでも度々移籍の噂が出るものの、ナポリに残留を続けていた。 2023年12月には2026年夏までの契約延長を果たした中、1億3000万ユーロ(約213億8000万円)の契約解除条項が設定されている。 そんな中、その契約解除条項を発動させようとしていると見られるのがPSG。ナポリからは過去に2度もエースを引き抜いている。 2012年夏にはエセキエル・ラベッシ、2013年夏にはエディンソン・カバーニをナポリから獲得。当時も契約解除金を支払っての獲得となったが、オシムヘンの比ではない。 PSGは今夏エースのフランス代表FWキリアン・ムバッペがレアル・マドリーへと移籍する可能性があり、新たなストライカーが欲しい状況。ナポリとの交渉で引き抜くことはアウレリオ・デ・ラウレンティス会長との骨の折れる交渉が待っているため現実的ではなく、この条項が適用される5月26日からの48日間が勝負と見られている。 2020年9月にリールからナポリに完全移籍で加入したオシムヘン。ナポリではこれまで公式戦126試合で72ゴール18アシストを記録している。 リール時代には公式戦38試合で18ゴール6アシスト。リーグ・アンでも27試合で13ゴール5アシストを記録しているが、再びフランスの地に足を踏み入れることはあるだろうか。 2024.04.06 13:45 Sat

“タフネス集団”首位インテルの強さはデータ上でも鮮明、とりわけ光る敵地での圧倒的勝負強さ

インテルの強さはデータ・数字にもしっかり表れている。 シモーネ・インザーギ監督体制3年目のインテル。「昨シーズン中盤戦の国内連敗続きからチャンピオンズリーグ(CL)決勝戦進出」を大きな経験値とし、これを経てタフネス集団と化したミラノの雄だ。 26日現在は、セリエAで2位ユベントスと勝ち点「9」差のダントツ首位、CLラウンド16もアトレティコ・マドリーに先勝でベスト8進出へ一歩前進…コッパ・イタリアこそ敗退も、1月のスーペル・コッパ優勝ですでにタイトルを1つ獲得済みだ。 その強さは、『OPTA』集計のセリエAにおけるデータにも表れている。 まず、インテルは昨季途中の2023年1月からセリエAにおけるアウェイゲームで「16」勝。これは欧州5大リーグ、イングランド・スペイン・イタリア・ドイツ・フランスの全クラブ中最多の数字だという。 また、25日に敵地でレッチェを撃破(4◯0)したことにより、史上初のアウェイ「20」試合連続ゴールを達成。今季公式戦全体でノーゴールに終わったのは、消化試合となったCLグループステージ第6節のレアル・ソシエダ戦だけ…凄まじい得点力だ。 そんなインテルをけん引するのが、絶対的な点取り屋にしてキャプテンを担う26歳、アルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネス。レッチェ戦の2ゴールにより、今季23試合22ゴールとした得点ランキングトップのエースだ。 ラウタロについては、この段階でキャリアハイの22ゴールとなっただけでなく、過去65年間で5人目となる3年連続20ゴールを前節までに達成。もはや、名実ともにカルチョの象徴と言って差し支えない。 3季ぶりのスクデットへ視界良好であると同時に、14年ぶりのCL制覇も目指すインテル。”カルチョ復権”のためには、インテルが欧州で勝つ以外に道はない。3月以降のインザーギ・インテルにも期待したい。 ◆インテルの今季アウェイ成績(セリエA) ▷13試合11勝2分け0敗 ▷13試合33ゴール6失点 ▷13試合すべて最低1ゴール ◆3年連続20ゴール達成者(セリエA) ▷ガブリエル・バティストゥータ氏 ▷アントニオ・ディ・ナターレ氏 ▷エディンソン・カバーニ ▷クリスティアーノ・ロナウド ▷ラウタロ・マルティネス 2024.02.26 15:55 Mon

ムバッペの失いそうなPSG、オシムヘンを有力な後釜候補に?

フランス代表FWキリアン・ムバッペを失いそうなパリ・サンジェルマン(PSG)がナポリのナイジェリア代表FWビクター・オシムヘン(25)をリストアップしているようだ。 2017年夏にモナコからPSG入りしてから、クラブ歴代最多の通算243ゴールを誇るムバッペ。幾度となく退団の可能性が取り沙汰されながら、PSGでプレーし続けるが、ナセル・アル・ケライフィ会長に今季限りでの退団意向を正式に知らせたといわれる。 このまま退団となれば、ムバッペの穴埋めという相当難しいミッションを強いられるPSGだが、イギリス『The Athletic』によると、その解決策の1つとしてナポリの主砲オシムヘンを後釜の有力候補に。来る夏のアプローチを検討しているという。 PSGのフットボールアドバイザーを務めるルイス・カンポス氏はリール時代にオシムヘンの獲得に携わった過去。PSGとナポリの間もエディンソン・カバーニやエセキエル・ラベッシ、ファビアン・ルイスの移籍が実現しており、関係性も悪くないとされる。 今やセリエAを代表するストライカーとして注目されるオシムヘンは2020年7月にリールからナポリ入りし、通算119試合で67ゴール。昨季のセリエAでは26ゴールで自身初の得点王に輝き、チームの33年ぶりとなるスクデット獲得に大きく貢献した。 そんなオシムヘンだが、昨年12月にナポリとの契約を2026年夏まで延長。来る夏ではイタリア国外に移籍なら、1億2000〜3000万ユーロ(約193億8000万〜210億円) の契約解除条項が存在するとみられている。 2024.02.16 11:45 Fri

スアレスや長期離脱明けベンタンクールが復帰…ウルグアイ代表メンバーが発表【2026W杯南米予選】

ウルグアイサッカー連盟(AUF)は13日、2026北中米ワールドカップ(W杯)南米予選に臨むウルグアイ代表メンバー24名を発表した。 ここまでW杯南米予選で2勝1分け1敗の2位に位置するマルセロ・ビエルサ監督率いるウルグアイ。 今回の招集メンバーでは、カタールW杯以降は代表から遠ざかっていたベテランのルイス・スアレスがホセ・マリア・ヒメネス、長期離脱明けのロドリゴ・ベンタンクールらと共に復帰。また、フェデリコ・バルベルデやロナルド・アラウホ、ダルウィン・ヌニェスらも順当に招集されている。 一方で、スアレスと共に復帰が期待されたFWエディンソン・カバーニ(ボカ・ジュニアーズ)はケガの影響で招集外となった。 ウルグアイは16日にアウェイでアルゼンチン代表と、21日にホームでボリビア代表と対戦する。今回発表されたウルグアイ代表メンバーは以下の通り。 ◆ウルグアイ代表メンバー GK フランコ・イスラエル(スポルティングCP/ポルトガル) セルヒオ・ロチェ(インテルナシオナル/ブラジル) サンティアゴ・メレ(アトレティコ・ジュニオール/コロンビア) DF ブルーノ・メンデス(コリンチャンス/ブラジル) ギジェルモ・バレラ(フラメンゴ/ブラジル) マティアス・ビーニャ(サッスオーロ/イタリア) マティアス・オリベラ(ナポリ/イタリア) セバスティアン・カセレス(クラブ・アメリカ/メキシコ) ホセ・マリア・ヒメネス(アトレティコ・マドリー/スペイン) ロナルド・アラウホ(バルセロナ/スペイン) MF ニコラス・デ・ラ・クルス(リーベル・プレート/アルゼンチン) フェリペ・カルバージョ(グレミオ/ブラジル) ジョルジアン・デ・アラスカエタ(フラメンゴ/ブラジル) アグスティン・カノッビオ(アトレチコ・パラナエンセ/ブラジル) マヌエル・ウガルテ(パリ・サンジェルマン/フランス) ロドリゴ・ベンタンクール(トッテナム/イングランド) フェデリコ・バルベルデ(レアル・マドリー/スペイン) FW ダルウィン・ヌニェス(リバプール/イングランド) ファクンド・ペリストリ(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) ファクンド・トーレス(オーランド・シティ/アメリカ) マクシミリアーノ・アラウホ(トルーカ/メキシコ) フェデリコ・ビニャス(レオン/メキシコ) クリスティアン・オリベラ(ロサンゼルスFC/アメリカ) ルイス・スアレス(グレミオ/ブラジル) 2023.11.14 07:30 Tue

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5大会ぶり制覇目指すウルグアイがパナマに快勝! M・アラウホの美弾にヌニェスらが追加点【コパ・アメリカ2024】

24日(現地時間23日)、コパ・アメリカ2024グループC第1節のウルグアイ代表vsパナマ代表がハードロック・スタジアムで行われ、3-1でウルグアイが勝利した。 5大会ぶり16度目の優勝を目指すマルセロ・ビエルサ監督率いるウルグアイは、前回大会でベスト8。2026ワールドカップ(W杯)・南米予選で4勝1分け1敗と好成績を残しているなか、コパ・アメリカ初戦でダルウィン・ヌニェスやフェデリコ・バルベルデ、ロナルド・アラウホらが順当に先発した。 一方、北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)組のパナマは、2023年のCONCACAFゴールドカップで準優勝。2度目のW杯出場を目指して戦っている北中米カリブ海2次予選でも2戦2勝と好発進のなか、ホセ・ファハルドを最前線に置く[5-4-1]で臨んだ。 立ち上がりから主導権を握るウルグアイは、早速ジョルジアン・デ・アラスカエタがオープニングシュート。対するパナマも防戦一方ではなく、右サイドの崩しからクリスチャン・マルティネスがCKを獲得していく。 押し込むウルグアイはア14分、ファクンド・ペリストリの右クロスにマクシミリアーノ・アラウホが合わせるも、シュートはわずかに左へ外れた。 その2分後、マクシミリアーノ・アラウホが今度こそゴールを決める。ボックス左手前でボールを持つと、左足でコントロールショット。右サイドネットに突き刺さる鮮やかな一撃が決まった。 これに続けとばかりにヌニェスも右足を振っていくが、パンチのあるシュートはGKの正面。29分にはカウンターからバルベルデが右サイドを駆け上がり、中央へクロスを送るも、合わせたヌニェスのシュートはまたも正面を突いた。 その後も攻勢のウルグアイだったが、チャンスを活かしきれないまま前半終了。追加点はなく1-0で試合を折り返した。 ウルグアイはロナルド・アラウホをホセ・マリア・ヒメネスに代えて後半へ。開始直後、またもヌニェスがチャンスを迎えるが、高い打点のヘディングシュートは枠の右に外れた。 追いかけるパナマは59分、左CKのクリアボールにホセ・ルイス・ロドリゲスが反応。トラップから左足で狙ったシュートはGKセルヒオ・ロチェに防がれる。 パナマペースで試合が進むなか、流れを取り戻したいウルグアイは60分にさらに2枚替え。ニコラス・デ・ラ・クルスとセバスティアン・カセレスを投入する。 両チーム共に激しい球際の戦いを繰り広げながら試合は終盤へ。すると85分、ウルグアイにようやく追加点が生まれる。 デ・ラ・クルスが右サイドからクロスを上げると、マクシミリアーノ・アラウホが競ったボールに反応したのはヌニェス。左足ボレーを叩き込み、ついに得点を記録した。 さらに後半アディショナルタイム、ウルグアイが右サイドでFKを得ると、マティアス・ピーニャがニアでクロスに合わせて3点目をゲット。その3分後、パナマはミカエル・アミル・ムリージョが右ポケットでの切り返しから1点を返すが、反撃はここまで。3得点のウルグアイが初戦を白星で終えた。 ウルグアイ代表 3-1 パナマ代表 【ウルグアイ】 マクシミリアーノ・アラウホ(前16) ダルウィン・ヌニェス(後40) マティアス・ピーニャ(後45+1) 【パナマ】 ミカエル・アミル・ムリージョ(後45+3) 2024.06.24 12:08 Mon

「みんな同じに見える」ソン・フンミンへの差別発言をチームメイトが謝罪…ウルグアイ代表MF「酷いジョークだった」

トッテナムのウルグアイ代表MFロドリゴ・ベンタンクールが、韓国代表FWソン・フンミンに対する人種差別発言を謝罪した。 2022年1月にユベントスからトッテナムに加入したベンタンクール。2023-24シーズンはプレミアリーグで23試合に出場し1ゴールを記録していた。 そのベンタンクールはウルグアイ『Canal 10』の番組「Por La Camiseta」に出演。司会者のラファ・コテロ氏から選手のユニフォームを求められたが、その際の反応が問題となった。 ベンタンクールは「ソニーの?みんな同じように見えるから、ソニーの従兄弟かもしれないよ」とコメント。韓国人は似たような顔をしているからというジョークを口にしたつもりだった。 しかし、この動画がSNSで拡散されると、人種差別的な発言だと大炎上。ベンタンクールは、自身のインスタグラムのストーリーズで騒動を謝罪した。 「ブラザー、ソニー。起こってしまったことに謝罪する。あれはただの酷いジョークだった」 「僕が君を愛していることは知っていると思うし、君や他の誰かを軽視したり、傷つけたりすることは絶対にない!愛しているよ、ブラザー」 ベンタンクールは軽はずみな発言をしてしまったが、思わぬ炎上で謝罪。ただ、これに対してソン・フンミンは返事を送っていない。 2024.06.15 21:55 Sat

ウルグアイ代表メンバーが発表!スアレスやヌニェス、バルベルデらを順当に選出【コパ・アメリカ2024】

ウルグアイサッカー連盟(AUF)は8日、コパ・アメリカ2024に臨むウルグアイ代表メンバー26名を発表した。 5大会ぶり16度目の優勝を目指すマルセロ・ビエルサ監督率いるウルグアイ。 今回の招集メンバーには、FWルイス・スアレスやFWダルウィン・ヌニェス、MFフェデリコ・バルベルデ、MFロドリゴ・ベンタンクール、DFホセ・マリア・ヒメネス、DFロナルド・アラウホら主力を順当に選出した。 ウルグアイはグループCに入り、アメリカ代表、パナマ代表、ボリビア代表と同居。初戦は24日にボリビアと対戦する。今回発表されたウルグアイ代表メンバーは以下の通り。 ◆ウルグアイ代表メンバー GK セルヒオ・ロチェ(インテルナシオナル/ブラジル) サンティアゴ・メレ(アトレティコ・ジュニオール/コロンビア) フランコ・イスラエル(スポルティングCP/ポルトガル) DF ギジェルモ・バレラ(フラメンゴ/ブラジル) マティアス・ビーニャ(フラメンゴ/ブラジル) セバスティアン・カセレス(クラブ・アメリカ/メキシコ) ニコラス・マリシャル(ディナモ・モスクワ/ロシア) ルーカス・オラサ(FCクラスノダール/ロシア) マティアス・オリベラ(ナポリ/イタリア) ナイタン・ナンデス(カリアリ/イタリア) ホセ・マリア・ヒメネス(アトレティコ・マドリー/スペイン) ロナルド・アラウホ(バルセロナ/スペイン) MF ニコラス・デ・ラ・クルス(フラメンゴ/ブラジル) ジョルジアン・デ・アラスカエタ(フラメンゴ/ブラジル) アグスティン・カノッビオ(アトレチコ・パラナエンセ/ブラジル) エミリアーノ・マルティネス(ミッティラン/デンマーク) マヌエル・ウガルテ(パリ・サンジェルマン/フランス) ロドリゴ・ベンタンクール(トッテナム/イングランド) フェデリコ・バルベルデ(レアル・マドリー/スペイン) FW ダルウィン・ヌニェス(リバプール/イングランド) ファクンド・ペリストリ(グラナダ/スペイン) ブリアン・オカンポ(カディス/スペイン) ルイス・スアレス(インテル・マイアミ/アメリカ) クリスティアン・オリベラ(ロサンゼルスFC/アメリカ) マクシミリアーノ・アラウホ(トルーカ/メキシコ) ブライアン・ロドリゲス(クラブ・アメリカ/メキシコ) 2024.06.09 07:10 Sun

20日に開幕するコパ・アメリカ、『Prime Video』が独占ライブ配信! アルゼンチン&ブラジルの試合に決勝Tの全14試合が視聴可能に

6月20日に開幕するコパ・アメリカ。6日、『Amazon Prime Video(プライムビデオ)』が配信することを発表した。 今大会はアメリカで開催され、2016年に行われたコパ・アメリカ・センテナリオ以来。南米の10カ国に加え、北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)に所属する6カ国も参加。16カ国にて争われる。 『Prime Video』は、アルゼンチン代表、ブラジル代表の試合に加え、決勝トーナメント全試合の合計14試合を独占ライブ配信。見逃し配信も行われる。また、この独占ライブ配信はAmazonプライム特典として利用可能。プライム会員は、お急ぎ便やお届け日時指定便などの迅速で便利な配送特典を追加料金なしで無制限に利用できる。 『Prime Video』では、これまで『Prime Video Presents Live Boxing』としてボクシングのビッグマッチや野球の『2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™』といったスポーツの人気コンテンツをライブ配信。今回、世界で最も古いサッカーのナショナルチームによる大陸選手権大会である『コパ・アメリカ USA 2024』の配信によって、『Prime Video』のスポーツラインアップに新たにサッカーを加えることになる。 2021年にはブラジルで開催されたコパ・アメリカ。アルゼンチン代表が15度目の優勝を果たし、リオネル・メッシにとっては悲願の代表での初タイトルとなっていた。 今回の独占ライブ配信決定を受け、プライム・ビデオ ジャパンカントリーマネージャーである児玉隆志がコメントしている。 「今回、『コパ・アメリカUSA 2024』をPrime Videoで日本の皆様にお届けできることを大変うれしく思っています。これまでPrime Videoでは、ボクシングの世界タイトルマッチや野球の『2023 WBC』など、世界的なスポーツのコンテンツを配信してきました」 「今回、そのラインアップに歴史あるサッカーの大陸選手権大会である『コパ・アメリカ USA 2024』が加わることは非常に光栄なことだと感じています」 「世界王者であるアルゼンチン代表やスター軍団のブラジル代表をはじめ、最多タイの優勝回数を誇るウルグアイ代表や近年力をつけている北米の各国など、世界的な強豪国のチームがそれぞれの威信をかけた本気の戦いを繰り広げます。ぜひこの夏はPrime Videoで世界最高レベルのサッカーをお楽しみください」 2024.06.06 15:55 Thu

37歳カバーニがウルグアイ代表を引退、2010年W杯ではベスト4進出

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ウェア退場のアメリカ、終盤被弾でパナマに逆転負け【コパ・アメリカ2024】

コパ・アメリカ2024グループC第2節、パナマ代表vsアメリカ代表が27日に行われ、2-1でパナマが勝利した。 4日前の初戦ウルグアイ代表戦を1-3と完敗したパナマは2選手を変更して臨んだ。 一方、ボリビア代表戦を2-0と快勝して白星スタートを切った開催国アメリカは、ボリビア戦と同様のスタメンで臨み、バログン、プリシック、ウェアの3トップとした。 開始1分、バルセナスのバイシクルシュートでゴールを脅かされたアメリカだったが、5分に先制しかける。プリシックのFKにリチャーズが合わせたヘディングシュートはGKにセーブされるも、ルーズボールをマッケニーが押し込んだ。 しかしVARが入り、オフサイドがあったとしてノーゴールに。 そして16分、アメリカに退場者。ウェアが相手DFを小突くとVARが入って一発レッドカードが提示された。 それでも[4-3-3]からプリシックを左MFに下げる[4-4-1]で対応したアメリカは、22分に正真正銘の先制弾。ボックス左からバログンの放った見事な左足ミドルがゴール右上に突き刺さった。 バログンの個人技で先制したアメリカだったが、26分にパナマに同点弾。ペナルティアーク中央からブラックマンの放った左足ミドルがゴール左に決まった。 ハーフタイムにかけては自陣に引きつつカウンターを狙ったアメリカだったが、1-1のまま前半を終えた。 迎えた後半、レイナやアダムス、負傷したGKターナーら3選手を交代したアメリカは引き続きパナマにポゼッションを譲る展開に。 51分にはファリーニャのミドルシュートでGKホーヴァスを強襲されると、63分にPKを献上しかける。自陣ボックス内でのカーター=ヴィッカーズのスライディングタックルがファハルドの足に入りかけたが、VARの末に接触していなかったとしてノーファウルに。 助かったアメリカは71分にプリシックのスルーパスを受けたバログンがボックス左からコントロールシュートを放って牽制。 しかし83分、数的優位のパナマに決勝弾。分厚い攻めを見せた流れから、アヤルサの右クロスにファハルドがダイレクトで合わせた。 その後、カラスキージャがプリシックの足を後方から蹴って一発退場となったパナマだったが、2-1で逆転勝利。アメリカと並び、1勝1敗としている。 パナマ 2-1 アメリカ 【パナマ】 セサール・ブラックマン(前26) ホセ・ファハルド(後38) 【アメリカ】 フォラリン・バログン(前22) 2024.06.28 08:57 Fri

ベネズエラが2連勝で決勝T進出決定!メキシコは終盤に痛恨のPK失敗…【コパ・アメリカ2024】

コパ・アメリカ2024グループB第2節のベネズエラ代表vsメキシコ代表が26日に行われ、ベネズエラが1-0で勝利した。 開幕節は強豪エクアドル代表に勝利し、順調なスタートを切ったベネズエラ。システムはサロモン・ロンドンとエドゥアルド・ベッロが2トップを組む[4-4-2]の布陣を敷いている。 一方、こちらもジャマイカ代表に勝利して、白星スタートとなったメキシコ。その試合から引き続き、サンティアゴ・ヒメネスがトップを務める[4-3-3]のシステムを採用している。 初戦勝利したチーム同士の試合は、立ち上がりからテンションの高い展開に。両チームとも縦に速い攻撃を仕掛け、緊迫した展開が続く。10分にはメキシコのクロスをGKロモがクリアすると、キニョネスがこぼれ球に詰めたが惜しくも間に合わなかった。 一方のベネズエラも、14分にソテルドがボックス手前からコントロールシュートを放つが枠上へ。19分にはロングボールに抜け出したメキシコのヒメネスが1vs1の状況になるも、GKロモが素晴らしい飛び出しでピンチを防いだ。 徐々にメキシコが押し込む展開となるが、ベネズエラも集中した守備で対応。カウンターの隙を伺うが、こちらもメキシコの高いインテンシティによって中々敵陣までボールを運べない。 それでも、34分にはロングボールに抜け出したロンドンが左足でボレーシュートを放つが、ポスト直撃。激しいプレーによって徐々に荒れ模様となった前半は、両者チャンスを作りながらもゴールレスで終わった。 後半、左サイドから切り込んでソテルドが強烈なシュートを打つなど、先にチャンスを作ったのはベネズエラ。53分にはソテルドのパスをボックス手前で受けたロンドンが狙いすましたシュートを放ったが、惜しくも枠外へ外れた。 ベネズエラの時間帯が続くと55分、右サイドからボックス内へ切り込んだアランブルがキニョネスとの接触で倒され、PKを獲得。これをロンドンが確実に決めて、大きな先制点を記録した。 追いつきたいメキシコは69分、キニョネスのクロスに途中交代のマルティネスが飛び込むが惜しくも合わせられず。77分には左サイドの攻撃からゴールを狙うも、大きく枠から外れた。 前がかりになるメキシコに対して、粘り強い守備からのカウンターを狙うベネズエラ。83分にはメキシコが波状攻撃を見せたが、ベネズエラ守備陣が体を張った守備でブロックした。 しかしこの際、ベネズエラのミゲル・ナバーロにハンドがあったとして、VARの結果PK判定に。メキシコにとって同点に追いつくチャンスだったが、ピネダのシュートはGKロモにセーブされ、絶好の機会を逃した。 その後も最後まで同点を目指しゴールに迫り続けたメキシコだが、得点は生まれないままタイムアップ。グループ2連勝のベネズエラが決勝トーナメント進出を決めた一方で、メキシコは最終節のエクアドル代表戦にグループ突破の望みを託すこととなった。 ベネズエラ代表 1-0 メキシコ代表 【ベネズエラ】 サロモン・ロンドン(後12)【PK】 2024.06.27 12:15 Thu

ジャマイカに3発快勝のエクアドルがグループB暫定首位に浮上!【コパ・アメリカ2024】

コパ・アメリカ2024グループB第2節のエクアドル代表vsジャマイカ代表が26日に行われ、3-1でエクアドルが勝利した。 3日前に行われた初戦でベネズエラ代表に惜敗したエクアドルは、その試合のスタメンから出場停止のエネル・バレンシアをロドリゲスに変更した以外は同じスタメンを起用。最前線にロドリゲスを据えた[4-2-3-1]で試合に臨んだ。 一方、メキシコ代表との初戦に敗れたジャマイカは、その試合のスタメンから右WBのグレイをレンビキサに変更した以外は同じスタメンを採用。1トップにアントニオ、2シャドーにデコルドバ=リードとニコルソンを並べた[3-4-2-1]で試合に臨んだ。 試合は地力に勝るエクアドルが立ち上がりから攻勢に出ると、13分にスコアが動く。左CKのこぼれ球から二次攻撃を仕掛けると、カイセドのパスで左サイド深くまで侵入したインカピエがダイレクトクロス。これがブロックに入ったパーマーにディフレクトすると、ボールがそのままゴールに吸い込まれた。 前半半ば以降も主導権を握ったエクアドルは、何度もジャマイカゴールに迫ったがフィニッシュの場面での精度を欠いて決定機までは至らない。 それでもエクアドルは前半終了間際の43分にチャンスを迎える。左サイドで獲得したFKからパエスクロスを供給すると、ファーサイドのトーレスがヘディングシュート。これがG・レイフの左腕に当たると、VARの末にPKを獲得。このPKをバエスがゴール右隅に決め、2-0で前半を終えた。 迎えた後半、2点を追うジャマイカはロウとバーナードを下げてグレイとヘクターを投入。すると54分、左CKをボックス中央で収めたピノックがシュート。これはゴール前のDFにブロックされたが、こぼれ球に素早く反応したアントニオが反転ボレーでゴールネットを揺らした。 その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、拮抗した展開が続く。このまま試合終了かと思われたが、エクアドルはアディショナルタイムに試合を決定づける。 91分、相手CKのクリアボールを自陣中盤で拾ったJ・カイセドがドリブルで左サイドを駆け上がると、そのままボックス内まで侵入。相手GKの位置を確認し冷静にゴール右隅にシュートを決め切り、ロングカウンターを完結した。 結局、試合はそのまま3-1でタイムアップ。3発快勝のエクアドルが暫定でグループBの首位に浮上した。 エクアドル 3-1 ジャマイカ 【エクアドル】 OG(前13) ケンドリー・パエス(前49[PK]) ヨルディ・カイセド(後46) 【ジャマイカ】 マイケル・アントニオ(後9) 2024.06.27 09:10 Thu

王者アルゼンチンが2連勝でグループ首位突破!L・マルティネスの決勝弾で堅守チリを下す【コパ・アメリカ2024】

コパ・アメリカ2024グループA第2節のチリ代表vsアルゼンチン代表が25日に行われ、アルゼンチンが1-0で勝利した。 開幕節はペルー代表相手にボールを支配しながらも枠内シュートわずか1本のゴールレスドローに終わったチリ。王者との対戦では[4-3-3]を採用し、経験豊富なアレクシス・サンチェスがトップに入っている。 一方、前節のカナダ代表戦は後半の2ゴールで勝利し、順調なスタートを切った王者アルゼンチン。その試合からシステムは変わらず[4-3-3]を敷いており、リオネル・メッシ、フリアン・アルバレス、ニコラス・ゴンサレスが3トップを形成している。 立ち上がりからボールを握ったのはアルゼンチン。アンカーのマク・アリスターを中心に試合を組み立てメッシで仕留めようとするのに対して、チリも激しいプレッシャーからのカウンターで応戦する。 21分には左サイドのニコラス・ゴンサレスの突破からボックス内のフリアン・アルバレスがフリーでシュートを放ったが、GKブラーボがキャッチ。26分にはデ・パウルがシュートを放つなど、アルゼンチンがゴールに近づく時間帯が続く。 36分には細かなパスワークからボックス手前でボールを受けたメッシが強烈なミドルシュートも、これはポストに当たって枠外へ。その後もボックス近辺から何度かシュートを狙うアルゼンチンだが、チリ守備陣の集中力もありゴールレスでハーフタイムとなった。 後半も、素早い攻撃からモリーナが強烈なシュートを放つなど、引き続きアルゼンチンがペースを握る。57分にはボックス手前のFKでメッシから絶妙なボールが入るも、走り込んだマク・アリスターのシュートは力なくGKブラーボにキャッチされた。 61分には左サイドからボックスに進入したニコラス・ゴンサレスが強烈なシュートも、再びGKブラーボが好セーブ。68分には自陣からのロングボールに抜け出したメッシがループシュートを狙ったが、枠上に外れた。 防戦一方のチリだったが、70分過ぎから右サイドを中心に反撃を開始。76分にはクロスに反応したエチェベリアがボックス内から強烈なシュートを放ったが、GKマルティネスがビッグセーブで防いだ。 このままゴールレスドローに終わる雰囲気も出てきた88分。アルゼンチンの右CKをチリがクリアしきれずにいると、最後はボックス内左のラウタロ・マルティネスが豪快にゴール左上に蹴り込み、値千金の先制点を記録した。 前がかりになったチリに対して、アルゼンチンはカウンターからラウタロ・マルティネスに絶好機が訪れたが、これは再三にわたってチームを救ってきたGKブラーボがまたもやブロック。試合はそのままタイムアップとなった。 グループ2連勝のアルゼンチンは、首位で決勝トーナメント進出が決定。チリは1分け1敗となり、最終節のカナダ代表戦に望みを託す形となった。 チリ 0-1 アルゼンチン 【アルゼンチン】 ラウタロ・マルティネス(後43) <span class="paragraph-title">【動画】メッシのCKから土壇場でラウタロが押し込みアルゼンチンが勝利!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%83%93%E3%83%87%E3%82%AA?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw"><a href="https://t.co/CkBLTvy1Vi">https://t.co/CkBLTvy1Vi</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%81%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%BC%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%B3?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#チリアルゼンチン</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%83%93%E3%83%87%E3%82%AA%E3%81%A7%E3%82%B3%E3%83%91%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#プライムビデオでコパアメリカ</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B3%E3%83%91%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#コパアメリカ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/CopaAmerica?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#CopaAmerica</a> <a href="https://t.co/zRkQ4nLfAL">pic.twitter.com/zRkQ4nLfAL</a></p>&mdash; 超ワールドサッカー (@ultrasoccer) <a href="https://twitter.com/ultrasoccer/status/1805798745952731452?ref_src=twsrc%5Etfw">June 26, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.26 12:10 Wed

デイビッド弾で10人のペルーを下したカナダが今大会初勝利!【コパ・アメリカ2024】

コパ・アメリカ2024グループA第2節のペルー代表vsカナダ代表が25日に行われ、0-1でカナダが勝利した。 3日前に行われた初戦でチリ代表とゴールレスドローで終えたペルーは、その試合のスタメンからアドビンクラをマルコス・ロペスに変更した以外は同じスタメンを採用。2トップにラパドゥーラとフローレスを据えた[3-5-2]の布陣で試合に臨んだ。 一方、アルゼンチン代表との初戦で完敗したカナダは、その試合からスタメンからブキャナンをラリアに変更した以外は同じスタメンを採用。[4-4-2]の布陣で2トップにラリンとデイビッドを並べた。 立ち上がりから一進一退の展開が続くと、28分に最初の決定機がペルーに生まれる。ボックス右手前から中央にカットインしたフローレスのラストパスをボックス左で受けたキスペがフリーでシュートを放ったが、これはGKクレポーが右手一本で弾き出した。 さらにペルーは、34分にもサンブラーノの左FKからゴール前に抜け出したラパドゥーラがヘディングシュートをゴールに叩き込んだが、これはVARの末にオフサイドと判定され、ゴールは取り消された。 その後も拮抗した状態が続くなか、前半終了間際には脱水症状と思われる状態でピッチに卒倒した副審のウンベルト・パンジョイ氏が担架で運ばれるアクシデントが発生。治療のため一時中断したが、試合はそのままゴールレスで前半を終了した。 迎えた後半、ペルーは早い時間に数的不利となる。55分、アラウホがボールをクリアした際に勢い余ってプレスをかけたシャッフェルバーグの左足をスパイクしてしまいイエローカード。これがオンフィールド・レビューの対象となると、レッドカードに変更され、退場処分となった。 その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すなか、先にスコアを動かしたのは数的優位のカナダ。74分、自陣でのボール奪取からラリンが素早く左サイドのスペースへスルーパスを送ると、駆け上がったシャッフェルバーグが逆サイドへダイレクトパスを供給。これを受けたデイビッドがドリブルでボックスないまで切り込み、冷静にゴール左隅にシュートを流し込んだ。 終盤にかけては1点を追うペルーが猛攻を仕掛けると、91分には中盤からのロングパスをボックス内でゲレーロが頭で繋ぐとクエバがボレーシュート。さらに95分には、バイタルエリア左で獲得FKをゲレーロが直接狙ったが、共にシュートはGKクレポーの好セーブに防がれた。 結局、試合はそのまま0-1でタイムアップ。デイビッドの決勝弾で10人のペルーを下したカナダが、今大会初勝利を飾った。 ペルー 0-1 カナダ 【カナダ】 ジョナサン・デイビッド(後29) 2024.06.26 09:20 Wed

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日本代表が初めて感じた世界の壁、ストライカーが認める“9番”ガブリエル・バティストゥータ

遡る事22年前──1998年の6月は日本サッカーが初めて世界を知った1カ月だった。 “ジョホールバル”の歓喜で初めてワールドカップの出場権を獲得した日本代表。プロリーグがスタートしてから初めて実感した世界のサッカーは、次元の違うものだった。 当時から攻撃力に秀でていた南米の雄・アルゼンチン代表がワールドカップ初戦の相手。日本はディフェンシブな布陣で臨んだが、一瞬の隙を突かれてやられた。 前半28分、クリアミスを拾われるとパスを繋がれる。現在はアトレティコ・マドリーで指揮を執るディエゴ・シメオネからの縦パスが入ったところで当時の10番・名波浩がアリエル・オルテガのスルーしたボールに対応できないと、これが絶妙なパスとなってしまい、そのままゴールを許してしまった。 日本代表のワールドカップの歴史に最初に名を刻んだ男。それが、アルゼンチン代表のエース、ガブリエル・バティストゥータだった。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">◆日本を沈めた“バティゴール” </div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/Batistuta_20201028_3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> フィオレンティーナでキャリアの全盛期を過ごしていたバティストゥータは、エースとして日本戦に先発出場。FWクラウディオ・ロペス、FWアリエル・オルテガとともに日本ゴールを脅かしていた。 そして日本に少し疲れが見え始めた28分にゴールを奪う。 名波が対応をミスしたボールを受けたバティストゥータは、飛び出してきたGK川口能活の上を通す冷静沈着なチップキックでゴールを決めた。 ゴール前でのこの落ち着きは、今の日本にも必要な要素。意図しないこぼれ球であったが、しっかりと胸トラップでコントロールし、名波のプレッシャー、川口の飛び出しにも冷静に対処した。まさに、ストライカーらしいゴールだった。 <div id="cws_ad">◆日本を沈めた“バティゴール” も!バティストゥータのゴール集<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJzTmlYUDBZeSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div><div style="text-align:center;" id="cws_ad"><hr><a href="https://web.ultra-soccer.jp/link.php?url=https://ryan.onelink.me/C7cD/1fb76a70&c=sega_20201028_1">バティストゥータ、サネッティ、ベロンが<br />「サカつくRTW」に登場!</a><hr></div><div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">◆フィレンツェの英雄</div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/Batistuta_20201028_2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 1988年に母国のニューウェルズ・オールドボーイズにてプロデビューを果たしたバティストゥータは、リーベル・プレートを経て加入したボカ・ジュニアーズで才能を一気に開花させる。 ここでの活躍からセリエAの強豪チームの1つであったフィオレンティーナへ加入。ロベルト・バッジョ氏の後釜としての加入だった彼に不信感を抱く者もいたが、デビュー戦となった1991年9月1日のユベントス戦でいきなりゴールを記録。その後も得点を量産し、フィオレンティーナの旗手としてチームを牽引し続けた。 1992-93シーズンにフィオレンティーナがまさかのセリエBに降格した際には、誰もがチームを離れる事を予想したが、バティストゥータはチームに残留。1年でのセリエA復帰に貢献するだけでなく、1994-95シーズンには26ゴールを挙げて得点王も獲得している。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">◆ローマで日本代表戦士と共に悲願のスクデット</div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/Batistuta_20201028_5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> しかし、フィオレンティーナでは本人の夢であるスクデット獲得には至らず、その夢を果たすため2000-01シーズンにローマへ電撃移籍。シーズン途中にケガでの離脱がありながら20得点を挙げる活躍を見せ、移籍1年目、そしてイタリア10年目にして祈願のスクデットを獲得した。 このシーズンは、前年の途中にペルージャから加入していた元日本代表MF中田英寿もローマに所属。フランチェスコ・トッティとのポジション争いもある中で、中田もスクデット獲得に貢献。1998年のフランスW杯で敵として黒星をつけた男と、2年後にはチームメイトになっていたのだから、中田の凄さも計り知れないところだ。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">◆ストライカーから認められる “ストライカー”</div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/Batistuta_20201028_4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> その後もローマでプレーしたバティストゥータだが、2002-03シーズン途中、ローマにて出場機会を失いつつあった彼はインテルへレンタル移籍。母国の後輩であり、ケガで離脱していたFWエルナン・クレスポの穴埋めと期待されたが、12試合で2ゴールと期待された結果を残せず。翌シーズンにはカタールのアル・アラビへと完全移籍。2005年3月に現役を退いた。 アルゼンチンに収まらず、1990年代最高のストライカーの1人であったバティストゥータだが、その姿は現代で活躍するストライカーたちの目にも焼き付いている。 ウルグアイが誇る現代屈指のストライカーであるFWルイス・スアレス(アトレティコ・マドリー)は、バティストゥータの同胞フアン・パブロ・ソリンとのインタビューでその強烈な憧れを明かしている。 「子供の頃からアイドルだったということを伝えたい。あなたは私が今まで見たサッカー選手の中で最も偉大な存在だった。子供の頃から真似してみたけど、だからこそ憧れてしまう。あなたは私にとってアイドルです」 さらには、ウルグアイ代表でスアレスの相棒であるFWエディンソン・カバーニ(マンチェスター・ユナイテッド)もバティストゥータに憧れを抱いた1人だ。 「昔から憧れているストライカーを1人選ばなければならないのなら、バティストゥータを選ぶよ。フィオレンティーナの9番を背負った彼は最強だった。9番は特別な数字で得点を挙げる人間を表す。よく似合っていた」 破壊的な右足とヘディングに高い決定力を備え、どこからでもゴールを貪欲に狙う姿勢。最もゴールにこだわり、ゴールを決めてきたバティストゥータこそ、"9番”の象徴であり、“ストライカー”の神髄と呼べる存在だった。 <div style="text-align:left;" id="cws_ad"><hr>日本代表を沈める“バティゴール”を決めた1990年代最高のストライカーの一人であるバティストゥータが、大人気スポーツ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド』(サカつくRTW)に登場!<br /><br />さらに日本戦にもフル出場していたMFファン・セバスティアン・ベロンとDFハビエル・サネッティも同時に登場している。『サカつくRTW』で“バティゴール”を観たい方は是非一度チェックしよう。</div><hr> 2020.10.30 15:30 Fri
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「僕らは夢見た2人の子どもだった」 同い年カバーニの代表引退に盟友スアレスがメッセージ…「すべてに感謝する」

ボカ・ジュニアーズFWエディンソン・カバーニのウルグアイ代表引退に長らく共闘のインテル・マイアミFWルイス・スアレスが反応した。 2人は近年のウルグアイで自慢の攻撃陣を引っ張る存在で、ディエゴ・フォルラン氏が引退してからも長らく中心に。代表歴代得点数では最多68ゴールのスアレスに次いで、カバーニも2位の58ゴールをマークしている。 来るコパ・アメリカ2024の予備登録メンバーに入るカバーニだが、代表からの引退を表明。驚きが走ったなか、同い年のスアレスは自身のインスタグラムにカバーニとハグする姿の写真をアップ。労いのメッセージを送った。 「最初のゴールを一緒に祝ったとき、僕らはこの国をトップに押し上げるのを夢見た2人の子どもだった。その子どもたちは成長し、親愛なるチームを守るためにユニークかつ再現不可能な経験をした」 「悲しみも、喜びもあったけど、僕らはいつだって同じ目標を見据えた。それはウルグアイが勝利し、国旗を掲げることだ」 「君の名前は僕らのフットボールと国の歴史に刻まれることだろう。ウルグアイ人のカバーニとして、君が代表のために尽くしてくれたことのすべてに感謝する。成功を祈っている。ウルグアイ、万歳!」 2024.06.01 12:40 Sat
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ビエルサ率いる新生ウルグアイ代表が発表! 主力招集外で若手中心スカッドに《国際親善試合》

ウルグアイサッカー連盟(AUF)は3日、国際親善試合に臨むウルグアイ代表メンバーを発表した。 カタール・ワールドカップ(W杯)終了後にディエゴ・アロンソ前監督が退任し、先日にマルセロ・ビエルサ新監督を招へいした新生ウルグアイ。 そのエル・ロコの初陣となる今回のインターナショナルマッチウィークでは、U-20ワールドカップに出場中の選手を含め31名を招集。 DFホセ・マリア・ヒメネス(アトレティコ・マドリー)、GKフェルナンド・ムスレラ(ガラタサライ)、FWエディンソン・カバーニ(バレンシア)、DFディエゴ・ゴディン(ベレス・サルスフィエルド)ら出場停止中のベテランが引き続き不在となったほか、MFフェデリコ・バルベルデ(レアル・マドリー)やDFロナルド・アラウホ(バルセロナ)、FWダルウィン・ヌニェス(リバプール)も招集外に。 その中でMFマティアス・ベシーノやMFファクンド・ペリストリ、DFマティアス・ビニャ、FWディエゴ・ロッシらが若手と共に招集されている。 ウルグアイは14日にニカラグア代表と、20日にキューバ代表と対戦する。今回発表されたウルグアイ代表メンバーは以下の通り。 ◆ウルグアイ代表メンバー GK フランコ・イスラエル(スポルティングCP/ポルトガル) セルヒオ・ロチェ(ナシオナル) サンティアゴ・メレ(クルブ・アトレティコ・ウニオン/アルゼンチン) ランダル・ロドリゲス(ペニャロール DF セバスティアン・ボセッリ(ディフェンソール) マテオ・ポンテ(ダヌビオ) セバスティアン・カセレス(クラブ・アメリカ/メキシコ) ホセ・ルイス・ロドリゲス(ヴァスコ・ダ・ガマ/ブラジル) マウリシオ・レモス(アトレチコ・ミネイロ/ブラジル) ブルーノ・メンデス(コリンチャンス/ブラジル) マティアス・ビニャ(ボーンマス/イングランド) ホアキン・ピケレス(パウメイラス/ブラジル) ギジェルモ・バレラ(フラメンゴ/ブラジル) ファクンド・ゴンサレス(バレンシア・メスタージャ/スペイン) ルーカス・オラサ(バジャドリー/スペイン) MF ファブリシオ・ディアス(リベルプール) マクシミリアーノ・アラウホ(トルーカ/メキシコ) マティアス・ベシーノ(ラツィオ/イタリア) フェリペ・カルバージョ(グレミオ/ブラジル) エミリアーノ・マルティネス(ミッティラン/デンマーク) ファクンド・ペリストリ(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) ロドリゴ・サラサール(シャルケ/ドイツ) FW ディエゴ・ロッシ(フェネルバフチェ/トルコ) ファクンド・トーレス(オーランド・シティ/アメリカ) アグスティン・カノッビオ(アトレチコ・パラナエンセ/ブラジル) ティアゴ・ボルバス(レッドブル・ブラガンチーノ/ブラジル) ブリアン・ロドリゲス(クラブ・アメリカ/メキシコ) フェデリコ・ビニャス(クラブ・アメリカ/メキシコ) ルシアーノ・ロドリゲス(リベルプール) アンデルソン・ドゥアルテ(ディフェンソール) マティアス・アレソ(ペニャロール) 2023.06.03 23:58 Sat
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ボカ・ジュニアーズのFWエディンソン・カバーニ(37)が30日、自身のインスタグラムでウルグアイ代表からの引退を発表した。 「間違いなく美しい時間だった。言いたいこと、伝えたいこと、思い出したいことはたくさんあるが、今はクラブのキャリアに専念し、自分が居るべき場所で全てを捧げたい」 こう綴ったカバーニは2008年2月にウルグアイ代表デビュー。これまで136試合出場58ゴールを挙げた。ワールドカップ(W杯)には4大会連続出場。17試合出場で5ゴールをマークした。2010年南アフリカW杯ではFWルイス・スアレス、FWディエゴ・フォルランと共に強力な前線を形成し、ベスト4進出に貢献していた。 またコパ・アメリカでは2011年に優勝を経験していた。 2024.05.31 08:00 Fri
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イブラヒモビッチはカバーニが大嫌い? 元同僚が暴露

チームメイトに嫌われいたという証言も出た元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチだが、自身も嫌いなチームメイトがいたようだ。イギリス『メトロ』が報じている。 キャリアを通して多くのビッグクラブで活躍したイブラヒモビッチ。マルメ、アヤックス、ユベントス、インテル、バルセロナ、ミラン、パリ・サンジェルマン(PSG)、LAギャラクシーと多くの国でプレーした。 <div style="margin:0 auto; min-width:300px; " id="cws_ad"><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiIxQk53bmM0UyIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div> 強烈なパーソナリティを持ちながらもワールドクラスの実力で周りを黙らせてきたイブラヒモビッチだったが、2シーズンを過ごしたLAギャラクシーではチームと上手くいっていなかったとの証言が出るなど、人間関係の部分では必ずしも良好な関係ばかりというわけではないことが明かされていた。 イブラヒモビッチのLAギャラクシー時代のチームメイトで、元フランス代表DFのミカエル・シアニがフランス『RMC Sport』の番組内でイブラヒモビッチとの会話についてコメント。PSG時代の同僚であるウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニのことが大嫌いだったと話していたことを明かした。 「もしカバーニと仲良くしている選手がいたらイブラはそれをよく思わなかった。イブラと仲良くするか、対立するかのどちらかだった」 「PSGでローラン・ブラン監督とは全て上手くいっていたと話していたが、仲良くなれなかった唯一の選手がカバーニだった」 「彼はキャリアを通して3、4人のチームメイトしか嫌いではなかったが、カバーニはその1人だと言っていた」 カバーニがなぜそこまで嫌われてしまったのか気になるところだが、カバーニ本人は少なくとも公の場ではイブラヒモビッチに敬意を示している。イブラヒモビッチがPSGを退団した後の2017年に、カバーニはインタビューの中で、共にプレーすることで多くのことを学んだとして「彼は偉大な選手」と称賛していた。 しかし、カバーニがPSGに加入した当初の2013年のインタビューではイブラヒモビッチとのピッチ上での関係について「他の選手と関係を築くよりも難しい」と話すなど、少し苦労していたことも明かしていた。敵も味方も多いのはスターの証かもしれない。 2020.05.08 18:30 Fri

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5大会ぶり制覇目指すウルグアイがパナマに快勝! M・アラウホの美弾にヌニェスらが追加点【コパ・アメリカ2024】

24日(現地時間23日)、コパ・アメリカ2024グループC第1節のウルグアイ代表vsパナマ代表がハードロック・スタジアムで行われ、3-1でウルグアイが勝利した。 5大会ぶり16度目の優勝を目指すマルセロ・ビエルサ監督率いるウルグアイは、前回大会でベスト8。2026ワールドカップ(W杯)・南米予選で4勝1分け1敗と好成績を残しているなか、コパ・アメリカ初戦でダルウィン・ヌニェスやフェデリコ・バルベルデ、ロナルド・アラウホらが順当に先発した。 一方、北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)組のパナマは、2023年のCONCACAFゴールドカップで準優勝。2度目のW杯出場を目指して戦っている北中米カリブ海2次予選でも2戦2勝と好発進のなか、ホセ・ファハルドを最前線に置く[5-4-1]で臨んだ。 立ち上がりから主導権を握るウルグアイは、早速ジョルジアン・デ・アラスカエタがオープニングシュート。対するパナマも防戦一方ではなく、右サイドの崩しからクリスチャン・マルティネスがCKを獲得していく。 押し込むウルグアイはア14分、ファクンド・ペリストリの右クロスにマクシミリアーノ・アラウホが合わせるも、シュートはわずかに左へ外れた。 その2分後、マクシミリアーノ・アラウホが今度こそゴールを決める。ボックス左手前でボールを持つと、左足でコントロールショット。右サイドネットに突き刺さる鮮やかな一撃が決まった。 これに続けとばかりにヌニェスも右足を振っていくが、パンチのあるシュートはGKの正面。29分にはカウンターからバルベルデが右サイドを駆け上がり、中央へクロスを送るも、合わせたヌニェスのシュートはまたも正面を突いた。 その後も攻勢のウルグアイだったが、チャンスを活かしきれないまま前半終了。追加点はなく1-0で試合を折り返した。 ウルグアイはロナルド・アラウホをホセ・マリア・ヒメネスに代えて後半へ。開始直後、またもヌニェスがチャンスを迎えるが、高い打点のヘディングシュートは枠の右に外れた。 追いかけるパナマは59分、左CKのクリアボールにホセ・ルイス・ロドリゲスが反応。トラップから左足で狙ったシュートはGKセルヒオ・ロチェに防がれる。 パナマペースで試合が進むなか、流れを取り戻したいウルグアイは60分にさらに2枚替え。ニコラス・デ・ラ・クルスとセバスティアン・カセレスを投入する。 両チーム共に激しい球際の戦いを繰り広げながら試合は終盤へ。すると85分、ウルグアイにようやく追加点が生まれる。 デ・ラ・クルスが右サイドからクロスを上げると、マクシミリアーノ・アラウホが競ったボールに反応したのはヌニェス。左足ボレーを叩き込み、ついに得点を記録した。 さらに後半アディショナルタイム、ウルグアイが右サイドでFKを得ると、マティアス・ピーニャがニアでクロスに合わせて3点目をゲット。その3分後、パナマはミカエル・アミル・ムリージョが右ポケットでの切り返しから1点を返すが、反撃はここまで。3得点のウルグアイが初戦を白星で終えた。 ウルグアイ代表 3-1 パナマ代表 【ウルグアイ】 マクシミリアーノ・アラウホ(前16) ダルウィン・ヌニェス(後40) マティアス・ピーニャ(後45+1) 【パナマ】 ミカエル・アミル・ムリージョ(後45+3) 2024.06.24 12:08 Mon
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20日に開幕するコパ・アメリカ、『Prime Video』が独占ライブ配信! アルゼンチン&ブラジルの試合に決勝Tの全14試合が視聴可能に

6月20日に開幕するコパ・アメリカ。6日、『Amazon Prime Video(プライムビデオ)』が配信することを発表した。 今大会はアメリカで開催され、2016年に行われたコパ・アメリカ・センテナリオ以来。南米の10カ国に加え、北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)に所属する6カ国も参加。16カ国にて争われる。 『Prime Video』は、アルゼンチン代表、ブラジル代表の試合に加え、決勝トーナメント全試合の合計14試合を独占ライブ配信。見逃し配信も行われる。また、この独占ライブ配信はAmazonプライム特典として利用可能。プライム会員は、お急ぎ便やお届け日時指定便などの迅速で便利な配送特典を追加料金なしで無制限に利用できる。 『Prime Video』では、これまで『Prime Video Presents Live Boxing』としてボクシングのビッグマッチや野球の『2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™』といったスポーツの人気コンテンツをライブ配信。今回、世界で最も古いサッカーのナショナルチームによる大陸選手権大会である『コパ・アメリカ USA 2024』の配信によって、『Prime Video』のスポーツラインアップに新たにサッカーを加えることになる。 2021年にはブラジルで開催されたコパ・アメリカ。アルゼンチン代表が15度目の優勝を果たし、リオネル・メッシにとっては悲願の代表での初タイトルとなっていた。 今回の独占ライブ配信決定を受け、プライム・ビデオ ジャパンカントリーマネージャーである児玉隆志がコメントしている。 「今回、『コパ・アメリカUSA 2024』をPrime Videoで日本の皆様にお届けできることを大変うれしく思っています。これまでPrime Videoでは、ボクシングの世界タイトルマッチや野球の『2023 WBC』など、世界的なスポーツのコンテンツを配信してきました」 「今回、そのラインアップに歴史あるサッカーの大陸選手権大会である『コパ・アメリカ USA 2024』が加わることは非常に光栄なことだと感じています」 「世界王者であるアルゼンチン代表やスター軍団のブラジル代表をはじめ、最多タイの優勝回数を誇るウルグアイ代表や近年力をつけている北米の各国など、世界的な強豪国のチームがそれぞれの威信をかけた本気の戦いを繰り広げます。ぜひこの夏はPrime Videoで世界最高レベルのサッカーをお楽しみください」 2024.06.06 15:55 Thu
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「みんな同じに見える」ソン・フンミンへの差別発言をチームメイトが謝罪…ウルグアイ代表MF「酷いジョークだった」

トッテナムのウルグアイ代表MFロドリゴ・ベンタンクールが、韓国代表FWソン・フンミンに対する人種差別発言を謝罪した。 2022年1月にユベントスからトッテナムに加入したベンタンクール。2023-24シーズンはプレミアリーグで23試合に出場し1ゴールを記録していた。 そのベンタンクールはウルグアイ『Canal 10』の番組「Por La Camiseta」に出演。司会者のラファ・コテロ氏から選手のユニフォームを求められたが、その際の反応が問題となった。 ベンタンクールは「ソニーの?みんな同じように見えるから、ソニーの従兄弟かもしれないよ」とコメント。韓国人は似たような顔をしているからというジョークを口にしたつもりだった。 しかし、この動画がSNSで拡散されると、人種差別的な発言だと大炎上。ベンタンクールは、自身のインスタグラムのストーリーズで騒動を謝罪した。 「ブラザー、ソニー。起こってしまったことに謝罪する。あれはただの酷いジョークだった」 「僕が君を愛していることは知っていると思うし、君や他の誰かを軽視したり、傷つけたりすることは絶対にない!愛しているよ、ブラザー」 ベンタンクールは軽はずみな発言をしてしまったが、思わぬ炎上で謝罪。ただ、これに対してソン・フンミンは返事を送っていない。 2024.06.15 21:55 Sat
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「僕らは夢見た2人の子どもだった」 同い年カバーニの代表引退に盟友スアレスがメッセージ…「すべてに感謝する」

ボカ・ジュニアーズFWエディンソン・カバーニのウルグアイ代表引退に長らく共闘のインテル・マイアミFWルイス・スアレスが反応した。 2人は近年のウルグアイで自慢の攻撃陣を引っ張る存在で、ディエゴ・フォルラン氏が引退してからも長らく中心に。代表歴代得点数では最多68ゴールのスアレスに次いで、カバーニも2位の58ゴールをマークしている。 来るコパ・アメリカ2024の予備登録メンバーに入るカバーニだが、代表からの引退を表明。驚きが走ったなか、同い年のスアレスは自身のインスタグラムにカバーニとハグする姿の写真をアップ。労いのメッセージを送った。 「最初のゴールを一緒に祝ったとき、僕らはこの国をトップに押し上げるのを夢見た2人の子どもだった。その子どもたちは成長し、親愛なるチームを守るためにユニークかつ再現不可能な経験をした」 「悲しみも、喜びもあったけど、僕らはいつだって同じ目標を見据えた。それはウルグアイが勝利し、国旗を掲げることだ」 「君の名前は僕らのフットボールと国の歴史に刻まれることだろう。ウルグアイ人のカバーニとして、君が代表のために尽くしてくれたことのすべてに感謝する。成功を祈っている。ウルグアイ、万歳!」 2024.06.01 12:40 Sat
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ウルグアイ代表メンバーが発表!スアレスやヌニェス、バルベルデらを順当に選出【コパ・アメリカ2024】

ウルグアイサッカー連盟(AUF)は8日、コパ・アメリカ2024に臨むウルグアイ代表メンバー26名を発表した。 5大会ぶり16度目の優勝を目指すマルセロ・ビエルサ監督率いるウルグアイ。 今回の招集メンバーには、FWルイス・スアレスやFWダルウィン・ヌニェス、MFフェデリコ・バルベルデ、MFロドリゴ・ベンタンクール、DFホセ・マリア・ヒメネス、DFロナルド・アラウホら主力を順当に選出した。 ウルグアイはグループCに入り、アメリカ代表、パナマ代表、ボリビア代表と同居。初戦は24日にボリビアと対戦する。今回発表されたウルグアイ代表メンバーは以下の通り。 ◆ウルグアイ代表メンバー GK セルヒオ・ロチェ(インテルナシオナル/ブラジル) サンティアゴ・メレ(アトレティコ・ジュニオール/コロンビア) フランコ・イスラエル(スポルティングCP/ポルトガル) DF ギジェルモ・バレラ(フラメンゴ/ブラジル) マティアス・ビーニャ(フラメンゴ/ブラジル) セバスティアン・カセレス(クラブ・アメリカ/メキシコ) ニコラス・マリシャル(ディナモ・モスクワ/ロシア) ルーカス・オラサ(FCクラスノダール/ロシア) マティアス・オリベラ(ナポリ/イタリア) ナイタン・ナンデス(カリアリ/イタリア) ホセ・マリア・ヒメネス(アトレティコ・マドリー/スペイン) ロナルド・アラウホ(バルセロナ/スペイン) MF ニコラス・デ・ラ・クルス(フラメンゴ/ブラジル) ジョルジアン・デ・アラスカエタ(フラメンゴ/ブラジル) アグスティン・カノッビオ(アトレチコ・パラナエンセ/ブラジル) エミリアーノ・マルティネス(ミッティラン/デンマーク) マヌエル・ウガルテ(パリ・サンジェルマン/フランス) ロドリゴ・ベンタンクール(トッテナム/イングランド) フェデリコ・バルベルデ(レアル・マドリー/スペイン) FW ダルウィン・ヌニェス(リバプール/イングランド) ファクンド・ペリストリ(グラナダ/スペイン) ブリアン・オカンポ(カディス/スペイン) ルイス・スアレス(インテル・マイアミ/アメリカ) クリスティアン・オリベラ(ロサンゼルスFC/アメリカ) マクシミリアーノ・アラウホ(トルーカ/メキシコ) ブライアン・ロドリゲス(クラブ・アメリカ/メキシコ) 2024.06.09 07:10 Sun

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